昨日のエントリーにて、私said;
KM(ナレッジマネジメント)の運用で最も難しいことの一つは、「ネタをどう個人から吐き出させるか」ということかと思います。私もブログを始める前に「ネタが尽きちゃうんじゃないか」とか、「他人にノウハウを盗まれちゃうんじゃないか」というようなセコいことが頭をよぎりましたが、やってみると意外にも、いくら吐き出しても、デメリットより、自分の考えがまとまったり、後で自分で利用できたり、他人の意見にインスパイアされて新しい発想が浮かんだり、というメリットの方が格段に大きい。
なぞなぞ:「人にあげてもあげても無くならないものは、なーに?」
答 :「情報」
「愛」
という答えもあるかも。
この意味で、「情報は『愛』に似ている」と言えるかも知れません。(言ってて口がカユいですが。[笑])
「情けは人のためならず」、とも申します。
kushさんからトラックバックいただきました。
以前、梅田望夫氏とGoogleのIPOを巡って真っ向議論を交わしていた磯崎哲也氏が、blogとそれ以外のコミュニケーションツールの比較分析を行っている。
(中略)
まず、わたしが「面白いな」と思ったのは、磯崎氏の作成した図解に「メーリングリスト」はあっても「メール」が存在しないこと。これは業務上のコミュニケーションの多くをメール(電話より多い)に依存している身としては、不思議な感じがした。“コミュニケーション・ツール”としてでなく、“メディア”としての論議であれば「電話・IM」が入るのはおかしいしね。もしかしたら“(複数人による)コミュニケーション”が前提なので、狭義の「メーリングリスト(名詞)」でなく、「メール」を含めた意味で使ってるのかもしれないけど。「掲示板」ではなく「2ch」という呼称を使ってるぐらいだし(笑)
おっしゃるとおりですね。ディスカッションがテーマだったので、練りに練った図というよりは、ディスカッションしながらホワイトボードにフリーハンドで書いたような図で、後から理屈を考えている次第でして・・。
ツッコミどころたっぷり隙アリアリの図です。
メールの他にメルマガってのもあったよなー、とか。
ご意見を取り入れて修正しようかとも思いましたが、直しだすとキリが無い(昨日のエントリーで述べさせていただいたように、実際には、「利用人数×平均リプライ期間」などで点としてプロットしたものをグルーピングするようなことをしないと厳密な議論にはならない)ので、恐れ入りますが、そのままとさせていただきます。m(_ _)m
(ではまた。)
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