政治家のみなさんに向けた会計の初歩の初歩

2010年2月17日の朝日新聞の記事「企業の内部留保への課税 共産・志位氏が首相に要望」で、鳩山首相が共産党の志位委員長らと会談して、松野官房副長官が提案を引き取って検討するということになったとのこと。

言語道断!何考えてるんでしょうか?

この話を聞いて、やっぱり政治家の方は(「自営業者的」ではあるけれど)、おそらく駅前の商店街で帳簿付けてるおかみさん程度の会計の知識も無いんだな、と思いました。

 

そもそも政治家というのは普通の会計に触れた事がある人がほとんどいないんでしょうね。
3日ほど前のジャーナリストの神保氏のツイッター上での発言を見て「えっ」と思ったのですが、政治団体というのは複式簿記じゃないようなんですね。

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ライトノベルについての考察(仮説)と電子出版への示唆

最近、息子2人が「ライトノベル(ラノベ)」 なるものにハマって、家でもどこでもゲラゲラ笑いながら読んでいるので、
「ライトノベルってのは一体なんだ?」
「『ライトノベル』と『ライトでないノベル』というのは何が違うのか?」
という疑問を、ここ1ヶ月ほど抱いておりました。

不況モードの出版界の中にあってライトノベルは売上や利益がよさそうだという話も聞きます。
そして、私の興味はもちろん「ラノベの文学史における位置づけ」といったことよりは「ラノベをビジネスとして考えた場合にどうか?」というお話であります。

 

Wikipediaを読んでも、(もちろん事実や事例等の参考にはなるのですが)「これがライトノベルだ」という定義や境界線はくっきりとは見えて来ません。(「『ライトノベルの定義』の曖昧さ」という項まであります。)

昨日、大型書店に行った際にラノベのコーナーに立ち寄ったところ、表紙の表紙に踊るアニメ絵の「美少女」達のお花畑状態になっておりまして、オッサンとしては「日本は一体どうなっちゃったんだ?(笑)」という感じでありました。

昨晩ツイッターでそんなことを書いたところ、いろんな方からご意見をいただきまして、おかげさまで、他のネット上の情報もあわせて、

  • 小中学生から30代くらいまでの人をターゲットにしている。
  • 表紙がアニメ絵になっていることが多い。
  • アニメ・ゲームなどとメディアミックスすることが多い。

といった特徴や輪郭はつかめて来たものの、では私が子供の頃読んでいた筒井康隆や星新一の小説とラノベが本質的に何が違うのか、あまり自分の中でスッキリした答えは浮かばなかったわけです。

 

で、今朝起き抜けにハッと頭に浮かんだのが、

ラノベとは小説の「ジャンル」ではなく、小説に対する「スタンス」の名称である。

というフレーズ。

つまり、「小説」というのはもともと「作品としてのテキストの質」を追求するものだったかと思います。
これに対して、(もちろん今でもテキストの質も追求しているとは思いますが)、ラノベが追求しているのは「キャッシュフロー」なんではないかと。

これも当然ではありますが、今までの小説でも売上を伸ばそうという考えはあったかと思います。しかし、それはあくまで「テキスト」が中心。しかしラノベにおいては、小説の「テキスト」を中心に据えることにこだわることなく、読者に受け入れられやすいのであれば表紙をアニメ絵にもするし、キャッシュフローが増えるのであればゲーム化やアニメ化もする。というか、最初からゲーム化やアニメ化を想定して作品を考える。

 

マンガにおける「週刊少年ジャンプ」のビジネスモデルを小説に応用したもの、と言えるかも知れません。

 

これは「カネのためなら何でもやる」といった批判的な意味で言ってるのではございません。
自動車メーカーでも流通業でも企業であればキャッシュフローや利益を追求するのは当然のことですが、「金のためならなんでもやる」というのとは違うと思います。
しかし、出版界の方からは「当社には『経営』という概念が無い」てなことをよく伺いますし、経営として当然のことが行われないケースを見聞きします。

つまり、換言すれば「ラノベとは『経営』である」ということなのではないでしょうか。

 

「テキスト」を中心で考えると、太宰治の人間失格の表紙に小畑健の絵を使おう

 

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4 ジャケ買いの一人です。
1 自分の人生は誰にとっても…
5 買いやすかった
3 まぁ、仕方ない
4 自社への皮肉もあるのだろうか

 

なんて発想は出てこないかも知れないし、太宰治が生きてたらいやがったかも知れません。
しかし、Wikipediaによると、この小畑健の表紙によって売上が数倍に伸びたとのことであります。

つまり、この「人間失格」も「経営的である」という意味では「ライトノベル」かも知れません。
(内容はライトじゃないけど、絵はライト(月)。)

著作物の「人格権」を中心に据えるのではなく「財産権」としての性質を中心的に見るという意味で、まさに「人間(人格権)失格」なのがラノベとも言えるかも知れません。

 

そういえば大手出版社で唯一上場しているのが、ラノベがお得意な角川書店。
「経営」というスタンスが無いと一般株主からお金を預かる上場はできないですから、やはり「ラノベ=経営」じゃないかという気もします。

 

以上のように考えて来ると、これは電子出版にもいろいろ示唆があります。

先日、「iPad対Kindle、勝負あり。そして出版の未来。 」という(やや煽り気味のタイトルの)文章をアゴラに投稿したところ、多数のコメントやブックマークをいただき、

「アマゾンは読みやすさのためにあえてe-inkを選んでるのがわからんのか。」

「KindleでもiPadでもepubという共通フォーマットが読めるからハードのレイヤーは比較の対象ではない。」

といった趣旨のご意見も頂戴いたしました。

既存の「テキスト」の延長線上だと確かにそのとおりだと思いますが、例えば湯川鶴章さんのおっしゃる「超読書」的な「電子ブックならではの面白さ」の観点から考えても、また、前述のような「キャッシュフローの極大化」といった視点から考えても、個人的にはKindleやAmazonというのはあまりピンと来ない。
「テキストの延長線上」で考えるとKindleでもiPadでも同じようにも見えますが、私が「iPad対Kindle、勝負あり。」で前提としていたのは、「キャッシュフロー」から考えるとiPadの方が可能性が広がるのでは、ということです。

 

また、最近「おっ」と思ったのが、ツイッターで見つけた、

同人誌をiPhoneアプリ化する会社がブース出してる
http://twitpic.com/13476p

というuddyさんのツイート
上記のURLで表示されている写真が非常に示唆的です。

これを「こういう『出版社』これからキそう。」というコメント付きでリツイートさせていただいたところ、ものすごい反響(RT)がありました。
「編集というのはテキスト(や図表や装丁)をより良くすること」と考えていると「iPhoneアプリを作る」のが出版社の仕事という発想は出て来ないと思います。

 

新聞社も出版社も、おそらく現在、主として「電子出版というのはテキスト(や図版)を電子化することである」という方向から考えていて、「ネット上での自社のキャッシュフローを最大化する」という観点からはあまり考えていないんじゃないかと思います。

ある新聞社の経営者の方に「既存の新聞社の従業員のみなさんは『テキストの質を高める』という観点しか無いんじゃないですか?」と伺ったら、「たぶんそういう人たちは永久に変わらないから、経営は経営で考えないといけない。」という趣旨のことをおっしゃってました。
しかし、一部の人しか「経営」を考えていない給料の高い会社が、多くの従業員が「経営」的視点を持っている給料の安い会社と戦っていくのは、傍から見ていても非常に大変じゃないかと思われます。

 

もちろん、既存の新聞社や出版社のトップページがアニメ絵になるということは無いでしょうし、お勧めもしませんが(笑)、「電子出版」で成功するのは、そうした既成の概念の束縛を受けずに「ビジネス」として電子出版を考えるところなんじゃないかと思います。

 

以上、今朝思いついた仮説で恐縮ですが。

 

(ではまた。)

 


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週刊isologue(第46号)上場企業の「現物出資」 – 株式会社NESTAGEの事例を中心に

ここのところブログやツイッター等で上場企業の現物出資に関連する発言を目にすることが多いので、今週の週刊isologueは「現物出資」について考えてみたいと思います。

201002151441.jpg

事例として、先週末「臨時報告書」が提出された株式会社NESTAGEの事例を取り上げさせていただきます。
(ただし、本稿は同社の取引等の法的な妥当性等を追求することが目的ではありません。あくまで現物出資の事例として教材にさせていただくということでありますので、念のため。)

目次とキーワードは以下の通り。

  • そもそも「現物出資」とは何か
  • 株式会社NESTAGEの現物出資の概要
  • 現物出資に至る経緯
  • 増資検討の(かなり念の入った)プロセス
  • 不動産を現物出資をする場合の関係者の責任
  • 現物出資される実際の財産とその評価

 

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(ではまた。)

 


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会計士協会「準会員会」で講演します

下記の通り、3月4日(木曜日)18:15から千駄ヶ谷の津田ホールで、日本公認会計士協会東京会の準会員(昔の会計士補)のみなさん向けに講演を行います。

開催日時 平成22年3月4日(木)18:15 – 20:45  

場 所 津田ホール
   渋谷区千駄ヶ谷1丁目18−24

参加費 無 料(ただし入場できるのは[たぶん]準会員のみ)

インターネットからのお申し込みはこちら
(ID、パスワードは東京会の会報等をご覧下さい。)

(この研修会は、実務補習所の単位として認定されます。)

お話しする内容としては、前半は、

  • 今まで経営コンサルタント、CFO、ベンチャー企業の社外取締役や社外監査役などを行う際に、会計士としての知識がどのように役に立って来たか?
  • この環境下で「監査法人に勤めない会計士」はどうキャリアを考えればいいか?
  • 会計士がブログやツイッターで情報発信するというのは、どのような意味を持つのか?
  • 情報通信の技術やサービスの変化で、今、社会の情報の流れはどのように変わっていて、それは今後の会計士の仕事にどのように影響するのか?

等の問題意識を中心に話し、後半は、具体的事例として、起業して公開を目指すようなベンチャー企業が、会計士がどのように関わることが考えられるかや、ベンチャー企業のファイナンスについて話す予定です。

 

ところで会場の津田ホールって、定員が約500名もあるんですよ。

そんな人数、来るんかいな?そもそも東京近辺の準会員って何人いるの?

と事務局の人に聞いたところ、なんと現在5800名強もいるそうで・・・。(すごい。)

この数字にも象徴されるように、会計士もいろいろ棲み分けていかないといけない時代に入ってますので、そうした環境下でのキャリアパス選択に何らかお役に立てる話ができれば幸いと考えております。

500人のホールがガラガラだったら寂しいので(苦笑)、ぜひ、準会員のみなさん間で(ツイッターやメールなどで、このページのURLなども回覧していただいて)お誘い合わせのうえお申し込みください。

よろしくお願い致します。

(ではまた。)

 


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「AGORA」: iPad対Kindle、勝負あり。そして出版の未来。

「アゴラ」に記事を書きました。

「iPad対Kindle、勝負あり。そして出版の未来。」

 

  • 「ペニーギャップ」の正体は何か?
  • 「プラットフォーム」の事業規模イメージ
  • KindleとiPadの使い勝手のイメージ
  • 日本出版社は電子出版にどう対応すべきか

といったあたりについて書いてます。

 

(ではまた。)

 


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ツイッターのフォロワー1万人突破

遅ればせながら、ですが、昨日ツイッターのフォロワーの方が、10,000人を超えました。
(ありがとうございます。)

201002111939.jpg

 

Twitter日本語ランキング」によると、現在、日本語でツイートしてる人の中で181位。

Googleの「Page Rank」に似た方法で重み付けをしたという「ツイッターソーシャルランキング」によると、なんと日本16位。

201002111945.jpg

 

おまけに、ツイッターに登録する時の「オススメユーザー」(10万人を超えるユーザーが集まりやすい)でない「オススメ非掲載ユーザー」としては、元マイクロソフトの古川氏、ソフトバンクの孫さんと、このツイッターソーシャルランキング開発者のkristopherさんについで、日本第4位といううれしい結果。

「PageRankと似た方法」ということは、

「PageRankの高い人にフォローされてる人はRankが高くなる」
「同じRankの人でも、1000人フォローしてる人からフォローされるのと、10人しかフォローしてない人にフォローされるのでは、10人しかフォローしてない人にフォローされる方が”価値”が高い」

といったロジックで計算してるのでしょうか。
(確かに、「フォロー先の少ない大物」の方にたくさんフォローしていただいている気がします。)
(しかし、このランキング、「Last Updated: 2010-01-26」ですし、開発者の方が日本第3位:-)、なので、どこまで信用していいものやらよくわかりません。念のため。)

 

ともあれ、日本武道館のアリーナ席から2階席までを埋め尽くす人数の方々の前で、毎日アホなことをつぶやく状況になってきていることは事実のようです。
今後も身を引き締めてアホなことをつぶやいていきたいと思います。

 

(ではまた。)

 


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週刊isologue(第45号)起業を増やさナイト!

今週の週刊isologueは、来る2010年2月24日(水曜日)18時から行われるイベント「起業を増やさナイト!」のご紹介と、日本で起業を増やす意味について考えてみたいと思います。

現在、日本でのベンチャービジネスの起業は決して活発と言えず、ベンチャー企業の上場もここ数年、年を追って減少しています。
(昨年の新規上場は、ついに20社を切ってしまいました。)

既存の企業が変化できる範囲には残念ながら限界がありますので、新しい企業が誕生して成長しないことは、中長期的に見て日本のピンチであります。ホンダやソニーをはじめとして、現在NHKの大河ドラマ「龍馬伝」で盛り上がっている三菱グループまで、現在の日本の大企業のほとんども、元はベンチャー企業だったわけです。
そうした大企業で働くことも、もちろん立派なことではありますが、全員がそれを志向してしまうと、日本は成長していかないのであります。

ーーー

こうした状況に危機を感じて、日本テクノロジーベンチャーパートナーズ代表の村口 和孝さん、レオス・キャピタルワークスCIO(最高運用責任者)の藤野 英人さんといっしょに、来る2010年2月24日(水曜日)18時から「起業を増やさナイト」というイベントをやることになりました。

「起業を増やさナイト」
詳細・お申し込みは、以下のURLで。
http://kigyoka.com/kigyoka/public/news/news.jsp?id=1130

 

私個人的には、日本でももっと起業が増えて欲しいと思っておりますが、やはりリスクがあることですし、人生の少なくとも一時を賭けることですので、本来は私なんぞが積極的にお勧めすることじゃないと思っております。

資金調達がほとんど不要で、自分の好きなことで起業するのであれば、(ハッピーにやってらっしゃる方が非常に多いのに、意外に知られていないので)まだお勧めできるのですが、ベンチャーキャピタルや銀行から資金調達をして事業をするというのは、リスクもグンと高くなります。

このため、

「起業したくてしたくてしょうがない」
「起業する以外に道がない」

という人に、「考え直せないのか?」と問いただした上で、「それでもやる」というなら適切なアドバイスする、というくらいでいいのかな、と思っていました。

しかし、私も起業に関わる仕事をして10年が過ぎましたが、ふと見渡すと、起業に関して適切な情報は全く供給されていない。
もちろん、上場準備に入るといった段階になれば、証券会社、監査法人、取引所、弁護士など、いろいろな人がアドバイスをくれるようになります。しかし、これから会社を作って資金調達をしようかという段階の人に、その後、上場したり誰でも名前を知ってるような企業にまで成長したりといったところまでのシナリオの「イメージ」がうまく供給されているかというと、まったくそうではない。

10年も経ってそれに気づくとはマヌケですが、成功するベンチャーであれば、自分でそれくらいの情報は探し出すだろうと思っておりました。

しかし、最近いろんな方に聞いてみると、
「自分が起業なんかできるわけがない。」
「起業したら、借入金の保証人にさせられて、失敗したら日本では敗残者扱い。」
という、誤ったイメージが蔓延してるなあということに気づきました。

本来、起業したら成功するはずの人が、正しい情報が無いばかりに起業という選択肢を考えもしないとしたら、社会としてはすごい損失なので、改めてこれではいけないと思った次第であります。

 

ということで、今回のイベントは、講師をさせていただく3名が、本気で日本の現状に危機意識を感じて手弁当で集まっております。「起業を煽って金を儲けよう」ということではありませんので、念のため。(笑)

多少のことでは起業熱が燃え上がるとはとても思えない昨今の経済状況ですので、少しだけ煽っておきますと、起業が少ないという状況は、ライバルが少ないということであり、起業の大チャンス(かも知れないの)であります。

 

「まさか自分が起業なんて!」という方もぜひ、起業がどんなもんか覗きに来ていただければ幸いです。

申込URL:
http://kigyoka.com/kigyoka/public/news/news.jsp?id=1130

 

 

というわけで、今週の目次とキーワード;

  • 国全体では資金はダブついている
  • 「資金循環マンダラ 」(再掲)
  • 必要なのはカネより「知恵」
  • 日本は「失敗者に冷たい国」ではない。
  • 「ヒト」の循環が重要だ
  • 金や制度は短期間で用意できても「知恵」が集まるのは時間がかかる
  • まずは起業家を増やすこと。そして成功例。 

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週刊isologue(第44号)ベンチャーキャピタルの財務諸表を読み解く(各社決算編)

先週の「週刊isologue」で述べたように、ベンチャーキャピタル(VC)の会計は、ベンチャーキャピタル業だけに留まらず、ファンドやSPCという「会社の外」にある宙ぶらりんなものを会計上どのように取り扱ったらいいか、という非常に悩ましい問題を含んでいます。

投資事業有限責任組合(LPS)などのファンドは出資者全員で投資した証券を共有(合有)しているので、従来は持分に応じて売上や損益を反映させるという方法が一般的でした。
しかし、最近はファンドを「支配」して自由にコントロールしている場合には、ファンドを連結しないといけません。

そうなると、ファンドのVC以外の他の出資者(LP)が保有する分も、連結ですべて資産負債や損益に載って来るので、売上や資産などの会社の規模が非常に膨らんで見えてしまいます。

つまり、ベンチャーキャピタルの会計は「自分と他人を分ける境界線はどこか?」というエヴァンゲリオン的な問題を含んでおり、本質的にややこしいのです。
ベンチャーキャピタルの会計がもし分かりやすいものだったら、エンロン事件もライブドア事件も日興コーディアルの連結の問題も発生しなかったかも知れません。

「会計とは何か?」という哲学的な問いを最も強く発しているのがベンチャーキャピタルの会計だと言えるかも知れないと思います。

そんなことを踏まえつつ、今回の目次とキーワードは下記のような感じになってます。

  • 株式会社ジャフコの決算推移
  • 「自己持分方式」との比較
  • ネットバブル以降のトレンド、リーマンショック
  • 大和SMBCキャピタル株式会社
  • 非公開化のTOBの際の意見表明書
  • ベンチャーキャピタルが上場する意味
  • 「ファンド持分方式」との比較、ジャフコの信託方式との違い
  • その他
    日本アジア投資、フューチャーベンチャーキャピタル、SBIホールディングス
  • 包括利益とベンチャーキャピタル

 

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「AGORA」:経済を脳死させないために「金利教育」の強化が不可欠だ

「アゴラ」に記事を書きました。

経済を脳死させないために「金利教育」の強化が不可欠だ

 

先日ツイッターでも話題にさせていただいた、「小学生レベルの計算ができないことで、消費者も業者も経済全体も不幸になるのではないか」というお話です。

 

(ではまた。)

 


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週刊isologue(第43号)ベンチャーキャピタルの財務諸表を読み解く(基礎編)

今週の「週刊isologue」は、ベンチャーキャピタルの財務諸表を読み解く(基礎編)をお送りします。

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ベンチャー企業はいろんなタイプの投資家から投資を受けますが、その代表的なものがベンチャーキャピタル(VC)からの投資です。
今回は、日本のVC最大手の一社である株式会社ジャフコ(さん)の財務諸表も拝見しながら、VCの財務諸表について考えてみたいと思います。

目次とキーワードは以下の通り。

  • 日本のベンチャーキャピタルの法的構造
  • ファンドに使われる「箱(vehicle)」
  • 出資者の無限責任と有限責任
  • パススルー課税
  • 投資事業有限責任組合(LPS)
  • ベンチャーキャピタルの会計処理
  • ライブドア事件や日興コーディアルグループの件の影響
  • ジャフコの連結範囲の変遷
  • 投資の全容(ジャフコのケース)
  • ファンドのビジネスモデル
  • ベンチャー企業の評価(投資損失引当金)

 

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