「ごくせん」と証券取引法

  • Facebook
  • Twitter
  • はてなブックマーク
  • Delicious
  • Evernote
  • Tumblr

「ごくせん」も、いよいよ次回が最終回。前々回すでに最終回まで2回を残して視聴率が30%を超したというオバケ番組ですが、昨日の視聴率はどうだったんでしょうか。
コンプライアンス的観点から見ると、「ごくせん」はトンデモない番組なわけです。生徒が校舎の形状は変更するわ、家宅侵入はするわ、毎週 暴力沙汰はおこすわと、法令違反のオンパレードなわけで。
一方、最近の社会では、インターネットの発達や、証取法や商法といった法律の高度化で、どんどん「ルールの抽象化」が進んでおります。そういった経済の根幹となる法律は、経済学的・ゲーム理論的に社会全体の厚生が高まるようなルールにしないといけないわけですが、それが「人間の素直な感覚」と一致するかというと、これは必ずしも一致しないわけです。というか、そうした「バーチャルな」ルールは、人間の素直な感覚からは、大きく乖離してきているんじゃないでしょうか。
例えば、
(以下、男の声で読むとコワいので、仲間由紀恵さんの声でお読みください。)
インサイダー取引について:
「株が上がるとわかっていながら、私に教えてくれねえなんて、水くせえんじゃねえのか?」
証券会社の損失補填について:
「てめえが勧めた株でこちとら損してるんだ。自分がかけた迷惑は償いましょうってのが人の道ってもんじゃねえのかい?」
経営陣に対するガバナンスのあり方について:
「私は社員の信任を集めた上で株主総会で選任いただいて取締役になり、社長をやらせていただいております。ここは一つ、私を信用して、全面的にお任せいただけないでしょうか。」
これらはどれも「人間としてわかりやすいお話」であって、それを「インサイダー取引は違法」だとか「損失補填は禁止」とか「社外取締役を導入」だ、などという話は、「世知辛ぇ話」であって直感的にはピンと来ない。だけど、そういうルールにしないと、資本市場がうまく回らなくなるから、そういうルールができあがってきたわけですし、上記のようなことについては、それでもまあ徐々に理解は浸透しつつあるわけです。
ところがこれが、「発行済株式数の3分の1超を立会外取引で取得していいのか悪いのか」てな話となると、大半の人にとってはもう量子力学と同じカテゴリーの話であって、日常的な観念の延長からは全く善悪の推察は不可能かと。
「ごくせん」がこれだけ支持されているというのも、日頃多くの人がそうしたルールが抽象化する社会の中で直感と理性が乖離していくストレスを感じているところに、仲間由紀恵が「人として本来あるべき姿」をズバっと提示してくれるからじゃないでしょうか。
少なくとも私は毎回、クライマックスのシーンで仲間由紀恵が、
「それが人の道ってもんじゃねえのか!」
と啖呵を切るところで、
「そうだ、その通り!あんたのおっしゃるとおりだ!」と涙ボロボロ流して膝を叩きながら見ております。
(ではまた。)

[PR]
メールマガジン週刊isologue(毎週月曜日発行840円/月):
「note」でのお申し込みはこちらから。

41 thoughts on “「ごくせん」と証券取引法

  1. なんていい番組なんでしょう・・・
    New Yorkではフジ系列のドラマしかなく(しまった、これでフジ派であることがばれたか)、しかも、今頃「東京湾景」などやっていますが、こうなったらビデオでも借りて見るしかないです。
    ま、それはともかく、テクニカルなところはともかくルールの核心は、やっぱり「人の道」にそっていなきゃいけないんじゃないかという気がします。敵対的買収でも、そうした「人の道」の部分の議論よりも、何だかあの買収防衛策はどうだとか、こうだとかテクニカルな議論の方で盛り上がってしまいがちですけど(私なんかそれをあおってしまっているのかも知れませんけど・・・)、本当に大事なのは全然利害関係を有しない人でもうなずけるような「人の道」がどこにあるのかですよね、きっと。
    ・・・ああ、「ゴクセン」見たい!

  2. 対面的な関係を離れると「人の道」だけではやって行けなくなるのが社会の難しいところなのですよね。

  3. >大半の人にとってはもう量子力学と同じカテゴリーの話であって、日常的な観念の延長か>らは全く善悪の推察は不可能かと。
    多くの無知な投資家にとっては、時代の変化、制度の変り目、すべて学びの時期よね・・・。
    であれば、教えてあげればよいじゃない?
    甘美な成功体験よりは、苦渋に満ちた痛恨の失敗から学び得るほうが
    はるかに理解が得やすいわ。
    失敗の経験から投資を拒絶する人はそれまで。
    好奇心旺盛な人はその分怪我をする可能性が高いわけで・・・。
    そこから学び得る人はまた新しい投資をおこなうでしょうね。
    そのほうが、理解力の乏しい状況で株式投資に対しての中途半端な
    知識を詰めこむよりは、何倍も教育効果は高いわよ。
    *
    市場においては行き過ぎはからなず修正されるわ。
    日本の資本市場の制度上の不備を是正するという観点や、
    新しいタイプの企業の在り方という観点、古い世代との考え方の
    相違や、このままじゃ日本はだめになるといったなんとなくの共通
    認識や、司法を巻き込みながら、徐々に「ITとメディアの融合バブル」
    は形成されていってるわけよね。
    それぞれが勝手に、「自己が抱える問題をもしかしたら解決してくれる
    のではないか?」という架空の期待からね・・・。
    たしかに日本は新しい時代の入り口にあるけど、ここで扉の開け方を
    間違えると、もう20年は停滞することになるわね。いつか来た道・・・。
    *
    つまりは、国内投資を活性化する目的は、新しい国内産業の育成の
    ため、ひいてはその新しく立ち上がる産業が、国内経済をいま以上に
    活発化してくれることを目的にしないと、我が国の発展はないという
    ことよ。
    そのためには個人投資家がきちんとした投資をおこなうことが大切だと
    思うけど、欲にかられた投資家が実態のないバブルに踊ることで、痛め
    つけられてまっとうな投資ができなくなることは、日本の現状をさらに
    悪化させることはあったとしても、危機の打開には繋がらないということよ。
    *
    小口の投資家からかき集めた金をつかって、20億つかってアメリカ企業の
    育成の一助を担うんだったら、その宇宙旅行する前に、大阪のまいど衛星に
    投資することがのほうが社会の規範たる行動といえるんじゃないのかと。
    方便つかって資本市場からかき集めた金をつかって騒動をおこして、トリック
    スター然とした立ち振る舞いで実態を作り上げることをよしとするよりも、
    大衆受けするキャラクターを活かして、一度だめになったところからフェニックス
    よろしく這い上がってくる過程の中で、失敗しても再チャレンジできるような
    制度改正もおこなってもらうような社会的な役割を与えたほうが、日本の将来
    のためになるのでは?
    そのほうが、閉塞感を抱えて先々の生活におびえながらも、若者に夢を与えよ
    うという気持ちを持った高齢者の投資対象としては、相応しいと思うけどね。
    *
    人間は同じ過ちを何度も繰り返すけど、いまの日本に同じ過ちを繰り返すだけの
    余裕はないわよ。

  4. …『リアル』@Mt.Baca

    一年くらい前でしょうか、何を専攻したいの?と両親に訊かれたことがあります。
    母の感想は『あなたに一番足りないものねぇ、確かに必要だわ』で、父はいつも通りの仕草で頷いていましたっけ。
    そうですよ、ヤマチ兄。
    『Ethics』つまり『倫理』学ですよ。

  5. 「クラウン・ジュエル」について、どなたかコメントをいただけませんでしょうか?
    特に、それが成立する可能性があるかどうか、知りたいです。

  6. なるほど!!仲間由紀恵に言われたんじゃインサイダーも仕方がないかなって思いますね。”水くせー”、とか”人の道”とかそういう男気的なものはとくに証券市場ではでは反対に犯罪者になってしまうんですね。立会い外の件は量子力学的なとこを排除すると・・・”影でこそこそ卑怯なことすんな!!”って感じでしょうか?

  7. 磯崎さんならではの分かり易い、入り易い例え話、さすがですね。
     
    法律は平時についてよりも非常時について規定している事が多い為、感覚的なものからの乖離が多くなるのではないでしょうか。私は法学部出身てな訳ではなく、立法論(?)的なものを学んだことは無い素人の考えに過ぎないのですが。
     
    「水戸黄門」や「ごくせん」等の共通項は恐らく正義の味方(黄門様、やんくみ)、悪者(悪代官など)が誰かと言った点が分かり易い「勧善懲悪もの」で、それが高視聴率に繋がっているんでしょう。(すみません。ぢつは1、2回しか見てないので・・・)
    (ドラマでは描く内容を限定できるので)善悪判断が簡単、つまり「価値観が単一」。そんな世界観の中では法律の存在感(価値)は希薄にならざるのでしょう。
     
    あたりまえの事ですが、現実の世界に置いては誰が善で誰が悪など断ずる事は難しい。例えば今回の件でフジテレビや堀江氏のどちらかが「悪人」だと言う事は出来ない。(個人的には堀江氏の裏技は「商売倫理的」に悪と思うのだけれど、世間的には「大企業=悪」の方が受け入れ易いようだ)
    実際の社会のように「価値観が多様化」してくると、法律や司法の場の存在がより重要になる。(つまり、ザル法では困る。個人的には立法の趣旨を理解しろと言うだが、対立者には鼻で笑われてお仕舞い)
     
    そう言う分かり難く、世知辛いと思える社会だからこそ、「ごくせん」がヒットしたのでしょうね。(もっともそんな単純な理由ばかりではないと思いますが。つーか、みんな仲間由紀恵の隠れファン??)

  8. 磯崎さん、コメント欄を汚してすみません。
    でも、もう、時間がない。
    豚退治できる磯崎さんに、お願いするしかない。
    つたない素人の意見ですが、受け取ってください。
    これで最後の投稿にします。 お許しを・・・

  9. 両者憎み合って仕事をしても、恐らく、いい仕事はできないと思います。 お互い理解し合えないのであれば、やはり、会社の解散がベストだと思います。
    手順としては、以下の通り。
    1.まず、ニッポン放送の従業員は、全員、会社に辞表をたたきつける。(ニッポン放送の子会社の従業員は、辞める必要はありません。)
    2.次に、フジはニッポン放送の解散を狙うわけですが、この時点ですぐに臨時株主総会を開いたとしても、ライブ&村上連合の反対によって、簡単に棄却されてしまうでしょう。 そこで、すぐには臨時株主総会を開かず、ニッポン放送の現経営陣の独自の判断によって、まずはニッポン放送の子会社の持ち株を、売却していきます。
    そんなこと勝手にできるのかと思われるかもしれませんが、以下の理由により、それは可能だと思います。
    ●敵対的TOBに対する防衛策として、子会社の持ち株の売却くらいは、認められるべきである。(裁判で争いましょう)
    ●ライブが買い占めたのはニッポン放送の株であり、子会社の株を、直接は買っていない。(裁判で争いましょう)
    ●従業員が全員やめてしまい、事業活動ができない。 子会社も連鎖的に事業縮小につながる可能性が高く、子会社の企業価値が下がる前に、早い時期に、子会社の持ち株を売却したほうがいい。
    ●大株主がけんか状態のままでは、子会社も連鎖的に事業縮小につながる可能性が高く、子会社の企業価値が下がる前に、早い時期に、子会社の持ち株を売却したほうがいい。
    ニッポン放送の亀渕さん、相手も命がけなのですから、亀渕さんも命がけ(人生かけて)立ち向かわないと、負けてしまいますよ!
    このくらいのことは、覚悟を決めて、やるべきです。 そして、あとのことは、裁判に委ねましょう。
    3.ということはですよ、この強引な論理によって、フジテレビの持ち株(23%)も、売却できることになるんですよね。 上場企業の場合、売却は当然、市場を通して行うべきですが、先の仮判決で、時間外取引での大量売買が正当化されてしまいましたから、今度は逆に、現在ニッポン放送が持っているフジテレビの持ち株を、時間外取引で売却することも、できるわけです。 もし、信頼できるフジの子会社あたりに売却できれば、フジの勝利と言えるのではないでしょうか?(こっそりやれば、絶対成功!)
    また、上場していない子会社の株式は、子会社に直接、買い取ってもらう方法がいいと思います。
    売値は、
    (上場していない子会社の株式の売値)=(その子会社の自己資本)×(ニッポン放送が所有する子会社株式の割合)
    が、妥当だと思います。
    つまり、子会社側の立場で考えますと、一時的に、自社株の買取資金が必要です。 資金は銀行から借り入れるなり、信頼できる企業から無利子で借り入れるなど、各自で工面してください。
    さて、このように、ニッポン放送本体とニッポン放送子会社を分断できれば、子会社はもう自由の身です。 フジさんと資本提携しようが、しばらく中立な立場で、どことも資本提携せずにやっていこうが、それは子会社の勝手となります。
    4.最後にニッポン放送本体が残るわけですが、この段階でようやく、臨時株主総会を開きましょう。 で、まずはフジさんが解散の話を切り出し、ニッポン放送本体の資産の処分法に関して、話し合いで決定するよう申し入れましょう。 ひょっとすると、ライブ&村上連合は激怒して、裁判に訴えてくるでしょうが、もしそうなったら、最高裁まで争うしかないですね。
    でも大丈夫。 先に掲げた理由により、おそらく裁判では勝てますよ!
    いずれにしても、すでに現金化した資産については、フジさんの場合であれば、ニッポン放送株を36.47%以上は保有していますので、その割合に応じた現金を、会社解散後に手にすることができます。 その資金を元に、また一からラジオ放送局を立ち上げるというのも、結構、やりがいがあるかもしれませんよ。(楽しいかも)
    5.ニッポン放送従業員のその後ですが、まず、ニッポン放送から、退職金を手に入れる権利はあると思います。
    また、しばらく無職に甘んじようと言う方には、失業保険も降りることでしょう。
    その他、フジさんけいグループの新しい子会社を自分たちで設立するもよし、あるいは、完全フリーの身になる、別の仕事を探す、などの選択肢もありますね。 このように、その後の進路に関しては、各自の自由な判断に任せればよいのではないでしょうか?
    また、希望者には全員、フジテレビの子会社に再雇用する権利を与えれば、不安に思う従業員を、かなり減らせると思います。(ただし、その場合は、失業保険はもらわないように!)

  10. 普通の感覚?理解できません。まったく。
    >インサイダー取引について:
    >「株が上がるとわかっていながら、私に教えてくれねえなんて、水くせえんじゃねえのか?」
    「ずりーぞおめー。そういうのは抜け駆けっていうんだよ。その辺の兄ちゃんじゃあるまいし
    せこいことばっかしてんじゃねえ。」の間違いじゃないの?
    >証券会社の損失補填について:
    >「てめえが勧めた株でこちとら損してるんだ。自分がかけた迷惑は償いましょうってのが人の道ってもんじゃねえのかい?」
    「勧めただけだろうがよ。てめーが欲欠いてつまんないものに手え出しやがったくせに。何偉そうに被害者ぶってんだよ。大体株が上がる下がるを最初から当てられる訳ねえだろう。株やってるゴミなんざ、手前みたいな馬鹿ばっかなんだからよ。文句たれてる暇があったら少しはおツム鍛えな。それとももう一回幼稚園からやり直すかい?」の間違いでしょ。
    >経営陣に対するガバナンスのあり方について:
    >「私は社員の信任を集めた上で株主総会で選任いただいて取締役になり、社長をやらせていただいております。ここは一つ、私を信用して、全面的にお任せいただけないでしょうか。」
    「株主総会でとおってんだから、つべこべ抜かすんじゃねえ。投票してから文句いいな。ここまでくるのにどれだけ我慢してクダラナイ世辞振りまいたりゴマすってきたりしたと思ってんだ。大体、手前の出資で会社作ったわけじゃねえだろうが。儲かりそうだからって、あとから来て株主様だなんだって偉そうなこと言ってんじゃねえよ。」の間違いでしょ。

  11. 豚嫌いサン
    私もIntegirityの欠如したバブル時代の文学部中退の方は嫌いです。
    でも、1/3ぎりぎり未満を立会い外で取得して全体で1/3を超えたのが合法と
    されたわけではないと思います。(違法とはいえないという言い方)
    フジは正々堂々自社株買いを行い、ニッポン放送が応募する形を取るべきです。
    妥当な金額で、ニッポン放送現経営陣が適切な判断をできるようにね。
    ニッポン放送さんも、スタジオ建設などの積極的な投資が必要ないのでフジの増資が
    認められないのですから、フジ株を売却して余剰となる資金はもう不要ですよね。
    自社株を純資産価額ぎりぎりで買入消却しちゃいましょう。某L社が入手した原価より
    おそらく安い金額になると思いますよ。
    今朝方この下のblogにもコメントしてます。見てくださいね。
    相手が無茶をするからといってこちらもOKとはなりませんよ。豚と同類ということです。

  12. >ところがこれが、「発行済株式数の3分の1超を立会外取引で取得していいのか悪いのか」てな話となると、大半の人にとってはもう量子力学と同じカテゴリーの話であって、日常的な観念の延長からは全く善悪の推察は不可能かと。
    言葉だけの問題でしょ。
    片方が、正々堂々と他の方もどうぞと「公表」して、より「公平」にやろうとしているのを、こそこそ裏工作して買い集めて「株主の権利だ」と主張をはじめるのと、どっちがまっとうか?
    と言うだけの話じゃないの?
    こそこそ買い集めでやって、恥じないんだったら、公開買付けなんてルールがあること自体、意味無いじゃんって普通考えないかい?
    難しい?これが?生きてる価値ないよ、それじゃサル以下。

  13. なんか、情に訴えるしかなくなったのでしょうか? としか思えないエントリですね。
    わたし的には、ニッポン放送のフジへの新株予約権発行は「取締役が、乗っ取り屋の口車に乗せられて、筆頭株主を締め出すために増資決議してしまった」場合との差が分かりません。
    そういえば、敵対的買収を求婚になぞらえる例を見たことがありますが、今のフジテレビは「娘を嫁にやりたくないがために、自らの手で娘を傷物にしようとする父親」のようにも見えますね。それじゃあいくらなんでも周囲から理解されないと思いますよ。まっとうな人の道に戻っていただきたいものです。

  14. 「高度な専門化されたルール」に対して歴史は答を持つか?

    公認会計士の磯崎哲也さんという方のブログに、興味深いことが書いてあった↓。
    「ごくせん」と証券取引法
    社会の高度化に伴い、物事の善悪を決めるルールが抽象化してしまい、「人間の素直な感覚」と乖離している面が大きい、というご指摘をされている。特に次の…

  15. 娘は嫁に行きたくないっていってるんだもの・・・。
    筆頭株主だから受け入れられて当然、俺と結婚すれば
    人生バラ色という心理ね・・・。
    ストーカー心理だわ、弄ばれるだけで娘は幸せになれる
    わけがない、ぞっとするわね・・・。
    面会を強要しても会ってくれない、自分の意に反するように
    誰かが仕向けているのではないか?話せば自分の望む
    結果が得られるのではないか?と考えてるわけね。
    相手が嫌ならしょうがないのに・・・。
    ストーカー心理って怖いわね。

  16. ライブドアの狙いはラジオ局ではなく、テレビ局の方だと思います。
    フジとしては、ニッポン放送保有のフジ株式のうち、大和に貸株していない353千株(時価830億円)を、ToSTNeT-2で自社株買いしてしまえば、取り敢えずは防御したことになるのではないでしょうか。
    (フジは昨年6月の総会で定款変更しており、取締役会決議で自己株式取得が可能です。)
    ToSTNeT-2で邪魔が入るリスクは多少あると思いますが、ライブドアにそれだけの資金力はもう残っていないのではないでしょうか。

  17. で、その父親は自分が経営するお店の土地をインチキまがいのやり方で
    巻き上げられるそうになり、土地の代わりに娘をよこせと脅されると。父は
    店を失うのが嫌で勘弁してもらう為に娘を人身御供にして逃げ出す。
    「娘よ、父さんの為だと思ってあきらめてくれ〜」という具合に。
    とんだ茶番劇(w

  18.  今回の騒動で、どちらの主張を支持するかということを盛んにアンケート調査されて報道されているのを目にします。そしてライブドアの支持者に対する分析を、やれ団塊の世代のノスタルジーからの共感だの(某ネット界のカリスマによれば)「失うもののない現状に不満な大衆の支持」であるだのといわれておりますが、私としてはライブドアに対する反対意見の分析のほうが興味があります。まさに「大半の人にとってはもう量子力学と同じカテゴリーの話」に対して驚くほどの怒りの感情を抱いてる人がこんなにも沢山いるのが不思議でなりません。
               何 を そ ん な に 怒 っ て い る の?
     だいたい、日本人が怒ることなんてとても珍しいことですよ、お客さん。年金が使い込まれようが、政治家が税金をちょろまかそうが、警察官が痴漢しようが「しょうがないねぇ」で済ましてきた国民が、まるで自分の生活にかけらの影響も与えない世界で起こったことに怒りの感情を抱いているなんて、とっても不思議な現象ではないのでしょうか?
     そうは言っても、こんなもの分析するわけにも行かないでしょうねぇ〜。被買収企業関係者以外でライブドアの行動を非難している人の心理分析なんて明白ですもんねぇ。まぁ、人間なら誰でも持っている一番醜い感情を、一番ぶつけやすい対象に向けているだけですから。
     ここはひとつ、
    「自分より若い人間が金を持っていて、世間の注目を集めていることに醜悪なまでの嫉みを抱くなんて男らしくねぇぞ」
    と仲間由紀恵サンに叱ってもらいたいもんだと思います。
     

  19. えーと・・・(繰り返しになりますが)
    本エントリは「ごくせん」がなぜこれだけ人気を集めているのかしらん?ということと、社会の複雑化の懸念(一般の人がこれ以上のルールの複雑化について来れるのか知らんという漠然とした不安)について私なりの考えを提示させていただいたものです。また、くりかえしになりますが、このブログは、今回の買収事件の特定のどちらかを応援するものでもありません。
    (これだけ何度も書いているのに、どうしたらこれがライブドア派の意見とかフジテレビ派の意見に読めるのかしらん?やはり「人間の普通の考え方」というのは、ものごとを理解する際に、「どっちの味方か」と二元的に分類したくなるものなんでしょうか。)
    私がここ6年ほど一貫して取り組んでいるテーマは、「資本市場の健全な発展」と「それに情報通信技術の進展がどう影響するか」ということです。
    銀行等の単純な預貸によって数百兆円の資金が供給されるというビジネスモデルは、企業資産の悪化によって大量の不良債権を生み、大量の公的資金の投入を必要として、日本の経済が回復の兆しを見せるまで実に15年もの時を必要としました。
    私は、こうしたことが二度と起きないようにするためには、元利が保証された預金ではなく、流動性のある資本市場を経由した資金供給の比率が高まることが極めて重要であると考えて、それが発展するためにはどういうことが必要なのかをつらつら考えてきた次第です。
    本ブログでは、今回の買収事件のような個別の事例から一般的に使える手法や今後の制度改正への課題などを抜き出して勉強させていただいているわけでして、個別の事例についてどっちかの見方をしているわけではないわけです。
    っていうか、今回のように、ゴングと同時に場外乱闘になって、片方が栓抜きで眉間を攻撃し、片方はパイプ椅子で応戦してるというような状況について、「おまえはどっちの味方だ?」とか聞かれても困るわけです。そりゃプロレス的にはギリギリOKなのかも知れませんが。今まで個人的な感想は極力抑えてきましたが、はっきし言って、どっちもヤですわ。(笑)
    わたしが夢見るちゃんとした資本市場というのは、どちらかというと「将棋」や「チェス」や「プログラミング」に似た世界であって、プロレスのようなルールが有って無いような世界ではないわけです。
    (そりゃエンタメとしてはおもしろいのかも知れませんが、百兆円単位の資金を運用する場は、もっと厳格なルールに縛られている必要があると思います。)
    というわけで、ご批判やご希望は参考になりますのでお寄せいただければ幸いですが、今後はあまりブログのテーマに関係ないコメント(特にどっちの見方だ?とか、どっちかをやっつけてくれ等)はご遠慮いただければ幸いです。
    (ではでは。)

  20. fujikoさん曰く:
    「娘は嫁に行きたくないっていってるんだもの・・・。
    ストーカー心理って怖いわね。」
    ニッポン放送の社員の「総意」も、ともすれば独裁政権下の国での国民投票の結果に似通ったものになる恐れもあるので、真に受けるのは必ずしも妥当ではないのでは。
    敗戦後、鬼畜がごときのアメさんの価値観を比較的スムーズに受け入れた某神国の民の例もありますし… (^^;
    また、時間外取引はけしからん、ライブドアは支配プレミアムを払っていないじゃないか、等の意見が散見されましたが、ニッポン放送の保有するフジテレビ株の価値に言及した方は少ない様に見えます。
    しかし、単純に時価評価(約二千億円)したその株と、フジテレビの発行株式1/3を今市場で買い集める場合に必要な資金の額は同じになるとは考えにくいですね。この差額、またはプレミアムを「無形資産」と考えますと、それを実現、または毀損させない為にはどんなニッポン放送の株主構成が望ましいでしょうか。増資に因る株主構成の変化の経営目的の是非については、CSKとベルシステム24の判例が参考になるかもしれませんね。

  21. 日本の資本市場の健全な発展のためには、「事業に対する客観的な投資評価」と情実ではなく「資本の原理」に基づいた投資原則が必要だと考えています。
    市場の動向を人間の非合理性が動かす部分があるというのが、最近の経済学が明らかにしているところではありますが、これは必ずしも情実を是とするものではありません。非合理的な判断によって、人は時として損になる行動をしてしまうというというだけです。
    現状のフジテレビジョン対ライブドアの争いについても、冷静に考えればフジテレビは経済的合理性を無視した行動によって、本来得られたはずの社会からの同情や信用を失いつつあるというのが現状です。本来の企業の危機管理とは、企業グループのイメージまでも含めたトータルな経済的合理性を守ることではないでしょうか? ライブドアは、元々クリーンなイメージはありませんが、「挑戦者」というイメージを強調することで、一定の立場を確保しています。そういうイメージ戦略に対して、「そういう見方をするべきでない」と主張するのは意味のないことです。
    本来フジテレビは、「挑戦者」に対して、あくまでも「正統な権威」という立場で対抗すべきだったと個人的には考えます。しかし「防衛のための裏技のような策を弄した」ことで、「正統な権威」という立場を自ら崩してしまいました。なぜそのような非合理的な行動をフジテレビが行ったのか私にはわかりません。なんとなく、日枝会長が西武の堤氏にだぶって見えますが。いずれにせよフジテレビは自らをライブドアと同じレベルに落としてしまいました。こうなっては、そりゃ成り行きを面白おかしく見守る以外にないわけです。
    今回の件で教訓とすべきはこの点に尽きると思うのです。
    「焦土作戦」など愚策だし不可能でもあります。むしろ、フジサンケイグループとして「ニッポン放送」を今後いかに活用して企業価値を向上させようとしているか、「具体的なビジョン」を示すことが、グループとしての防衛の正攻法でしょう。ライブドアがそれを示していない現状こそが好機です。なくても知恵を絞ってください。というより、そういう正攻法を進言をすブレーンはいないのでしょうか? そちらの方がよっぽど不思議です。そういう進言が聞き入れられない体制なのだとしたら、たとえ今回陥落を免れたとしても、堤帝国のような将来が待ち受けている可能性は高いでしょうね。
    長くなりましたが、言いたいことは「戦術」じゃなくて「戦略」を考えるべきだ、ということです。

  22. なぜ上場したのかわからないといったのは堤さんでした。
    株式のほんの僅かな流動部分により作られた株価により、
    残る大部分のコクド保有株の含み益を演出して商売を行うというビジネスモデルでした。
    さて、フジの日枝さんと堀江君のどちらが堤さんのビジネスモデルに近いでしょうか?
    親も10000分割、子も〜〜〜。
    そこで作られた株式価値を用いて買収を繰り返す。
    ごく僅かな流動性により形作られた価値をネタとしてビジネスの「規模」を拡大していく。
    但し、フジテレビも新株予約権はまずい戦略でしたね。

  23. ニッポン放送の新株予約権は「私たちはライブドアの買収を、こんなにも脅威に感じているんですよ」ということをアピールするためのポーズだったってことはないですかね。もともと、これほど大量の新株予約権を認めてもらえるとは思ってなかったのでは。で、はなっから高裁での決着を狙ったシナリオだったりして。

  24. でも予約権のおかげでニッポン放送株価が安定し、TOBが成立したのであり
    一定の効果はあったということだろう

  25. 本Blogの趣旨に反するかもしれませんが、少しだけコメントを…。
    kant様
    堀江氏、東大法学部卒の地裁の方々などの事が随分お嫌いのようですが、Blogマスター(磯崎氏)の上記コメント(「このブログは、今回の買収事件の特定のどちらかを応援するものでもありません」)にあるように、個人的な感情を必要以上に吐露するのはお控え願います。又、荒れた言葉遣いでのコメントは、アンチ堀江派のレベルを必要以上に貶める結果になると思いますよ。
    MITCHIE様
    「何をそんなに怒っているの?」に同感です。上記kant氏などの方々、或いは本件でTV出演している約半数のコメンテーター、多数の自民党政治家は、堀江氏などの無礼ではあるがクレバー且つ行動力のある若者の行動に文句を言いたくなる傾向が見られます。堀江氏が今後とも成功するかどうかは勿論誰にも分かりませんが、一般論で言えば、そういうタイプの若者が、歴史的にみれば世の中を変えてきたのですよ。たとえ堀江氏が失敗したとしても(相応に成功する確率があるとは思いますが…)、今回の出来事は、世の中が変わる大きくきっかけにはなるでしょう。彼の批判されるべき部分は正しつつ、もっと温かく見守りたいですよね。
    上記の磯崎様のコメントを拝見し、たぶん同じ意見かと思いましたので、失礼ながら長文コメント致しました。

  26. 磯崎さん。私もぶっちゃけ「どっちもヤ」です。
    当初からフジ派は感情論で片付けようとし、ライブドア派は都合のいいときだけ
    「そもそも資本主義とはそういうルールに基づいて」とか言ってる。マトモな議論がされているようには到底思えないのでこの件が話題にのぼるたびに「なんだかなあ」と思っていたのでした。このブログはこの件については常に冷静であり、物事を客観的に分析され、
    マトモな議論をしようと試みていた非常に貴重なブログであったように思います。
    ここに来てエントリの言わんとしていることと関係ないことを書き綴っていく記念カキコとしか思えない「目立ちたがりやさん」も増えましたが、(私もなのか)
    まったりと、めげずに続けて欲しいと思うのでホントがんばってください。

  27. 悪いけど、3つとも「ごくせん」じゃ、ていうか、プライドと善悪の判断をまともにできる人間なら言わないでしょ。商売の損得勘定についての人間の悪い意味での素直な感情を、信義や矜持を第一義とする人間の言葉とごっちゃにしちゃぁいけませんや。

  28. 結局「法律」が、もっと一般市民に信頼されるものになるしかないのではないでしょうか。
    なにが守らないといけない法律で、何が守らなくていい法律、
    ってのが実際問題として存在して、すべての法律を糞真面目に守っている人が馬鹿を見る
    (場合によっては、60km/hで流れている道路を制限速度の40km/hで走るような例では、「人として」迷惑な行為にすらなりえたりする。)
    ような現状では、法律というものが市民に信頼されないのは当然でしょう。
    まぁ、私はそんなに大上段に構えて多くを求めるつもりもないので、
    今回の件をもとに、日本の証券市場やコーポレートガバナンスを規律していくべき
    諸法律がより洗練されていけば良し、と思っています。

  29. (これだけ何度も書いているのに、どうしたらこれがライブドア派の意見とかフジテレビ派の意見に読めるのかしらん?やはり「人間の普通の考え方」というのは、ものごとを理解する際に、「どっちの味方か」と二元的に分類したくなるものなんでしょうか。)
    ↑だって、磯崎さんがフジ派が喜びそうなことばかり書いているんだもんw
    と思う人がいる訳で、、、
    だから溜飲を下ろしたフジ派の来訪者がここに記念投稿をし、
    磯崎さんの書き込みに反撥する2ちゃんねらーに「磯崎さん=フジお抱え専門家」と
    大量書き込みされているわけです。。。
    上記の理由は、ごくせんヒットと同じです。
    磯崎さんがいくら複雑な言い回しをしたところで、結局は
    「で、そんなのいいからあんたフジ派なの?ライブドア派なの?」という二択でしか
    評価されにくいのがいまの社会状況です。
    で、この二択なら磯崎さんは明らかに「フジ派」になってしまうんです。。。
    特にメディアに出る専門家さんには、微妙ですね、なんていう「正確な」コメントは
    求められていません。ハッキリ言いきった部分だけがオンエアされます。

  30. 率直な感想です。最近、投資家目線ではどうでもいい議論が続いてます。
    以前はもっとアナリスト的なBlogだったと記憶しているのですが・・・
    ご多忙中だとは思いますが、早く戻って欲しいものです。

  31. はじめまして、今回のニッポン放送の乗っ取り騒動から、毎日ブログを覗かせて頂いております。
    さて、金曜日に出された新株予約券の発行差し止めの仮処分で思ったのですが、フジ側は裁判所の判断は当然予想の範囲内だったと思われます。(もちろん、ライブドアの行為が断罪されたり、そのまま大量発行が認められればそれに越したことはなかったでしょうが。)ということは、新株予約券の発行に対しての裁判所の判断基準を探るための、いわば照明弾のような意味も含めて、ダメもとで大量の新株予約券の発行の発表をしたのではないでしょうか?(発行数を驚くほど大量にしたのは、差し止め仮処分の際のライブドアの供託金の額を上げて金銭的負担を大きくするという狙いも二次的にはあったかも。)今回の裁判所の判断で、5950円というTOBと同額の株の発行価格はお墨付きをもらったわけだし、TOBが終了しフジの持ち株が判明した後だから、もう一度、今度は、ニッポン放送株の50パーセントをおさえるために必要なだけの600億円程度の明確な事業計画を備えた新株予約券の発行を宣言するというのは考えられないでしょうか?使途が明確でその企業の価値を高めると認められる計画であれば、裁判所も発行を差し止める理由を持たないように思えるのですが。予約券発行の発表のときに言っていたスタジオの建設というような話が、今回、取り上げられてないように見えるところからすると、フジの作戦は一発で勝利を収めようとするのでなく、まずは見せ球を投げておいてから、一番良いタイミングで練りに練った決め球を投げようとしているのではないかと思えるのですが。ただ、実際にそれが可能かわかりませんし、一般から見た印象はあまり良くはないでしょう。
    堀江氏のイノシシのような中央突破力はサッカー日本代表にぜひ欲しいと思ってしまうのは私だけでしょうか?

  32. takeさん、
    >磯崎さんの書き込みに反撥する2ちゃんねらーに「磯崎さん=フジお抱え専門家」と
    大量書き込みされているわけです。。。
    え、そうなんすか。(汗)・・・存じませんでした・・・
    その割には、(良識あるみなさんのコメントのおかげでしょうか)、あんまりコメント欄も炎上しなかったような。
    どちらかというとライブドアの役職員の方は直接間接によく存じ上げてるんですが、フジテレビやニッポン放送の関係者とは全く接点がないんですけどねえ・・・。(忘れてる方がいらっしゃったらスミマセン・・・。)
    ライブドアさんは社長のインタビューは大量に放映されましたが、ニッポン放送側の方がいろいろ詳細な資料が出てきていたので、それを分析してたら「フジ派」に見えちゃったんですかねえ・・・。
    ま、そうした2chやテレビでの取り上げられ方も含めて、一般の方々に向けた情報発信がどう取り扱われるのか、今回は非常に勉強になりました。ありがとうございます。
    ではまたー。

  33. ?私はどちらの味方でもないし、どちらの批判もしてませんよ?
    批判しているのは、主観だけで物事の白黒をつけたがる人たちであって、一方に偏った見方が提示されたら、同様の一方に偏った見方も提示しておくというやり方を取っているのに過ぎません。
    だって、本件に関してはあくまでも「部外者」ですから。
    ただし、「市場の発展」に関してはもう15年も実務としてやってきていますし、おかしいものはおかしいと言いたくはなりますが。
    例えば、時間外取引で過半数の株式を動かしたいというニーズは、お受けすることが多々ありますが、それに対しては、業者として「規則上は可能ですが、それで本当によろしいのですか?他への影響をどうお考えになりますか?公開買付けの制度趣旨との関係について、どのように株主に説明できますか?」と常に問い掛けておりますし、それが業者としては当然の行為規範だと思います。そういう実態を知らないで市場運営者側を貶めるような勝手なことばかり外野で騒がれれば、ちょっとくらい腹は立つでしょう。人間ですから。

  34. ライブドア 状況整理

    今日もおかしな株の動きでしたよ!
    しかし、ついに記録更新。出来高が1億株を突破ですぜ、やはり何かあるよ、これ。
    いずれにせよ、高値で売れたリーマンは蔵が立ちまっせ。いくらなんでもこれで貸し株を
    続けるのはまずいだろー、と思うのですがそれこそ「秘策」があるぎ..

  35. ジェイン・ジェイコブズ「統治の倫理 市場の倫理」日経ビジネス人文庫は読まれましたか?

  36. フジサン、そりゃーーねえべ。
    子供が親をこづきまわすなんて、
    親を大切にするのが人の道だべ。
    もう親じゃないってか。
    子供が親を勘当するなんてそりゃーーねえべ。
    カメさん。あんたもあんただ。
    親らしいことをしないから、子供からバカにされるんだべ。
    んだ。んだ。
    親らしくしゃんとせえ。カメさんよ。

  37. 資本市場は子供の遊び場じゃありませんわ。
    株は子供のおもちゃじゃありませんわ。

  38. ごくせんに負けた菜々子・・・あれ?

    松嶋菜々子の「救命病棟24時」、最終回でようやく20%を超えたけどずっと10%代の視聴率だったから、って。でもこれって菜々子的にきっと、深〜ぁい疑問があるんちゃう?「菜々子です。主演復帰作って言われてますが

  39. 「ルール」と「モラル」と「ごくせん」?

    何だかうまく考えがまとまっていないし、十分な理論武装とかがあるわけでもありません。
    しかも、何だか燃え盛る火事の現場にのこのことと顔を出すようなもので、自殺行為なのかもしれない・・・とは思いつつ、やはり思い浮かんだことを、とりあえず書き留めておくという…

  40. 世界最後のハンコロジスト

    なんと私、小飼弾は、前回借りようとした部屋の大家から、店子になることを拒否されてしまった。
    ハンコロジー事始め
    新関欽哉
    理由は、「契約書に認印を押さないから」である。
    前回取り上げた株式会社リプラスおよびピタットハウスの株式会社スターツの両.

  41. ≪ニュース≫ライブドアがまた何かを企んでいる

    ライブドアは、社長や広報社員のキャラクターをメディアの前面に押し出す事によって、プロ野球のオーナー企業になる以上の広告効果を生み出すことに成功した稀有な会社である。しかしこの手法には弱点があって、ひとたびこのキャラクターに関する風評被害が流れてしまえば…