杉並の水害

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朝起きたら、杉並の実家の近くがすごいことになってるので、おったまげました。
米国のハリケーン「カトリーナ」の被害を対岸の火事と思っていたというわけでもないんですが、実際に自分の知ってる場所が同じようなことになってる映像を見ると圧倒されるものがあります。
妙正寺川が氾濫したのは、私の幼稚園時代(つまり40年くらい前)以降、記憶がありません。(我が家は川のそばではないので、当時も今回も、おかげさまで浸水はまぬがれたんですが・・・。)
当時は確かまだ、川岸は「土」で自然のまんま(道路はジャリ道の時代)でしたが、その後、川は完全にコンクリでガチガチに固められ、人間のテクノロジーによって、完全に自然を制圧したかに見えたんですが・・・。
おまけに、確か最近では、神田川等があふれた場合の水を流し込むために、環八だか環七だかの大深度地下に超巨大空間を作ってたと記憶してるんですが、アレは機能しなかったんでしょうか。
先日、タモリ倶楽部で「マンホール特集」をやっていて、汚水と雨水の下水管の違いを説明してましたが(汚水用マンホールには穴が開いてないが、雨水用マンホールには穴が開いている。集中豪雨で下水道に急激に水が流れ込むと下水管の中の空気が圧縮されてマンホールの蓋がブッ飛ぶので、マンホールの蓋には穴を開けておかないとまずい、等)、
「バックボーン(大深度地下の空間)」の容量不足というよりは、「バックボーン」にたどり着くまでの、支線の下水管のキャパがオーバーした、ということでしょうか?
被災された方には心よりお見舞い申し上げます。
(ではまた。)

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7 thoughts on “杉並の水害

  1. ハザードマップ

    今回の杉並の浸水被害は報道を見るところでは善福寺川流域でおこっているようだ。
    別に都が無為無策であったわけではなく、洪水危険地区との認識のもと、
    平成9年に環七地下調節地第一期(24万立方メートル)が稼動している。
    都議会における建設局長の答弁による…

  2. 洪水で思い出した「環七地下トンネル」

    大雨により、東京都内の一部地域で川の水が氾濫して床上浸水という大被害をもたらす惨事に見舞われたきのう。 ワタクシ、杉並区民でして、びっくりですよホントに。場所が異なるとはいえ、同じ杉並区であのような被害が発生するなんて…。 被害にあわれたみなさまには、心…

  3. 《この2期工事が終了したのは、なんと2005年8月末。9月17日に取水式が行われることが発表されており、今回の大雨で善福寺川からの取水が行われたのかは定かではありません。》( karao Diaryさんのブログ)
    どこかの局で報道していましたが、30万トンのうち16万トンは取水したみたいです。
    尚、1期分の24万トンの調整池は磯ログさんの推測どおりみたいですね。
    クボタのHPにはこんなことが自慢げに書いてありましたが空しいです。↓
    “●“75ミリ降雨対策”の中核事業として
    「東京都ではこれまで、おおむね3年に1回は起こるとされる1時間50mmの降雨を想定して、
    治水計画を進めてきました。しかし今は、3年に1回ではこころもとないので、
    1時間75mmの降雨─それは15年に1回とされますが─”
    http://giweb.kubota.co.jp/back_number/vol_5/vol5_5.html
    もっとも磯崎さんの実家近くの妙正寺川は環七地下調整池は関係ないみたいですな。
    遊水池みたいのがあったはずなんですけどね。長々と失礼しました。

  4. >最後のかっこの中の文章がなんか棒読みっぽい。
    確かに、かっこ内に入れる必要は何もなかったので、外に出してみました。
    (ではでは。)

  5. ちょっと前の話題で申し訳ないのですが・・・・
    今日の asahi.com に関連記事が出ていました。
    http://kddi.asahi.com/national/update/0909/TKY200509090182.html
    > 97年から使っている1期工事分(長さ2キロ、貯留量24万トン)が初めて満杯になった。
    > 今回の豪雨では1期工事分に加え、17日から使用開始予定だった2期工事分(長さ2.5キロ、貯留量30万トン)にも水を急きょ入れたが、それでも浸水被害が出た。
    だそうです。
    「想定外の規模」って事でしょうね。
    これから温暖化・異常気象が続くことを想定した設計が必要のようです。