日本テレビ「未来創造堂」で、元猿岩石の有吉氏が、「ケンタッキーフライドチキン茶漬け」が大好きという話をしているのを聞いて、異様にやってみたくなった。
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毎日のように、いろんな方からご著書をいただくのですが、感想を書くにも、ちゃんと読んでからでないと・・・と思うと・・・ちょっとおっくうになって、読み終わる頃には時期を逸してしまって、せっかく送っていただいてもご紹介できない本が多くて申し訳ありません。
ということで本日は、本の中身というよりカバーにかかっている「帯」で、「む!」と思った本を2冊ご紹介。
まずは、いつも新刊を送っていただいております(ありがとうございます)、鳥飼総合法律事務所さんの「内部統制時代の役員責任」
この本の帯は、以下のように、「役員の妻子への影響と新しい時代への適応」てなことが書いてあります。
蛇の目ミシン事件、北海道拓殖銀行事件等、役員の法的責任について「身ぐるみをはがす」決着となる結果、役員の法的責任が相続され、妻子までとんでもない事態に巻き込まれるという、恐ろしい話が書いてあります。
「役員の責任」と言われても「ふーん」と思っている上場企業役員の方々も、「妻子への影響」と書いてあると、「ん!?」と思って書店で手に取る確率は相当高い気がしますので、これはなかなかよく考えられた帯ではないかと思います。
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オドロオドロしい帯の次は、さわやかなやつを。
税務経理協会さんから送っていただいた、「5人の女神があなたを救う! ゼロから会社をつくる方法」であります。
起業をする際に考えておかないといけないことについて、女性の公認会計士、税理士、司法書士、社会保険労務士、弁護士の5人のみなさんが書かれた本ですが、以下のように、
(腹の出たオッサン等ではなく)、涼しげな女性5人の写真が帯にのってると、起業を考えている女性が頼もしい味方ができたような気がするのみならず、男性もつい手に取ってしまうかも知れません。
(なんせ、「奇跡のコラボ!」ですから。)
これも、なかなかいいとこ突いた帯ではないかと思います。
(ではまた。)
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振り込め詐欺「氾濫」のニュースを見ていると、他人をだます犯罪者が増えて世の中 凶悪化してるように思えますが、よくよく考えてみると、テレビ東京系列で放送している「開運!なんでも鑑定団」は、昔から毎回毎回、詐欺の事例のオンパレードですよね。(何千万円出して買ったツボが、5万円しかしない真っ赤なニセモノだった、等。)
善良なお年寄りを騙して金を巻き上げるという行為は、別に、今に始まったことではない、ということでしょう。
そして、詐欺の法的な要件は満たしているので告訴すれば犯罪になるのに、そもそも騙された本人自身が詐欺だと気づいていないケースも多いんでしょうね。
(犯罪件数というのは、犯罪の要件に該当するものが絶対的にどのくらいあるかではなく、「捜査機関が犯罪だと思うかどうか」というバイアスに影響されるので、注意は必要ですが)、下記の犯罪白書(平成20年版)のグラフ
でも、詐欺犯の件数は、ここ数年はやや減少傾向にあるようで、ニュースで見ている印象とは異なります。
今年は、銀行のATMに警官を立たせるなど、警察も気合いが入ってらっしゃるようなので、告訴すれば受理してもらえる可能性も高くなってるかも知れませんね。
(ではまた。)
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日経新聞の法務系の記事というのは、時々、
「こうあるべきだ。(だがそうなっていないのは、いかがなものか。)」
といった「ドグマ的」な記事が目について、「ん?」と思うこともあるのですが、昨日の日経新聞朝刊の法務インサイド「米M&A、株主保護で混迷」という記事は、アメリカにおける経緯と現状を伝えていてinformativeな内容でしたね。
(こういうの、もっとたくさんやってほしいです。)
この記事でも問題にしているのは、「株主が過剰保護され始めた」のではないか、という視点。
サブプライム危機以降、アメリカ的な世界観はバッシングにさらされはじめていますが、最近、放送大学の授業を見て、歴史的、地域的に見て、アメリカの株主観というのが、どう位置づけられるのかといった、ちょっと引いた視点から、気づいたことをいくつかメモ書きしておきたいと思います。
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今年の4月に書かせていただいた「世界にはまだこんな高利の貸金業が存在する!」に対して、渡辺千賀さんからトラックバックいただきました。
年利300%とか400%という超高利で小額のお金を貸してくれる、いわゆる「サラ金」屋さんである。
(中略)どんなにおどろおどろしいものかと思う方もいるだろうが、写真のような「明るい」お店。
ということで、店頭の写真や、New York Times Magazineの記事等も載っていて、いろいろ参考になります。
金利がもし悪だとしたら、それはグロスの支払額が大きいから悪であるはず。
たとえ年利が300%であろうが400%であろうが、2週間で手数料が20ドルで打ち止めであれば、クリーニングやレンタカーと同じく、まったく普通のサービスであって、悪い要素はまったくないかと思います。
つまりは「長期」で「複利」の場合に問題になるのであって、そうでない場合もあるはずであります。
日本の景気は、欧米よりはちょっとはマシなのでまだ問題になってないのかも知れませんが、単純な年率換算で上限金利や貸出額を厳格にしてしまったので、もし、景気が悪化して金利でも上昇した日には、日本はアメリカ以上に消費者に対するクレジットクランチが発生しないだろうか?と、かなり心配であります。
ともあれ。どうもありがとうございました。>渡辺さん。
ちなみに、まったく関係ないですが、最近、資生堂INTEGRATEのTVCM等を見て、もし将来、「渡辺千賀物語」が映画化される場合は、主演真木よう子さん(先週、結婚しちゃいましたけど)がいいんじゃないかと個人的には思っておる私であります。
(ではまた。)
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弁護士の松本啓二先生が8日に亡くなられたと知りました。
http://www.jiji.com/jc/c?g=obt_30&k=2008111400815
葬儀は近親者の方々で済まされて、別途お別れの会が開かれる予定とのことです。
いろいろお世話になりまして、このブログにもコメントをいただいたりしたのですが、信じられない気持ちです。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
関連記事:
2005年12月16日 クロス・ボーダー証券取引とコーポレート・ファイナンス
2008年6月6日 弁護士松本啓二氏のコメント
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子供が演奏する曲の参考のために借りたビデオですが。
純粋な気持ちに…
Just a spoonful of sugar
1才9ヶ月の娘が夢中!!
風向きが変わって・・・
永遠のジュリー
Dawes, Tomes Mousely, Grubbs Fidelity Fiduciary Bank(日本語字幕:ドース・トームズ・モーズリー・グラブズ安全信託銀行)の歌が、なかなか銀行業のしくみがわかって、いいです。:-)
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先日、放送大学にハマっている、という話の中で、駒澤大学の石川純治教授の「現代の会計」という授業がいい、ということを書かせていただいたところ、生徒さん?経由で石川教授に「こんなこと書いてるやつがいる」という話が伝わったようで、わざわざ石川教授からお礼のメールをいただくとともに、ご著書、「変貌する現代会計」
を送っていただいきました。
また、先生のホームページの「時事会計教室」No.39 旧長銀事件裁判と「公正な会計慣行」−法と会計−(2008年9月)の追記にも、わざわざ、
なお、この岸田論文への興味深いコメントが磯崎哲也事務所のブログ(10月22日稿)に 掲載されている。特に、本文で「『公正な会計慣行』とは」でも触れたが、会計「慣行」と 会計「基準」についてのコメントを参照されたい。また、「成文法」に根ざす法体系と英米法的な考えに根ざす会計とはそもそもなじみにくい性格をもつとする点、またよりオープンな方向性はないのかといった点は、きわめて共感できるところである。もともとなじみにくい性格のものを成文法のなかで“無理にも”解かねばならない、その「なじみにくさ」が裁判の難しさを反映しているといえないか。いずれにしても一読をお薦めするブログである。
と、書いていただきました。
この場を借りて厚く御礼申し上げます。
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さて、本書は、会計に限らず企業活動に関わる仕事をされている方は購入して読む価値のある本だと思いますが、この本で石川教授が読者に伝えたいことは、私なりに愚考しますに、「会計の本質」ではないかと思います。
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