November 30, 2006

本日の「あたりまえじゃん」


P012s.JPG

November 29, 2006

量子力学とコーポレートガバナンス

旬刊商事法務の最新号の巻頭の特集、「企業統治とソフト・ロー」のゲストスピーカーの方のお名前を見ていたら、お2人のうち1人は、ドイツの「マックスプランク・インスティチュート(Max Planck Institute)」の教授、とのこと。

マックスプランク研究所って、名前からして量子力学の研究所かと思ってたんですが、法学を含む非常に幅広い領域を研究されてるんですね。(不勉強ながら存じませんでした。下記URL参照。)

Research Fields (the Max Planck Society) http://www.mpg.de/english/researchFields/index.html


(「ノーベル賞が爆薬に関する研究だけに与えられるもんではないのと同じ」、と考えれば納得ではあります。)

(ではまた。)

November 28, 2006

小規模事業者へのブログの影響力

うちの奥さんと白金台の裏路地で見つけたレストランでランチをしたお話。

民家を改造して、こじゃれた和風の作りになってるレストランで、内装・外装や小物などもなかなか楽しませていただき、サービスや笑顔もいいし、価格も千円台。自然食な感じで結構おいしかったなあ、と私ら夫婦は思ったわけです。帰ってから店の名前でググって見たところ、検索結果の上から3番目に匿名の食べ歩きブログがあって、そこには、写真や文章で詳細に料理やインテリアを紹介した後、決めぜりふとして、

そんなにおいしくない。
値段ばかり高くて中途半端でアタマに来る。(大意。)

との評が。

値段や味についての感じ方は人それぞれなので、もちろんブログを書いた方を責めているわけではありません。が、大企業ならともかく、ちまたの一個人経営的レストランにとっては、そういう評がGoogleの検索結果で一番上に来ちゃうのは、致命的打撃なのも確かでしょう。

平日の雨上がりで、それほど人通りが多くない道に面していることもあるかも知れませんが、ランチタイムなのにお客さんが他に2人くらいしかいなかったという状況がネットもかなり影響しているのかも知れないと考えると、非常に恐ろしいというか かわいそうというか。

私はそれなりにうまかったと思うし、その評を読む前は、「もう一回、行ってもいいかな」モードだったわけですが、「そんなにおいしくない」と言われてしまうと、実際のところ、もう一回行く気はかなり減退いたします。

結構うまかったとは思いますが、千円台のメシで「人生観が変わるほどうまい」はずもないわけで、ムキになっても理論的な反論はできないですし、他の人もコメントを書きづらいはず。
となると、最初に詳細にコメントを書いた人やGoogleのpage rankの高い人の意見が、ネット上で、いつまでも表示され続けることになる可能性は高い。(特に、客数の多い大通り沿いの店というよりも、レピュテーション勝負の路地裏系の店。)

(また、そうした意見をヘタに「コントロール」しようとすると、ネット上で「炎上」するリスクもあります。)

「そういう、アンコントローラブルかつ事前予測不能なのがconsumer generatedなmediaの特性なのだ。」、と言うのは たやすいですが、有名な料理評論家に酷評されるならまだしも、どこの誰ともわからない人のブログの意見で客足が減るのでは、自分の店を持つのが夢で、こつこつ資金を貯めて多額の投資をして後戻りできないような店主は、泣いても泣ききれないですよねえ・・・・・・てなことを思いました。

(ではまた。)

November 27, 2006

証券化でなぜ調達コストが下がるのか?(ソフトバンクのモバイル事業証券化)

10日も経っていて非常に遅レスで恐縮ですが、ソフトバンクさんのモバイル事業証券化の詳細が17日にリリースされていたので、備忘メモ。

移動体通信事業のリファイナンスに係る取締役会決議のお知らせ
http://www.softbank.co.jp/news/release/2006/061117_0001.html

SBM_shoken_ka.gif
(出所:同リリース、クリックで拡大ページに飛びます。)


詳細はさておき、ブログ等で、

実態は変わらないのに、スキームを変えただけで金利が安くなるわけが無い。(ソフトバンクは、どこか他の部分で”損”してるはず。)

というようなことを書いてらっしゃる方もいらっしゃるようです。


以下、ソフトバンクさんから離れて一般論として、ですが:

証券化すると(何も失わずに)調達コストが下がるということは非常に一般的に見られる現象かと思います。

細かい説明はさておき、簡単に図示すると、


image002.gif

といったように、返済の優先順位に差をつけた場合、最も優先順位が高い部分は、相当高い確率で資金が返ってくるので、最高の格付けを得ることが出来て、金利は安くなる。
このため、加重平均したコストは、優先順位に差をつけずに「ドンブリ」で(いざ破綻した場合、他の債権者と横並びで)借りる場合に比べて、加重平均で安くなりえます。

つまり、マグロでも、身を全部ミンチにして売るよりは、「大トロ」「中トロ」「赤味」「中落ち」等、部位に分けて販売したほうが、一匹(本)合計で考えると高く売れるのと同じ(と言えるかも)。

例えば、5億円借りるといった(少額の)場合には、「コハダ」みたいなもんで、各部位に分ける手間の方が大変なので、部位に分けて売られることは無いし、買う需要もないわけです。しかし、100億円単位の資金ともなると、話は別。特に、ソフトバンクの場合、1.45兆円という「超巨大マグロ」ですので、「切り分け」の手間は誰でも喜んでやりたいところでしょう。
(事務コスト1.45億円かけて1ベーシス(0.01%)にしかならないわけなので。)

(ではまた。)

November 24, 2006

ロケフリ普及中?

某大手広告代理店にお伺いして会議室でパソコンを立ち上げたところ、ソニーのロケフリの電波が飛んでいるのを発見。しかも2つも。
(ロケフリは、無線LANの管理画面で、SSIDが「LocationFree.00XXXXXXXXXX」と表示されます。)

ロケフリって、なんとなく「テレビの敵」で「代理店出入り禁止」的なイメージがありましたので、ちょっと意外。何にどうやって使ってるのか、興味津々であります。

HDDビデオを遠隔操作してプレゼンに使うにしてはまどろっこしいでしょうから、今やってる東京地方のテレビをリアルタイムでパソコンで見る、というシンプルな使い方でしょうか。それとも、地方の支社にも、それぞれロケフリが置いてあって、CMのオンエア状況等を適時モニタリングしてらっしゃるのか。(←それは便利かも。)

(ではまた。)

November 22, 2006

ネット・エコノミー解体新書 第8回「携帯電話−巨人たちの戦い(後編)」

日経BPさんのサイトで書いている、「ネット・エコノミー解体新書」の第8回、「携帯電話−巨人たちの戦い(後編)」がアップされました。


http://www.nikkeibp.co.jp/netmarketing/column/economy/061122_softbank/


前回に引き続き、ソフトバンクの参入で、今後どのような競争が展開されるか、興味しんしんの携帯電話市場を、財務的な観点から追ってます。

前回は、ソフトバンクによるボーダフォン日本法人の買収のスキームと、その買収がソフトバンク本体に与える財務的インパクトはどの程度なのか、というところを見てみましたが、今回は、その財務構造で、DoCoMo、auといったライバルと競争すると、どうなる?、というところを書いてます。

この日経BPでの連載、おかげさまで、「NikkeiBP net/NET Marketing」の人気記事ランキングで毎回1位をいただいてますが、日経BPの方によると、「日経BPのサイト全体でも、このシリーズ以上のアクセスを集める記事はほとんど無い」とのことで、ありがたい限りであります。<(_ _)>

まあ、多少ヨイショが入ってると思いますので、こちらもヨイショ データを。
Alexaで見てみると、(IT系の記事が多いので、Alexaでの表示は有利そうですが)、有力新聞に比べても、日経BPさんのトラフィック(リーチ)は右上がりで調子よさそうざんす、の図、であります。

nikkeibp_alexa.png


(ではまた。)

November 20, 2006

スカイラインのブロガー向け発表会に行ってきた

日産自動車の方から、「スカイラインのブロガー向け発表会をやるので、ぜひ来てください」と、ご案内をいただきまして。

世の中、おかげさまでというか(私が、おかげさまでというのもヘンですが)、ブログがマスメディア以外の媒体として重視されてきており、アメリカでは政府の記者会見でもブロガー席が用意されていたりするようで、その動向にはかねがね非常に注目しておりました。

とはいえ、政党とか労働組合団体の方からお誘いいただいても、本業からかけ離れていることもあり、ちょっとナニなので、今まで出席してこなかったんですが、今回、「粗品ではございますが、お土産もご用意しております」とのことでしたので、ソレにつられて(笑)出席することに。

I_0455s.JPG

場所は、銀座の日産本社ビルのギャラリー。
別の日産方面の方に伺ったところ、「ずいぶんと気合いの入らない場所ですねえ。普通、発表会ってホテルとかじゃない?」とのことでしたが、いえいえ、なかなかきれいなショールームでしたし。マスコミ向け等はホテルでやったのかも知れませんが。


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前のスカイラインのどんよりしたお目々と違って、ギラついた「ワルい」香りがするヘッドライトに。


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テールランプも、昔のスカイラインのイメージを復活させた、(んじゃないかと)。


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きれいなおねえさんたちに、受付でお出迎えいただく。
「同伴者一名可」で、うちの奥さんを連れて入場しましたので、あまりシゲシゲと眺めたわけではございません。


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ブロガー向け発表会だけあって、「無線LANをお使いでしたら、どうぞお使いください」と、日本テレコムの無線LANのID・パスワードが書かれたカードをくれました。気が利くなあと思って、つないでみたら、今時めずらしい?「10Mbps」。

(当然、大丈夫だとは思いますが)セキュリティがどうなってるのかよくわかんないし、パスワードやらなんやら入れるのめんどくさいし、パソコンにささっているFOMAのカードでも今や3.6Mbpsも出る時代なので、使うのやめました。


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マスコミの方も取材されてました。
会場では、2名ほど有名ブロガーの方とお会いしたんですが、他に知ってる方がいらっしゃったかどうかは不明。


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開発コンセプトを熱く語る開発責任者の大澤氏


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そして、今回の最大のサプライズは、「リカちゃん」が、日産自動車の新入社員として広報・IR部に配属され、今回のイベントでデビューを飾った、ということでありましょうか。


取材に来ていた「ガイアの夜明け」の記者の方に、インタビューされたので、

IR部門に配属されるというところが、今風ですねえ。

てなことを答えておきましたが、後でよくリリースを見直したら、「広報・IR部」、とあるので、リカちゃんとしては、どちらかというと広報っぽい場面に登場するんでしょうね。
(「日産自動車の財務戦略について熱く語るリカちゃん」、というのも、ぜひ、見てみたい気もします。)

−−−

さて、肝心のスカイラインについて。

日産の方も説明されてましたが、「ミニバンと軽自動車ばかりが売れる世の中だが、走る喜びも追求したい」というのは、ものづくりする開発者の気持ちとして非常によくわかります。また、私がスカイラインに乗っていた20数年前は、確かにスカイラインが最も「トガった」車の一つであったことも間違いないかと思います。

一方で、展示車に乗り込んでみたら、今やミニバンを見なれてしまった目には、「後席、狭っ!」という感じにしか映らず、4人で乗るにはちょっとナニですし、ホントに走りを楽しみたいというなら、2シーターの車を2台目として購入した方がいいんではないか、という気も。
(そもそも、「走る喜び」は、試乗させてくんないとわからん。)

でも、日本だと駐車スペースの関係で車2台というのがキツいとすると、一応、後席もあって走っても楽しい、というのは、現実的な路線なのかも知れません。
(ただそれは、少なくとも「トガって」はいない、ですね。)

でも、退職金が入った団塊の世代のおじさま達には、結構「現実的な」選択肢としてウケたりするのかも知れません。

−−−

さて、

GT-Rは出るんですよね?

というのが、みなさんの最も聞きたい質問の一つだったんじゃないかと思います。(会場のみなさんの頭の上に、フキダシが出てました。)
が、今回のイベントでは質問コーナーは無し。(マスコミ向けの発表会も、質問コーナー無しなんでしょうか?)

エンジンのカットモデルを説明する日産社員の方に、
「GT-Rが出るかどうかって、聞いても答えてもらえない・・・んですよねえ?」
と、質問したところ、
「はい、答えられないんですよ・・・えへへへへ」
と、予想されたとおりの答えが。

(その満面の笑みは、「これからGT-Rも出るんだぞ」という意味であると、勝手に解釈させていただきました。<(_ _)>)

−−−

私、20数年前の学生時代に杉並のガソリンスタンドでバイトをしていて、スカイライン(ケンメリ)の中古に乗っておりました
そのガソリンスタンドは、荻窪の青梅街道沿いの日産の工場と契約があったので、ときどき、トラックで200リットル入りの灯油のドラム缶を何本か、荻窪工場まで運んでました。

入り口で、カメラを持ち込んでないかどうかチェックされた後、構内に入ると、工場の大型のドアが開いた隙間から、製造中のロケットの胴体が見えたりする工場で。(そう、当時はそこでロケット作ってたんです。元中島飛行機の東京工場。戦時中は、零戦作っていたんじゃないかと。)

そんなある日、スカイラインが工場構内を走ってたんですが、そのスカイライン、ボンネットを布で覆ってあって、加速すると「ヒュイーン」と音がする・・・。

「あっ、ターボだ!スカイラインのターボが出るんだ!」

と思いましたら、数ヶ月後にやっぱりスカイラインターボが出ましたねえ。
その時以来のワクワク感であります。


また、その時が、私が生まれて初めて企業の「インサイダー情報」に触れた瞬間だったかも知れません。(笑)

注1:当時(1980年代初め)は明示的なインサイダー取引規制はまだありませんでしたが、今の証券取引法でいくと、第166条第2項第1項カ、あたりでしょうか。ただし、「会社関係者の特定有価証券等の取引規制に関する内閣府令」第一条の二第八項の軽微基準に該当する可能性も。
注2:また、工場内で見かけたというのは、証券取引法第166条第1項第4項の「当該上場会社等と契約を締結している者(略) 当該契約の締結若しくはその交渉又は履行に関し知つたとき。」に該当するんでしょうか。
注3:もちろん、当時、株を買おうなんてことも思いつかなかったし、そもそも株を買う金もありませんでした。


−−−

ということで、呼んでいただいても、こんなアホな話しか書けませんが、またGT-Rでも出たら呼んで頂ければ幸いです。>日産の方。


(ではまた。)

November 17, 2006

もこみち(2)

kimutaxさん、コメントどうもです。

今、ふと気づいたんですが、auのCM;

moko_au.jpg


で、「お客様満足主義で行こう」と、顧客満足度No.1を打ち出しているのに、
そのBGMで、


♪ I can get no
♪ satisfaction


と歌ってる、というのは、いったいどう理解すればいいのでしょうか。
(他社のサービスを攻撃している、ということでしょうか?)


(追記 11:00)

Googleで検索すると、

I can't get no satisfaction


の方がはるかに該当数が多いので、こっちの方が正しそうですね。
つまり、二重否定なんですね・・・。お恥ずかしながら、長年ずっと誤解してました・・・。


(さらに追記11:10)
ネット上のいろんな方のご意見を読むと、これは、否定の意味をさらに強めるための強調なんだ、というご意見も多く・・・。
(アフリカ系の方など)、「I don't have nothing」等、否定を強めるために二重否定する、という話を聞いたこともあり。
ストーンズの歌詞を読むと、やはり、「満足している」という文脈ではないように思えます。


(ではまた。)

November 16, 2006

もこみちな朝

泊まり明けで丸の内仲通りに出てみたら、大量のエキストラを使った撮影に遭遇。


P6s1.JPG


人だかりもすごいので、誰が出てるのかと思ったら、もこみち氏でありました。(赤矢印部参照。)


P6s2.JPG

November 13, 2006

I love watching sequels!

(↑シュワちゃんの声で)

全部揃ってから見ないと、禁断症状で仕事が手に付かなくなること必至だったので、広告やコンビニでのDVD第1話分だけの特価販売など、ありとあらゆる悪魔の誘惑を断ち切ってまいりましたが、ついに、ビデオ屋に「24(Twenty-Four) シーズンV」が全巻、勢ぞろい。

週末の間にカタを付ける予定でございましたが、結局、20時間目まで見て、(ビデオ屋の返却後未陳列の山まで店員のおねえさんに探していただくというナリフリ構わない努力にも関わらず)、あと4時間分が残ってしまいまして。

うちの奥さんが本日午前中チェックしたところ、まだ店頭に無かったようで、今からもう一度ビデオ屋に探しに行くと連絡が。無事、ゲットできていることを祈りつつ、これから帰って残りを見ることといたしたいと思います。

(ではまた。)

November 9, 2006

ネット・エコノミー解体新書 第7回「携帯電話−巨人たちの戦い(前編)」

日経BPさんのサイトで書いている、「ネット・エコノミー解体新書」の第7回、「携帯電話−巨人たちの戦い(前編)」がアップされました。


http://www.nikkeibp.co.jp/netmarketing/column/economy/061109_softbank/


ソフトバンクの参入で、今後どのような競争が展開されるか、興味わくわくの携帯電話市場ですが、この動きを、(技術やマーケティングというよりは)、財務的な観点から追ってみよう、という試みです。

長いので、今回は前後編に分けまして、まずは前編として、ソフトバンクによるボーダフォン(日本法人)買収のスキームと、「そんな”自分より大きい”会社を飲み込んじゃって、ソフトバンクは大丈夫なの?」という点について検討させていただいております。

(このへんのスキームの構造が、後編のDoCoMo、auとの「競争」をどう見るか、というところにも繋がってくる予定です。)

(よろしくお願いいたします。)

November 8, 2006

トラックバックの不具合、直ったっぽい

いただいたトラックバックを受け付けないエラーも直ったっぽいです。

Movable Typeでは、一定期間に一定以上の数のトラックバックを受け付けると、その後のトラックバックを一切受け付けなくないしくみになっているようですが、スパム以外の方の被害が大きいので、ipアドレスが違えば受け付ける、というコードの変更をいたしました。
こちらおよびこちらのサイトを参考にさせていただきました。どうもありがとうございます。)

以下、備忘のためのメモ。(今後とも、バージョンアップのたびに書き換える必要があるかも知れないので。)

−−−

mtのアプリケーションが入っている「アプリケーション・ディレクトリ」の下「lib/MT/App」の中にある「Trackback.pm」のファイルの125行目からの

if ($app->config('OneHourMaxPings')
<= MT::TBPing->count({ blog_id => $tb->blog_id,
created_on => [$from] },
{range => {created_on => 1} })) {
return 0;
}

を、

if ($app->config('OneHourMaxPings')
<= MT::TBPing->count({ blog_id => $tb->blog_id,
ip => $user_ip,
created_on => [$from] },
{range => {created_on => 1} })) {
return 0;
}

に。
また、136行目からの、

my $terms = {
blog_id => $tb->blog_id,
created_on => [$from]
};

を、

my $terms = {
blog_id => $tb->blog_id,
ip => $user_ip,
created_on => [$from]
};

に変更いたしました。

(以 上)

November 8, 2006

メンテナンス終了しました

このブログを運用しているソフト(Movable Type)のバージョンを「3.33-ja」に上げる作業を終了しました。(意外に、何もトラブルがなかった・・・。もっと早くやればよかった・・・。)

もうコメント、検索等は使えると思います。

これから、先のエントリに書いた不具合についての確認をしてみます。

(取り急ぎ。)

November 8, 2006

メンテナンスのお知らせ

日中のアクセスの多いときではなはだ恐縮ではございますが、今からちょっと、このブログを動かしているソフト(Movable Type)のバージョンを「3.3」に上げる作業をさせていただきます。
ブログの閲覧は(スタティックのhtmlとして出力しているので)そのまま可能だと思いますが、コメントや検索等が一時使えなくなるかも知れません。

「いただいたトラックバックをほとんどの場合受け付けなくなっている」のと、「コメントいただいた方がURLを書いていても名前のところにリンクが表示されない」不具合があって、長い間ほっぽらかしていたのですが、時間ができたのでやってみます。
(バージョンを上げることで直ればいいんですが・・・。)

ではまた。

November 7, 2006

Verizon・YouTube提携

またしても、YouTubeネタに強いThe Wall Street Journalが第一報。

Verizon, YouTube Aim To Bring Web Videos To Cellphones, TV
Date: Tue, 7 Nov 2006 04:07:05 -0500 (EST):(日本時間18:07)
Verizon Communications Inc. is in advanced talks with YouTube Inc. to bring the popular Web site's videos to cellphones and television sets, in what would be a landmark link-up between telecom and Internet video.
(以下略)

http://wsj.com/article/SB116287347794115326.html
(有料)

パケット定額の携帯電話でYouTubeが見られるようになったら、少なくともワンセグなんかよりは全然ニーズがあること間違いなし。

(先日、電車に乗りながら、FOMAのM2501で自宅のロケーションフリーにアクセスしたら、家のHDDビデオに録画してあった画像がすごくなめらかにパソコン画面で見られたので、いたく感動しました。つまり、日本も技術的には「どこでもオンデマンドテレビ」は、すでに全く可能なわけです。が、同時に、パケットも10秒で1MB[約150円]くらい平気ですっ飛んでいくので、怖くなって30秒くらいで止めました・・・[苦笑])

ただ、アメリカの携帯の画面やファイバーの普及度って、現在、どんな感じなんでしょうか?

記事中にも、

Verizon said it had 522,000 customers for its fiber-based Internet service and 118,000 TV customers.

などという記述もあり、光ファイバーの普及度では、日本に全然追いついてないようですね。

ということで、日本の方が「技術的なインフラ」ははるかに進んでますが、「電話会社やテレビ局のエラい方々がYouTubeと組む気になるかどうか」といった「マインド面」は、変わるのに非常に時間がかかりそうであります。

かくして、米国でどんどん「既成事実」が作られていって、旧来的なテレビのビジネスモデルが崩れていくのを横目で見る日々が続くんでしょうけど、どう考えても、3〜5年以内には、日本のテレビ業界も、ガラガラと音を立てて変化せざるを得ないんではないかと。

YouTubeとの提携とかいう話となると、またもや、まっさきに「あの会社」さんが、やってくださるんでしょうね、きっと。(1年半後くらいまでには。)

(ではまた。)

November 6, 2006

本日の勘違い

テレビに、ちょっとポッチャリしたカイヤ(さん)が出てると思ったら、サラ・ブライトマンだった。

November 2, 2006

本日の島耕作

新シリーズ第一回目の本日発売号、冒頭のシーンにて。


万亀会長:
島耕作君を専務取締役に選任する議案について決議をとりたいと思います
異議はございませんか

(議場):異議なし
異議なし

万亀会長:
過半数の同意ありと見做し 商法二六〇条の二の規定に従いまして
島耕作君を専務取締役に選任いたしました


ここで2つのことに気づいたんですが。

島耕作は(「ヤング島耕作」と違って)、リアルタイムでドラマが進行してるのかと思ってたんですが(103型のプラズマディスプレイをインドでお披露目するなど)、今週号までの話は、少なくとも今年4月以前のものだ、ということですね。

もう一つ。(私、初芝電産のような大企業のおごそかな取締役会に出たことないのですが)、このクラスの企業になると、取締役会の決議の際に、根拠法令の条文を言うんですかね?

旧商法第二六〇条の二、というのは、

 取締役会ノ決議ハ取締役ノ過半数出席シ其ノ取締役ノ過半数ヲ以テ之ヲ為ス但シ定款ヲ以テ此ノ要件ヲ加重スルコトヲ妨ゲズ (以下略)

ですが、わざわざ読み上げるには、あまりに一般的な規定なような気も。

おそらく、定款に役付取締役の規定があると思いますので、言うとすれば、「定款第19条の規定に従いまして」、といった感じではないかしらん。

−−−

以前のエントリに書かせていただいたとおり、初芝電産のコーポレートガバナンスは、もともとあまりイケてないような気がしますが、逆に、そういう(あまり意味があるとは思えない「プロトコール」があったりする)方が、日本の大企業を題材とした漫画としては「リアル」かも知れませんね。

(ではまた。)

November 1, 2006

プログラマ様に命預けます(2006年車の旅)

7年前に買った前の車の走行距離が、あと7000キロで10万キロ達成という状況になってきたので、先月、思い切って「エスティマ・ハイブリッド」を発注。

学生のときはじめて買った車が、バイト先のガソリンスタンドのOBから買った、「ケンメリ(スカイライン、HKSボルトオンターボ、MOMOのハンドル、ブレーキパッド:フェロード、ホイール:RSワタナベ、強化サス、強化クラッチ)の中古」だったオジサンとしては、「エスティマ=ぬるそ〜」というイメージでしかなかったわけですが、
以前、小倉優子嬢がこりん星から乗って来る「いちごの馬車」が実は「エスティマ」だということをテレビでカミングアウトしているのを見てから(笑)、ちょっと気になってました。

気にしてみると町中でよく見かけるので、統計を見てみると、なんと日本で4番目に売れてる車だとのこと。


hanbai_ranking.jpg


ハイブリッドの生産はラインが混んでいるので納車は来年になりそうですが、ワクワクして待っていたところ、(ハイブリッドではないようですが)エスティマ4WDのリコールがかかってます。

4輪駆動車のABS(アンチロックブレーキシステム)の制御プログラムが不適切なため、凹凸路面等でABSの作動を制限する制御が不十分になる場合があります。そのため、低速走行時に凹凸の続く下り坂の路面においてブレーキ操作した場合に、運転者の予測より制動停止距離が伸びるおそれがあります。


エスティマ・ハイブリッドも、「ブレーキ・バイ・ワイヤ」だとのことで、ブレーキがかかるかどうかは「プログラム」に任されているわけです。(おそらく)
なんでかというと、基本的には、運動エネルギーをブレーキパッドで熱エネルギーに変えるのではなく、なるべく回生ブレーキで電気エネルギーに変えて充電しないといけないので。

ブレーキパッドで「古典的」にブレーキをかけるのか、21世紀的に回生ブレーキを使うのか。その切り替えは、「プログラム」に任されるわけで、私の命、プログラム様にお預けする、ということですね。2001年宇宙の旅みたいにならないようによろしくお願いいたします。

(ではまた。)

週刊isologue
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