週刊isologue(第187号)ソフトバンクのスプリント買収への道のり(前編)

今週は、ソフトバンクのスプリント買収の契約書から、今後両社にどんな義務や手続きが課せられるのかについて考えてみます。

目次とキーワード:

  • スプリントからソフトバンクへの報告義務
  • “抜け殻”を掴まされないために
  • ソフトバンクの許可が無いとできないこと
  • 買収完了前にソフトバンクがスプリントを完全にコントロールする契約はアリか?
  • 浮気防止条項
  • SEC等への登録
  • 株主総会はいつ開催するか?
  • 対抗買収者が現れた場合の検討プロセス
    (どういう手続きを踏めば、ソフトバンクを”振れ”るか?)
  • おまけ:先週のスプリント

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週刊isologue(第186号)ソフトバンクのスプリント買収失敗の可能性

先週号を書いた後に、ソフトバンクとSprint Nextel Corp(以下「スプリント」)の買収に関する契約書がSECに提出されていましたので、今週はこの契約書を見て、ソフトバンクのスプリント買収に死角は無いのか、どういう要因によって失敗する可能性があるのかを考えてみたいと思います。

目次とキーワード:

  • 165ページもの買収契約書
  • スプリントはカンザス法人。新スプリントは?
  • 資本金は800円
  • 買収の失敗を契約書からケース分けする
  • ソフトバンク+スプリントがクリアすべき規制の数々
  • NTT、KDDIはスプリントを買わないの?
  • 「浮気」の違約金の額
  • 当局から合併の許可が下りなかった場合の違約金の額
  • スプリントにとっての最善シナリオ
  • ソフトバンクにとっての最悪シナリオ

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週刊isologue(第185号)ソフトバンクはスプリントを買って大丈夫か?

パチンコホールの上場の分析がまだ途中ではありますが、本日17時過ぎ、ソフトバンクからSprint Nextel Corp(以下「スプリント」)を買収するリリースが出ましたので、今週はこれについて取り上げさせていただきます。

目次とキーワード:

  • スプリントの財務状況
  • MetroPCSの財務状況
  • (参考:クリアワイアの財務関係資料)
  • ライバルAT&Tの財務状況
  • ライバルVerizon Communicationsの財務状況
  • ソフトバンク自身の財務状況
  • ソフトバンクモバイルの財務状況
  • 買収したイー・アクセスの財務状況
  • 買収スキーム
    (三角合併で対価が現金・株式混在)
  • 会見の概要
  • Vodafone買収と比較してどうか?
  • 携帯電話会社における「規模」の意味
  • NTT、KDDIに打つ手はあるか?
  • 「電波オークションが無い」ことの国際競争上の意味
  • Dan CEOは「話が通じる」相手だった。

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週刊isologue(第184号)パチンコホール事業の上場を考える(ビジネス編)

今回は先週に引き続き、今年8月にパチンコホール運営の「株式会社ダイナムジャパンホールディングス」(以下「ダイナムHD」)が香港証券取引所に上場した際の目論見書から、そのビジネスとリスクについて考えてみたいと思います。

特に、パチンコホールが違法性を回避するための「三店方式」は、適法性や反社会的勢力の関与がなければ、それで問題が無いのか?経済的・会計的にはどうなのか?というあたりを考えます。

 

目次とキーワード:

  • パチンコ景品の基本と規制
  • ダイナムHDのパチンコ:パチスロ比率
  • 一般景品の品目数に対する規制
  • 特殊景品「G-Prize」
  • 換金目的の客の比率はどのくらい?
  • 「小売業」としてのパチンコホールの実力
  • 景品流通業者に依存するリスク
  • ホールのビジネスモデルの根源的な経済的・会計的リスク

 

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週刊isologue(第183号)パチンコホール事業の上場を考える(導入編)

今年8月にパチンコホール運営の「株式会社ダイナムジャパンホールディングス」(以下「ダイナムHD」)が香港証券取引所に上場しました。

パチンコ産業については、巷では「暴力団との繋がりがあるのではないか」「パチンコ自体の適法性がグレーなのではないか」「他国に資金が流出しているのではないか」等、いろいろなことが言われて来ました。(実際、業界全体として見ると、そうしたことも皆無ではないと思われます。)
しかし、私もいろいろな「パチンコ業界に詳しい」という人から話を聞いてきましたが、よく考えてみると、実際にパチンコホール会社に勤務したり、監査や融資などで決算などを見たことがある人以外は、実際にパチンコホールの資金の流れや詳細なビジネスモデルは見た事がないはずです。

今回、ダイナムHDが香港市場に上場して500ページ超の目論見書を公開しましたが、これは未だかつて無いほど詳細なパチンコホール・ビジネスの資料ではないかと思います。今回は、この資料を中心に、主として財務的な観点から、パチンコホール事業や、香港を始めとする海外証券取引所への上場などについて考えてみたいと思います。

 

目次とキーワード:

  • 530ページの目論見書
  • ダイナム・グループのホームページ体系
  • ややこしい社名の変遷の整理
  • 資本構成
  • グループ構造変遷と税務上のスキームの謎(問題意識)
  • パチンコホール業界の競争構造
  • パチンコホール業界と相続税
  • ダイナムは香港証券取引所に上場した初の日本企業?
  • 香港証券取引所の上場審査
  • 役員の経歴
  • “社長”の肩書き表記の「ゆれ」
  • 「唯一の上場企業」と他のホールの受け皿財務戦略

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