週刊isologue(第152号)Facebook役員の雇用条件はどうなっているか

週刊isologue(第148号)創業メンバーの中途退任時に株を返してもらう方法」で、日本でも、創業初期の共同創業者などに株を渡す時に、アメリカのRestricted Stockのようなことをやった方がいいのでは、と提案させていただいただきました。
今回はFacebookを参考に、上場する規模になった企業の役員(officer)の雇用条件(Restricted Stock Unit=RSU等)を見てみましょう。

(23:50分頃配信予定)

目次とキーワード:

  • ザッカーバーグへのオファーレター
  • 「controlled company」とガバナンス
  • ザッカーバーグ氏が昨年私用に使った費用
  • 報酬は本当に1ドルになるのか?
  • どの程度の株を出せば全米トップクラスのスーパーな人材に来てもらえるか?
  • サンドバーグ氏入社のタイミングとリスク
  • 「COO」の職務の定義とは?
  • 「クビ」は契約で禁止されているか?
  • 会社側都合でのクビの場合のベスティング
  • 買収の場合のベスティング
  • 法務担当Ullyot氏が昨年使った費用
  • Ullyot氏の報酬は、なぜかくも高額なのか?
  • オフィサー間の報酬のバランスは取れているのか?

 

ご興味がありましたら、下記のリンクからお申し込みください!

(ではまた。)

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日経新聞でFemto Startup、取り上げていただきました

昨日(2012年2月26日)の日経新聞朝刊「日曜に考える」欄の、「(イノベーション)「投資で貢献」商機大きく ここを攻めろ(7) 「ソーシャル」担う小口金融」という記事で、小平龍四郎編集委員に、Femto Startupについて取り上げていただきました。

創業期の企業に出資するファンド、フェムト・スタートアップを1月に立ち上げた磯崎哲也氏は、投資家の立場から金融ベンチャーに注目している。ソーシャル系と呼ばれる小口金融の可能性にも早くから注目してきた。
個人金融資産の中の預金の1%がソーシャル金融に流れ、そこで2%の利ザヤを得られればビジネスになる。08年夏、磯崎氏は自らのブログにそう記した。90年代終盤にネット証券の立ち上げに関わったこともあり、日本の個人金融資産の地殻変動は長年の注目点だったのだ。

どうもありがとうございます。

(ではまた。)

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Yomiuri Online連載第24回目 若い成長企業を増やす必要があるワケ

Yomiuri Onlineに連載させていただいている「磯崎哲也の『起業案内』」第24回目が掲載されました。

http://www.yomiuri.co.jp/job/entrepreneurship/isozaki/20120221-OYT8T00846.htm

今回は「若い成長企業を増やす必要があるワケ」。

先日の「起業を増やさナイト第二弾」の藤野さんの話や、経済産業省の資料に引用されていた「企業の社齢別に見た常用雇用の純増の数」をもとに、企業の「新陳代謝」について考えてます。

ご参考まで。

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週刊isologue(第151号)Facebookのザッカーバーグ氏はちゃんとガバナンスされているのか?

2月1日にFacebookが上場申請資料を提出しましたが、2月8日には、これに関連する契約書などの大量の添付資料を提出しています。
今までも、「Dual Class」普通株を使って経営者が議決権を確保して上場するケースは、Googleなどでもありましたが、Google等では創業者等による相互牽制が効く構造になっていたのに対して、FacebookのザッカーバーグCEOはまさに1人で株主総会を牛耳れる「独裁者」ですので非常にまずいのではないか、といった論調も見られます。(「独裁者」のイメージが強いSteve Jobs氏も、追放された時に株をほとんど売却してしまったので、株主総会を支配できるだけの議決権は持っていませんでした。)
今回は、S-1や添付資料から、ザッカーバーグ氏に対するガバナンスが機能しているかどうかを判断できそうな周辺事情、その他について概観してみます。

目次とキーワード:

  • 添付資料の一覧
  • Facebookの株券
  • Facebookの子会社
  • Facebookのファイナンス履歴
  • ザッカーバーグのお父さんへのオプション
  • 新聞社CEOの娘が…
  • ザッカーバーグのお姉さん
  • 不動産賃貸契約と「ハッカーウェイ」
  • Menlo Park市で一番課税資産を持っているのは?

 

(ではまた。)

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「金融イノベーションビジネスカンファレンス FIBC2012」のレポート

先日、キーノートスピーチをさせていただいた「金融イノベーションビジネスカンファレンス FIBC2012」の、電通国際情報サービスさんによるレポートが、ウェブで紹介されています。

http://www.isid.co.jp/topics/2012/201202_02.html

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(「金融」ということで、私も含め、年に数回しか着ないのにスーツ着てる人達が結構いました。w)

海外で行われている金融ベンチャー関連イベントの「Finovate 2011 Spring」のレポートと同様の詳細なレポートも掲載予定とのことで、掲載されたらまたご紹介させていただきます。

ご参考まで。

(ではまた。)

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起業を増やさナイト 第二弾!

今日はこれから、これに行ってきます!

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思えば、最初に村口さん、藤野さんと「起業を増やさナイト」をやったのは、ちょうど2年前の2月

当時はブログやツイッターでいろいろ宣伝してやっと会場が満杯になったんですが、今回は(私はバタバタしていてブログやツイッターでは全くご紹介しなかったにも関わらず)、1日で80人の定員が瞬間蒸発してしまいました。

ということで、急遽追加公演決定!ということで、29日にも同じことをやります。

こちらは確かまだちょっとは残席があると思います。(ページはこちら

(追記18日14:42)
こちらも完売。お申し込みありがとうございました。

(ではまた。)

 

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週刊isologue(第150号)Femto Startupの投資契約を公開します

今年1月からはじめたFemto Startup LLPが、1月30日に第一号案件として株式会社ピースオブケイクに投資をさせていただきました。
このときの投資契約をベースに、設立間もないシード期のベンチャーにエンジェルやインキュベーターなどが投資をする際の投資契約書の「ひな形」を作成してみました。

ひな形本文はFemto Startupのウェブに上げてありますが、「なぜこういった条件にしたか?」といった、ひな形の考え方については、週刊isologueで解説させていただきます。
(より良いものにするために、コメント歓迎いたします。)

このひな型は、

  • 設立間もない「シード」のベンチャーで、
  • 近い将来、ベンチャーキャピタルなどからさらに資金を調達する予定があり、
  • 上場やM&AでExitを考えている企業に対して、
  • いわゆるエンジェルやインキュベーターなどが200万円から500万円程度を投資し、
  • 発行済株式数の平均5%程度を取得するような投資

といったケースを想定したものとなっています。

この「ひな形」を作るにあたっては、AZX総合法律事務所の雨宮美季弁護士に多くのご協力を頂きました。また、司法書士松田事務所松田敏明司法書士にも、多くのコメントを頂きました。ありがとうございました。但し、ひな形の内容及び特にコメント部分については、当然のことながらこの記事の筆者に責任があります。

(また、このひな形は一般化をしてありますので、第一号案件株式会社ピースオブケイクの契約書と一言一句同じにはなっておりません。念のため。)

ひな形のpdfはこちらをご覧下さい。
http://femto.st/pdf/Femto_Startup_investment_agreement.pdf

この「ひな形」が、日本のシード投資実務の発展に寄与するとしたら、幸いだと考えております。

 

目次とキーワード:

  • なぜ投資契約を結ぶのか?
  • なぜ5%程度の投資なのか
  • 取締役会”非”設置会社をオススメするわけ
  • 投資契約書の位置付け
  • 投資の目的は何か?
  • 投資は、普通株式?種類株式?Convertible Note?
  • 資金使途の制約はどの程度付けるのか?
  • 表明及び保証の範囲
  • ウソなどがあった場合の買取請求権
  • その他

 

(ではまた。)

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講演:ベンチャーファイナンスとGoogleによるMotorola mobility買収

いよいよ明日、「弁理士のためのファイナンス入門」というタイトルで講演をさせていただきます。

弁理士さんが接することが多いであろうベンチャー企業の実態をファイナンス面から考えるというものなので、タイトルは「弁理士のための」となっていますが、

  • ベンチャー企業がどういったファイナンスを行い、どういうメカニズムで動いているか、と、
  • 特許獲得が最大の目的と言われているGoogleによるMotorola mobility買収について、

と一般の方でもご理解いただける内容となっておりまして、一般の方も参加可能となっています。

(特許価値評価など、特許実務そのものの話をするというわけではありませんので念のため。弁理士さんの前で特許を語るほど心臓に毛は生えてないです。(笑))

 

■開催日時:平成24年2月14日(火)18:00から20:00
■会  場:弁理士会館 会議室(3階)
■受 講 料:5,000円
■定  員:100名(お申し込みは先着順となります)
■申込方法:こちらのウェブからお申込みください。

 

(追記1/16 14:30)
何も知らないベンチャーに最初に接する専門家が司法書士/会計士/税理士/弁護士/弁理士などのみなさんだと思いますが、最初の最初の専門家のアドバイスで(特に資本政策など)ベンチャーのその後の運命は大きく変わって行きます。このため、こうした方々に「ベンチャー」というものがどういうメカニズムで動いているのかを知って頂くことは非常に重要と考えておりまして、そうした専門家向けのベンチャーファイナンスの講演というのは力を入れさせていただいております。<(_ _)>

(追記2/13 9:00)
最初に1月16日に投稿したものですが、いよいよ明日になりましたので、再投稿しました。

(追記2/16 0:17)

講演では、主として以下の「週刊isologue」の記事を使いました。

週刊isologue(第30号)資金循環から見た「この国のかたち」

週刊isologue(第119号)ZyngaのIPO資料を読む(ビジネスモデル編)

週刊isologue(第125号)GoogleのMotorola買収(分割スキーム編)

週刊isologue(第126号)GoogleのMotorola買収(アイカーン解剖編)

週刊isologue(第127号)GoogleのMotorola買収(特許編)

週刊isologue(第129号)GoogleのMotorola買収(買収交渉編)

週刊isologue(第130号)GoogleのMotorola買収(フェアネス・オピニオン編)

ご参考まで。

(ではまた。)

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Femto Startupの記事を週刊アスキーのウェブに載せていただきました

Femto Startupと、投資先第1号案件の株式会社ピースオブケイクの記事を、週刊アスキーのウェブに載せていただきました。

ベンチャー投資の新潮流 isologueともしドラ編集者がおこすイノベーションとは

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対談形式で、いろいろ語らせていただいてます!

(ではまた。)

 

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Yomiuri Online連載第23回目 フェイスブックはベンチャーのお手本になるか?

Yomiuri Onlineに連載させていただいている「磯崎哲也の『起業案内』」第23回目が掲載されました。

http://www.yomiuri.co.jp/job/entrepreneurship/isozaki/20120207-OYT8T00850.htm

今回は「フェイスブックはベンチャーのお手本になるか?」。

フェイスブックの特に初期の頃というのは、ダメなベンチャー実務の展示場のような会社だったのに、その会社が今最もホットなベンチャーになってしまうというベンチャーの不思議さ。

最後は水野晴郎氏風に締めてみました。:-)

ご参考まで。

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