デフレ時は起業に不向きか?

ツイッターで「デフレと起業」について質問をいただいたので、簡単にメモ。

 

デフレで全ての生産要素の価格が全く同じ率で同時に下がるんだったら、なんも問題無いわけです。
各生産要素の価格が下がる割合が違うから困る(人もいる)わけで。
つまり「下がるモノ」を使って「下がらないモノ」を売れば儲けるチャンスがあるわけですが、みんなが大企業にしがみついてると、それを「裁定(アービトラージ)」する人がいない。
逆に言えば、今はライバルが少なくて儲けるチャンス有りってことですね。
このツイートの表現を一部変更。)

 

おっしゃるように20世紀までの日本では「大企業に入れない」アウトロー的な人が起業ってパターンが多かったかも知れませんが、最近起業イベントに来る人見ると、かなり優れた技術を持ってたり、上場会社勤務の勢力的な顔つきの人など、優秀そうな人の比率が高いのにビックリします。
(大企業でも将来安泰なんて全く思えない今日この頃なので。)
ライバルが少ないんだからデキるヤツにとっては絶好のチャンスかと。
このツイート の表現を一部変更。)

 

ちょっとアヤシゲな話になって恐縮ですが、以下のNASAの「Sunspot Number Prediction」を見ていただくと、

201002282140.jpg

 

2008年に書いた記事のころと違って、ちょっと太陽活動が立ち上がって来た感じがしますでしょ。
ただ、predictionの次の山の高さが、当時と違ってだいぶ低くなってますね。
(あんまり精度の高いpredictionではなさそうですね。)

楽天の設立が97年、DeNAが99年、 mixiが2000年設立というのを考えると、やっぱり黒点の底で「景気最悪」モードの時くらいに起業しておくのが、その後の成長ではアドバンテージがあるという気もします。
(先日の「起業を増やさナイト」での村口さんのDeNA設立時の苦労の話ではないですが、バブってから起業しても、その後しばらくちょっとしんどい。)

 

ご参考まで。

 

(ではまた。)

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「起業を増やさナイト」大成功!

日本テクノロジーベンチャーパートナーズ代表の村口 和孝さん、レオス・キャピタルワークスCIO(最高運用責任者)の藤野 英人さんといっしょに行った「起業を増やさナイト」は、120名以上の参加を得て、大盛況のうちに終了いたしました。

こちらに、運営をご担当いただいた企業家ネットワークさんによるレポートがあります。

http://kigyoka.com/kigyoka/public/news/news.jsp?id=1145

また、会場でのみなさんのツイートを@aKiToSHiさんにまとめていただいたものが、こちらに上がってます。

http://togetter.com/li/7017

来ていただいた方、運営をお手伝いいただいた方、RTしていただいた方、本当にありがとうございました。

 

取り急ぎ、御礼まで。

ではまた。

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「起業を増やさナイト」いよいよ明日!

日本テクノロジーベンチャーパートナーズ代表の村口 和孝さん、レオス・キャピタルワークスCIO(最高運用責任者)の藤野 英人さんといっしょに、明日2月24日(水曜日)18時から「起業を増やさナイト」というイベントをやります。

「起業を増やさナイト」
場所は東京駅八重洲口側。
詳細・お申し込みは、以下のURLで。
http://kigyoka.com/kigyoka/public/news/news.jsp?id=1130

(ちなみに3人とも手弁当です。)

起業をお考えの方はもちろん、「オレに起業なんかできるわけない」と思ってらっしゃる方も是非お越し下さい。
おそらく日本のかなりの人が起業について大きな誤解をされてらっしゃると思うので、起業するにせよしないにせよ、的確な情報を入手しておいて損はないと思います。

よろしくお願いします!

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週刊isologue(第47号)スタートアップ(ベンチャー)企業の現物出資

先週の現物出資は「あまりさわやかでないお話だねえ」というご意見を何人かからいただいたので(笑)、今週は新しく設立する会社や設立したばかりの会社が現物出資を活用する「さわやか」なケースについてお話したいと思います。

201002222354.jpg

目次とキーワードは以下の通り。

  • 現物出資をするニーズにはどんなものがあるか?
  • 設立時の現物出資の手続き
  • ベンチャー設立で有価証券を現物出資するなんてことある?
  • 公認会計士等に調査を頼むコストパフォーマンス
  • 現物出資以外のスキームとの競合度
  • 上場等を目指すベンチャーは法律上現物出資が可能でも気をつけるべきことがある。
  • 増資時の現物出資の手続き
  • よく考えると不思議なDES(Debt Equity Swap)の規定
  • 将来あるベンチャーが現物出資を行う場合の注意事項まとめ

 

ご興味のある方は、下記からお申し込みください。

(ではまた。)

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「12歳でもわかる!決算書の読み方」~お金のことを知らずに「社会人」になってしまった人の会計入門~

タイトルが昨日のネタの続きのようにも見えますが、こちらは本日発売の公認会計士の岩谷 誠治さんの新刊のお話です。

 

あの小飼弾さんも大絶賛の、

 

国語 算数 理科 しごと—子どもと話そう「働くことの意味と価値」
岩谷 誠治
日本経済新聞出版社
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や、

 

借金を返すと儲かるのか?
岩谷 誠治
日本経済新聞出版社
売り上げランキング: 134256
おすすめ度の平均: 4.5

5 自分の行動が決算書のどこに影響を与えるか考えさせてくれる
3 初めて会計を学ぶ人には超オススメ。知っている人には普通。
5 大推薦
5 これは素晴らしい!
5 面白い

 

に続き、本日発売になったのが、この本。

 

 

この3冊の中で、起業を考えてる人や会社の経営者、政治家の方などに、「このレベルだけは最低押さえて欲しい」「これだけ押さえれば大丈夫」という本が、 「借金を返すと儲かるのか?」です。

今まで見た会計の本の中で一番やさしく、それでいながら会計の本質のすべてを網羅している本と言えると思います。

最近は、
「今度会社作るんですが、会計とか全然わかんないんですけど、何かいい本ないっすか?」
といった質問を受けたら、この借金を返すと儲かるのか?」をオススメすることにしてます。

 

実はこれをお書きになった岩谷さん、私と昨年末ほぼ同時に外苑前にオフィスを移し、名刺に刷ってある肩書きも全く同じ(公認会計士・税理士・システム監査技術者)で、非常にご縁を感じる方です。
オフィスも直線距離で200m弱なので、この本もわざわざ事務所まで持って来ていただきました。

 

この最新刊「12歳でもわかる!決算書の読み方」は、「決算書の読み方」つまり「財務分析」の本です。
だから「12歳でもわかる」とありますけど、内容的にはある意味今までの3冊の中で最も高度かも知れません。

資格試験や社内の昇格試験などで財務分析が出て来て全くイメージがわかない人とか、自分で株式投資等をされてる方が、「決算書も読めるようになりたいなあ」という場合には、この本がオススメです。

この本、いろんな意味で画期的なのですが、まず目に付くのが、ご覧の通り表紙のケバさ。(笑)
おそらく、今まで日本で出版された会計の本の中で、最もケバい表紙ではないかと思います。(笑)

そして、内容は高度ですが「12歳でもわかる」というのも もちろんウソではありません。
本文の説明は、テトリス風の「会計ブロック」や、貸借対照表が「絵」になっている等、図で説明してるので、非常にわかりやすい。

特にこの「似顔絵」貸借対照表はスゴい発明。15世紀末にイタリアでルカ・パチョーリが複式簿記の本を書いて以来の革命かもしれません。(笑)

企業の財務指標を顔に当てはめる試みは今までもありました。
しかし、フェースチャートを見て企業が「なんとなく調子がよさそう」「調子が悪そう」ということはわかっても、 「眉の垂れ具合何を表してたっけ?」「目の大きさは何の指標だっけ?」といったことが複雑すぎて全く覚えられない。

しかし、本書の「顔」貸借対照表は、加工された財務指標じゃなくて、企業の貸借対照表がそのまま顔になってるんです。(笑)
つまり、生の財務諸表を直接読む力が付く。

このターミナルドグマに磔にされているリリスの被っている面というか、エジプトやマヤの古代アートを思わせる強烈な顔は、一瞬見ただけで一生忘れないでしょう。
自己資本比率や流動比率といった概念は、数式を見ているだけでは何年経っても頭に入らないかも知れませんが、これを見れば、早ければ1時間で頭に入って一生忘れません。

財務諸表分析の本を見て爆笑したのはこの本が初めてかも。
オススメです。

 

(ではまた。)

 


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政治家のみなさんに向けた会計の初歩の初歩

2010年2月17日の朝日新聞の記事「企業の内部留保への課税 共産・志位氏が首相に要望」で、鳩山首相が共産党の志位委員長らと会談して、松野官房副長官が提案を引き取って検討するということになったとのこと。

言語道断!何考えてるんでしょうか?

この話を聞いて、やっぱり政治家の方は(「自営業者的」ではあるけれど)、おそらく駅前の商店街で帳簿付けてるおかみさん程度の会計の知識も無いんだな、と思いました。

 

そもそも政治家というのは普通の会計に触れた事がある人がほとんどいないんでしょうね。
3日ほど前のジャーナリストの神保氏のツイッター上での発言を見て「えっ」と思ったのですが、政治団体というのは複式簿記じゃないようなんですね。

続きを読む

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ライトノベルについての考察(仮説)と電子出版への示唆

最近、息子2人が「ライトノベル(ラノベ)」 なるものにハマって、家でもどこでもゲラゲラ笑いながら読んでいるので、
「ライトノベルってのは一体なんだ?」
「『ライトノベル』と『ライトでないノベル』というのは何が違うのか?」
という疑問を、ここ1ヶ月ほど抱いておりました。

不況モードの出版界の中にあってライトノベルは売上や利益がよさそうだという話も聞きます。
そして、私の興味はもちろん「ラノベの文学史における位置づけ」といったことよりは「ラノベをビジネスとして考えた場合にどうか?」というお話であります。

 

Wikipediaを読んでも、(もちろん事実や事例等の参考にはなるのですが)「これがライトノベルだ」という定義や境界線はくっきりとは見えて来ません。(「『ライトノベルの定義』の曖昧さ」という項まであります。)

昨日、大型書店に行った際にラノベのコーナーに立ち寄ったところ、表紙の表紙に踊るアニメ絵の「美少女」達のお花畑状態になっておりまして、オッサンとしては「日本は一体どうなっちゃったんだ?(笑)」という感じでありました。

昨晩ツイッターでそんなことを書いたところ、いろんな方からご意見をいただきまして、おかげさまで、他のネット上の情報もあわせて、

  • 小中学生から30代くらいまでの人をターゲットにしている。
  • 表紙がアニメ絵になっていることが多い。
  • アニメ・ゲームなどとメディアミックスすることが多い。

といった特徴や輪郭はつかめて来たものの、では私が子供の頃読んでいた筒井康隆や星新一の小説とラノベが本質的に何が違うのか、あまり自分の中でスッキリした答えは浮かばなかったわけです。

 

で、今朝起き抜けにハッと頭に浮かんだのが、

ラノベとは小説の「ジャンル」ではなく、小説に対する「スタンス」の名称である。

というフレーズ。

つまり、「小説」というのはもともと「作品としてのテキストの質」を追求するものだったかと思います。
これに対して、(もちろん今でもテキストの質も追求しているとは思いますが)、ラノベが追求しているのは「キャッシュフロー」なんではないかと。

これも当然ではありますが、今までの小説でも売上を伸ばそうという考えはあったかと思います。しかし、それはあくまで「テキスト」が中心。しかしラノベにおいては、小説の「テキスト」を中心に据えることにこだわることなく、読者に受け入れられやすいのであれば表紙をアニメ絵にもするし、キャッシュフローが増えるのであればゲーム化やアニメ化もする。というか、最初からゲーム化やアニメ化を想定して作品を考える。

 

マンガにおける「週刊少年ジャンプ」のビジネスモデルを小説に応用したもの、と言えるかも知れません。

 

これは「カネのためなら何でもやる」といった批判的な意味で言ってるのではございません。
自動車メーカーでも流通業でも企業であればキャッシュフローや利益を追求するのは当然のことですが、「金のためならなんでもやる」というのとは違うと思います。
しかし、出版界の方からは「当社には『経営』という概念が無い」てなことをよく伺いますし、経営として当然のことが行われないケースを見聞きします。

つまり、換言すれば「ラノベとは『経営』である」ということなのではないでしょうか。

 

「テキスト」を中心で考えると、太宰治の人間失格の表紙に小畑健の絵を使おう

 

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4 ジャケ買いの一人です。
1 自分の人生は誰にとっても…
5 買いやすかった
3 まぁ、仕方ない
4 自社への皮肉もあるのだろうか

 

なんて発想は出てこないかも知れないし、太宰治が生きてたらいやがったかも知れません。
しかし、Wikipediaによると、この小畑健の表紙によって売上が数倍に伸びたとのことであります。

つまり、この「人間失格」も「経営的である」という意味では「ライトノベル」かも知れません。
(内容はライトじゃないけど、絵はライト(月)。)

著作物の「人格権」を中心に据えるのではなく「財産権」としての性質を中心的に見るという意味で、まさに「人間(人格権)失格」なのがラノベとも言えるかも知れません。

 

そういえば大手出版社で唯一上場しているのが、ラノベがお得意な角川書店。
「経営」というスタンスが無いと一般株主からお金を預かる上場はできないですから、やはり「ラノベ=経営」じゃないかという気もします。

 

以上のように考えて来ると、これは電子出版にもいろいろ示唆があります。

先日、「iPad対Kindle、勝負あり。そして出版の未来。 」という(やや煽り気味のタイトルの)文章をアゴラに投稿したところ、多数のコメントやブックマークをいただき、

「アマゾンは読みやすさのためにあえてe-inkを選んでるのがわからんのか。」

「KindleでもiPadでもepubという共通フォーマットが読めるからハードのレイヤーは比較の対象ではない。」

といった趣旨のご意見も頂戴いたしました。

既存の「テキスト」の延長線上だと確かにそのとおりだと思いますが、例えば湯川鶴章さんのおっしゃる「超読書」的な「電子ブックならではの面白さ」の観点から考えても、また、前述のような「キャッシュフローの極大化」といった視点から考えても、個人的にはKindleやAmazonというのはあまりピンと来ない。
「テキストの延長線上」で考えるとKindleでもiPadでも同じようにも見えますが、私が「iPad対Kindle、勝負あり。」で前提としていたのは、「キャッシュフロー」から考えるとiPadの方が可能性が広がるのでは、ということです。

 

また、最近「おっ」と思ったのが、ツイッターで見つけた、

同人誌をiPhoneアプリ化する会社がブース出してる
http://twitpic.com/13476p

というuddyさんのツイート
上記のURLで表示されている写真が非常に示唆的です。

これを「こういう『出版社』これからキそう。」というコメント付きでリツイートさせていただいたところ、ものすごい反響(RT)がありました。
「編集というのはテキスト(や図表や装丁)をより良くすること」と考えていると「iPhoneアプリを作る」のが出版社の仕事という発想は出て来ないと思います。

 

新聞社も出版社も、おそらく現在、主として「電子出版というのはテキスト(や図版)を電子化することである」という方向から考えていて、「ネット上での自社のキャッシュフローを最大化する」という観点からはあまり考えていないんじゃないかと思います。

ある新聞社の経営者の方に「既存の新聞社の従業員のみなさんは『テキストの質を高める』という観点しか無いんじゃないですか?」と伺ったら、「たぶんそういう人たちは永久に変わらないから、経営は経営で考えないといけない。」という趣旨のことをおっしゃってました。
しかし、一部の人しか「経営」を考えていない給料の高い会社が、多くの従業員が「経営」的視点を持っている給料の安い会社と戦っていくのは、傍から見ていても非常に大変じゃないかと思われます。

 

もちろん、既存の新聞社や出版社のトップページがアニメ絵になるということは無いでしょうし、お勧めもしませんが(笑)、「電子出版」で成功するのは、そうした既成の概念の束縛を受けずに「ビジネス」として電子出版を考えるところなんじゃないかと思います。

 

以上、今朝思いついた仮説で恐縮ですが。

 

(ではまた。)

 


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週刊isologue(第46号)上場企業の「現物出資」 – 株式会社NESTAGEの事例を中心に

ここのところブログやツイッター等で上場企業の現物出資に関連する発言を目にすることが多いので、今週の週刊isologueは「現物出資」について考えてみたいと思います。

201002151441.jpg

事例として、先週末「臨時報告書」が提出された株式会社NESTAGEの事例を取り上げさせていただきます。
(ただし、本稿は同社の取引等の法的な妥当性等を追求することが目的ではありません。あくまで現物出資の事例として教材にさせていただくということでありますので、念のため。)

目次とキーワードは以下の通り。

  • そもそも「現物出資」とは何か
  • 株式会社NESTAGEの現物出資の概要
  • 現物出資に至る経緯
  • 増資検討の(かなり念の入った)プロセス
  • 不動産を現物出資をする場合の関係者の責任
  • 現物出資される実際の財産とその評価

 

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(ではまた。)

 


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会計士協会「準会員会」で講演します

下記の通り、3月4日(木曜日)18:15から千駄ヶ谷の津田ホールで、日本公認会計士協会東京会の準会員(昔の会計士補)のみなさん向けに講演を行います。

開催日時 平成22年3月4日(木)18:15 – 20:45  

場 所 津田ホール
   渋谷区千駄ヶ谷1丁目18−24

参加費 無 料(ただし入場できるのは[たぶん]準会員のみ)

インターネットからのお申し込みはこちら
(ID、パスワードは東京会の会報等をご覧下さい。)

(この研修会は、実務補習所の単位として認定されます。)

お話しする内容としては、前半は、

  • 今まで経営コンサルタント、CFO、ベンチャー企業の社外取締役や社外監査役などを行う際に、会計士としての知識がどのように役に立って来たか?
  • この環境下で「監査法人に勤めない会計士」はどうキャリアを考えればいいか?
  • 会計士がブログやツイッターで情報発信するというのは、どのような意味を持つのか?
  • 情報通信の技術やサービスの変化で、今、社会の情報の流れはどのように変わっていて、それは今後の会計士の仕事にどのように影響するのか?

等の問題意識を中心に話し、後半は、具体的事例として、起業して公開を目指すようなベンチャー企業が、会計士がどのように関わることが考えられるかや、ベンチャー企業のファイナンスについて話す予定です。

 

ところで会場の津田ホールって、定員が約500名もあるんですよ。

そんな人数、来るんかいな?そもそも東京近辺の準会員って何人いるの?

と事務局の人に聞いたところ、なんと現在5800名強もいるそうで・・・。(すごい。)

この数字にも象徴されるように、会計士もいろいろ棲み分けていかないといけない時代に入ってますので、そうした環境下でのキャリアパス選択に何らかお役に立てる話ができれば幸いと考えております。

500人のホールがガラガラだったら寂しいので(苦笑)、ぜひ、準会員のみなさん間で(ツイッターやメールなどで、このページのURLなども回覧していただいて)お誘い合わせのうえお申し込みください。

よろしくお願い致します。

(ではまた。)

 


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