週刊isologue(第18号)「検索最終戦争」- ヤフー・マイクロソフトの提携を財務面から分析する

今回の有料メルマガ「週刊isologue」は、先週7月29日に公表された、Yahoo!(ヤフー)・Microsoft(マイクロソフト)の提携について、です。

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今週の目次とキーワードは、以下のような感じです。

  • 提携の概要と背景の解説
  • プレスリリースの内容
  • 検索サービスの優劣は何で決まるか?
  • ヤフーの損益の状況
  • 「提携のインパクト」の読み方
  • 検索サービス競合各社の「実力」の状況
  • ソフトバンクと日米ヤフーの時価総額の関係
  • マイクロソフトのOS、サーバ、Office、XBOX事業の状況
  • マイクロソフトのオンライン・サービス・ビジネスの現状は?
  • 「マイクロソフト+ヤフー」陣営は、ライバル「グーグル」にかなうのか?

 

(ではまた。)

 


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日本人の身体性と市場経済(「世界一受けたい授業」でやっていた驚くべき数値)

昨日の日テレ系の番組「世界一受けたい授業」の「恐怖と脳の科学 日本人の97%は恐怖遺伝子を持っている!」という授業でやっていた、ビックリする数値のお話。

私はこの10年、日本が(「お上」に頼らず民間で自立的にものごとが決められるような)「市場経済」の方向に変わって行くために微力ながらいろいろやってまいったわけですが、

 

1999年ごろ考えていた私の予想は以下のとおりでした。

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週刊isologue(第17号)アマゾンとネットビジネスの未来

今週の有料メルマガ週刊isologue は、世界最大のECサイトの一つ「アマゾン(Amazon.com, Inc.)」について。

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アマゾンの決算数値を通して、EC(そもそもネットでビジネスをするということ)について考えてみたいと思います。

今週の目次やキーワードの概要は以下の通りです。

 

  • 「アマゾン」は、あんまり儲からない商売か?
  • 第2四半期、決算概要
  • アマゾンの純資産は創業15年でどうなっているか?
  • 電子ブックリーダー「キンドル(Kindle)」
  • 日本の新聞社と新聞・雑誌・書籍リーダーの未来
  • 「追徴課税」で浮かび上がる、ネット時代の日本の地位の低下
  • 追徴課税額からアマゾンの国際ビジネス構造を推定する
  • ザッポス(Zappos.com)の買収(800億円)
  • 「返品期間365日」と会計上の売上計上時期?
  • ザッポスの企業風土と経営陣のプロフィール
  • 臨時報告書(8-K)に添付された買収契約の概要
  • 種類株式毎の条件から経営陣の「取り分」を想像する
  • ネットビジネスの未来
  • 世界的ECは「金融畑」の経営者でないとできない?

 

(ではまた。)

 


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日食

もうすぐ日食開始ですが、Googleで「日食」のキーワードでトップに出て来る国立天文台のサイト

2009年7月22日皆既日食の情報:国立天文台
http://www.nao.ac.jp/phenomena/20090722/index.html

は、アクセスしても全然つながりませんね。

alexaで見てみると、

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国立天文台全体でも、いつもはこのブログのアクセスよりちょっと多いくらいですが、最近は5倍以上のアクセスになってますね。
本日は10倍とかになってるんでしょうね。

(そりゃ、サーバもブッとびますわね。)

 

(ではまた。)


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「撮影に関わる法的問題について(リプトンCM)」に関するお詫び

以前、「撮影に関わる法的問題について(リプトンCM)」という記事を書いたのですが、コメントいただいた「もこ」さんに、お怒りを買ってしまったようです。

他人にモラルを問う人のモラルが知れた、一つの例。 from 交通ルール啓発ブログ

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週刊isologue(第16号)ビックカメラの「不適切な会計処理問題」

今週の有料メルマガ「週刊isologue」は、「ビックカメラの不適切な会計処理問題」についてお届けします。

(連休中でもあり、さくっと数ページで終わらせようとしたら、なぜか逆にA4で22ページもの大作になってしまいました。)

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都市部にお住まいの読者のみなさんの中には、家電好きで「ビックカメラ」が行きつけの店だという方も多いかと思いますが、私も実は、家電を買う時はビックカメラにばっかり行ってしまいます。なんででしょう。
(駅前の便利な立地にあって、ポイントも付くし、店員さんの商品知識もイケてる気がします。)

そんなビックカメラが、 2009年1月16日に、「不適切な会計処理」の疑いがあるということで、東京証券取引所に監理銘柄に指定されました。結局は、3月24日に指定は解除され、上場も維持されたのですが、結局、億単位の課徴金を納付することになりました。

「ポイント」を大量に貯めてる「ビックカメラ・ファン」方も多いかと思いますので、ビックカメラの経営の安定性は、気になるところじゃないかと思います。

今回は、このビックカメラという企業の現状と、「不適切な会計処理問題」とはいったいどんなものだったのかについて、掘り下げてみました。

 

今週のキーワード:

  • ビックカメラの資本構造と「コテコテの伝統的オーナー企業型資本政策」
  • ジャスダック公開直前の取引先等への株の割当
  • 元会長の新井氏とは
  • ビックカメラとマスコミとの結びつき(株式保有関係)
  • ビックカメラの広告費
  • 事件の経緯
  • なぜ上場廃止にならなかったのか。 (「上場内国会社の上場廃止基準」)
  • 「所得隠し」と不動産証券化スキームとの関係?
  • 調査委員会の調査報告書と、その問題点
  • 監査法人の交代
  • 流動化スキームの分析
  • 優先ローン、劣後ローン、匿名組合出資
  • 証券化の目的は何だったのか?
  • 「メザニン」は証券化できなかったのか?
  • 元会長は、このスキームを理解できたのか?(オーナー系上場企業が不動産を流動化するリスク)
  • 「特別目的会社を活用した不動産の流動化に係る譲渡人の会計処理に関する実務指針」
  • そもそも、これってどのくらい「悪い」のか?
  • 金額的影響は、どのくらいあったのか

 

(ではまた。)

 


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「委員会設置会社」と報酬委員会の位置付け

かれこれ2年前に、「委員会設置会社制度改造論」という記事を書きましたが、それに対して、組織・人事系のコンサルタントをされている「YN」さんからコメントいただきました。

私の上記記事は、主として「監査委員会」と「監査役(会)」の観点から制度についてコメントさせていただきましたが、YNさんは、報酬委員会の視点からガバナンスについてコメントされてます。

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今週の島耕作(株主総会とバスケット条項)

以前、「今週の島耕作(上場会社の決定事実と適時開示)」で、島耕作が「新社名&新ブランド」(社名は定款記載事項なので、株主総会での定款変更決議が必要)を決定したにも関わらず、適時開示もせず、総会の招集通知の議案にも載せないのいうのはヘンではないか?というお話を申し上げました。
今週の週刊モーニングの連載は、その初芝五洋ホールディングスの株主総会の回だったのですが、島社長曰く;

今回は新ブランドが「テコット」に決定したということだけ発表いたします

と、いつの間にか「社名変更」はどっか行っちゃって、「新ブランド」の発表だけを行う形になってました。
 
これ(ブランドの変更のみ)なら、確かに、総会の議案にはかけなくてもいいし、適時開示の規則でも明文上は、ブランド決定時に開示しなければならないとは書いてないかと思いますし、明らかな会社法・金商法違反ということでもなくなったかと思います。
しかーし。

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iPhoneで不況のビジネス界を生き延びる(タクシー編)

現在の金融危機後の日本のビジネス界の効率を落としている最大の要因の一つは何か?

それは、

あの、私、タクシーの運転手に成り立てで、道がわからないので、教えていただいていいですか?

てなことをのたまうタクシーの運ちゃんであります。

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議決権行使助言会社の件

日本のコーポレートガバナンスについていろいろご発言なさっている「議決権行使助言会社」ですが、日本の上場企業は3月決算の会社がほとんどで、その議案の内容を5月から6月の短い期間に一気に検討するのは大変なんだろうなあ、と思っていたら、やっぱりそうか、という最近のエピソードについて。

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