「ライブドア3月末では子会社化しない方針」だそうですが

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ライブドアは、3月末ではニッポン放送を子会社化しない方針と報道されてますね。
理由として、「子会社化した場合に、ニッポン放送の現経営陣が資産を売却したり借金を増やしたり財務諸表を汚す戦術に出たら、ライブドア本体の経営にも影響が及ぶ」とか「友好的印象を狙う」等と報道されているようですが、
「落としどころ」として、4月以降早い時期での売却(またはフジテレビとの株式交換等の後、売却)が「想定の範囲内」の選択肢としてあるので、その場合、この中間期(3月末まで)では売上も総資産もニッポン放送連結分が丸ごとドーンと増えて、次の開示ではそれ(売上等)がガタっと下がるとマイナス成長に見えちゃう、というところを気にしているという方が、シンプルな見方ではないかと思いますが。
(どうでしょ?)

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19 thoughts on “「ライブドア3月末では子会社化しない方針」だそうですが

  1. なんで北尾氏と会わなかったんでしょ?
    投資ファンドがあるのにねぇ。
    フジにとってマイナスになったように、LDにとっては
    因果応報になると思うんだけど・・・。

  2. >「落としどころ」として、4月以降早い時期での売却(またはフジテレビとの株式交換等の後、売却)が「想定の範囲内」の選択肢としてあるので、
    私は両にらみなのだと思います。
    交渉によりLDにとってのボトムラインの確保ができれば、子会社としないことで、次期に見た目麗しくできるでしょうし、
    できなければプロキシファイトで勝てるだけの残り数%くらいは確保することはできるのでしょう。
    ただ、〔後者×LFがクラウンジュエルの戦略をとる〕場合に(亀淵氏哀れ・・・)、LDがどうメリットを得るかについてが問題となります。きっと堀江氏はラジオ局免許+現金+その他(どうでもいい)資産となってしまった会社でもメリットを得る方法は考えているのでしょう。
    経営権+50%超でできるところの、配当、自己株取得、ラジオ局免許がなければ得られない事業上の特権又は法律上の地位のどれか(他にあるだろうか?)にかかわるとは思いますが、何でしょうかね。
    多分いつもながらの抜け穴的な発想なのでしょうけれど。いずれにしても、今回、北尾氏の登場を想定外であると言ったとされる堀江氏ですが、その抜け穴が塞がれ得しまったら、それこそ真の「想定の範囲外」なんだと思います。
    それにしても、
    今回の騒動は教育効果は高いながら、一方で(或いはそれゆえに)、ゲームのルールのrationaleが普通の株主の利益に準拠していない点で、非常に残念でなりません。
    ・・・しかし磯崎さん偉いっすねぇ。。。
    自分でブログ作りましたがまあ諸般の立場上もあるけど)こんなに書けないっすorz

  3. こんにちは。楽しく拝見しています。3/29テレビ朝日のモーニングショーでの紀藤弁護士のコメントによれば、リーマンーLD融資契約の詳細は発表されていないが、その内容次第でLDの動きが左右される?すなわち、1)融資期間が、日本放送の6月の株主総会まで有効であれば、北尾氏と今慌てて会うこともない。2)もし、融資期間が近く切れるならば、いわゆる「大人の知恵」で、SBI+産経GフアンドへLDも参加する。

  4. 「子会社化しない方針」をどうみるか・・・。
    フジとの提携交渉の進捗を踏まえて、子会社化しなかったということなのか?
    (フジ側にはプレッシャーでしょうから・・・。)
    一方で、信用買いの部分を名義書換しないということで子会社化しない、
    ということが真実だとすれば、それなりに資金が逼迫しているのか?
    (信用買い云々は単なる口実かもしれないけど・・・。)
    LDがLFを子会社化すれば、フジはクラウンジュエル防衛発動になる?
    だから、そもそも子会社化できないということ?
    協議しているという日曜の同時リリースは、結果としてSBIの存在が
    フジ-LDの双方にとってプレッシャーとなったということかもしれないけど・・・。
    北尾氏の「望まれるなら」との前置きがあったように、立場的にはSBIは
    関与できないわけよね。
    (大事なコメントって意外なほど関心を集めないものね。つくづく意思疎通
    は難しいと思うわ。)
    *
    フジ-LDの提携は同床異夢でしょうから・・・。
    (提携関係の構築は経緯が大事でしょう?そもそもというのが残ると
    それはそれで面倒というか・・・。)
    個人的には、単にインタラクションがあがることが放送と通信の融合と
    は思えないので、ビジョンなき買収は(以下略)
    私が攻められてきた立場なら、手段がクリアになっているんであれば
    躊躇しない局面なんだけど・・・。

  5. SBIの北尾氏と会わなかったのは、磯崎さんがおっしゃられるとおり、
    フジテレビの経営に影響ない範囲でのフジテレビ株とニッポン放送株の交換について、
    途方もなくライブドア側に不利な条件での打ち合わせが予想されたからかと推測します。
    具体的には、ニッポン放送株の評価額とフジテレビ株の評価額の大幅な相違ならびに、
    交換後の経営に対する権利の放棄などが見込まれたからでは?
    いずれにしても、トンビに油揚げを取られたとはこのことでは?

  6. ブログを見直したきっかけ

    ブログというと、前にも書きましたが、玉石混淆のインターネットの世界でさらに「玉」が増えたイメージだったのですね。だって、他人のどうでもいい『日記』や感想は要らない、というか完全に趣味の世界な訳じゃないですか。まぁ、どれほどの意味があるのか、と漠然と思い…

  7. 本日のほりえもん、じゃなくてマーケット

    おはようございます。くだらない話ですけどほりえもんは怪しい占い師に出入りしている
    そうです。うーん、目つきがおかしくなってきたもんなー。
    ということで、再びライブドアの株に注目します。動きが無い可能性も高いのですが、あるとしたら、例の週末の3日ということ…

  8. 毎回、毎回フジテレビを擁護、或いはライブドアを否定的に扱う
    偏ったコメントを、毎日楽しみに見ています。
    これからも、頑張ってください。

  9. どこをどう読んだら「フジテレビを擁護、或いはライブドアを否定的に扱」っていると読めるのかわかりませんが・・・。(あはははは。)
    仮に、ライブドアが早期にニッポン放送株を取得価格以上でフジテレビに売却等して、フジテレビと共同事業などにこぎ着けられたとしたら、それは株でも儲かり 事業的にも進展があったわけで、ライブドアの事業にとっても大いに「プラス」なわけですよね?
    ただし、その場合に、ライブドアが3月末に連結子会社として売上や資産を合算してしまうと、その次の開示で売上がガクンと下がるように(実態はプラスなのに逆に業績が悪化するように)見えちゃうから、その可能性も考えて連結子会社としないのは、ライブドアにとって「いいこと」だと思うんですが、ちゃいます?
    (もしかして、
    「ライブドアは今後確実にフジサンケイグループを完全支配するだろう。間違いない。」
    というコメント以外は、全部、「ライブドアを否定的に扱う」ことになっちゃうんでしょうか??)

  10. 子会社になるのって発行済み株式総数の過半数でしたっけ。議決権ベースで過半数を超えたら自動的に子会社じゃなかったかなーと、、、それとも議決権のない株式は(ほとんど)ない、とかいう情報をLDは入手しているんでしょうか。外国人株主は殆ど売ってしまったでしょうからその可能性は高いと思いますが、結構、微妙な票読みになりそうな気がします。それとも議決権ベースで過半数を保有しているが、「支配」していない、とか言うんでしょうか。
    疑問は尽きません。

  11. 信用取引分も合わせて、発行済み株式の過半数取得だったと思います。

  12. >信用買いの部分を名義書換しないということで子会社化しない
    これって成り立つのでしょうか。3月末(LDにとっては半期末)では微妙な票読みになりそうですが。

  13. ちなみに
    私は、磯崎さんがフジ派だとかは言ってないつもりですが、
    気にしている人は、きっと株価が上がって欲しい人なんでしょうね。
    ところで、ライブドアもニッポン放送も株価下がったみたいですね。
    まぁ。磯崎さんの書き込みと株価とは全く関係ないため、どっちでもいいのですけど。
    関係ない話ですが、日本の歴史的なお話に次の様な小話があるそうです。
    「まったく、最近の若い者は・・・」と言うフレーズ。
    いつから始まったかという話ですが、既に江戸初期からあるようです。
    また、そのことについて日本語学者曰く。
    何時の時代も、歴史の変化の中で、タイプの違うもの同士を否定もしくは、
    認めないのは今に始まったことではない。とのこと。
    この事から、私個人として、ライブドアが良い悪いはさておき。
    このような、世間をにぎわすような出来事一つ一つが、世の中を変え、作り、新しい未来へと
    導く一つのきっかけなんだろうなと。
    解釈しております。
    なものですから、ライブとフジはある意味一つの例にしか過ぎず。
    その凡例を持って、今後の市場や、ルールがどのように変わったり、繁栄されていくか。
    それに対して、磯崎さんの知見や、考え方が大変参考になると思っていますので、
    今後も、様々な意見を「横目でながしながらも」書き込んで言っていただけたらと
    思っております。
    ところで、デジタルガレージが、テクノラティジャパンを設立したようですね。
    http://www.garage.co.jp/
    http://technorati.jp/home.html
    まだ、検索しか出来ませんが、様々なBlog以外に、強力な検索が行えるため、
    これもまた、新しい未来を作るきっかけになるのかなと思っています。
    こちらでは、今実験中と思われる、
    フォトブログや、動画のブログ(moblog)があるようです。
    http://joi.ito.com/jp/
    (JOI伊藤氏は知る人ぞ知る・・・)
    また、磯崎さんには、最近流行の子会社上場後の親会社の決算のあり方についてや、
    親会社の持ち株と(子会社の)株式資産の計上の仕方などについて、ご教授願えればと
    思っています。

  14. ニッポン放送、子会社化見送り(中日新聞)

    子会社化を見送ったのではなく、単に資金がショートしただけで、子会社化できなかったという見方もありますが、記事にあるフジ幹部の、 -「(子会社化見送りの行動について)嫌なことをやってくれたなという思いはない」 -「お互いが接点を探ろうという雰囲気になっている…

  15. 3月25日に子会社となった旨が適時開示されています。
    開示は何だったんでしょうか(笑)

  16. 発行済みでも過半数=ニッポン放送株、子会社化見送り

    もう昨日のニュースで、しかもあまり取り上げられてないようですが、なんか妙な感じがするので、書きます。
    そもそも29日のプレスリリース「株式会社ニッポン放送の株式の取得に関するお知らせ」で議決権の過半数を上回り「財務諸表等規則」の子会社の定義に該当すると言

  17. ライブドアの目指すもの

    おそらく堀江氏は“いわゆる「本業」とか「実業」”とかのレベルで事業を見ているのではなく、ネットを媒介にしたある種の自立経済圏(壮大な自転車操業とも言える)を作ろうとしているのではないか?

  18. ニッポン放送問題で新たな注目発言が!

    堀江社長の友人で、女優・奥菜恵のご主人、サイバーエージェント藤田晋社長が
    テレビ朝日の昼ワイドに出演し、
    「もう堀江さんも畳んでも(撤退しても)いいんじゃないか。
    みんなに愛されるライブドアにしたほうがいいのでは」
    と語っていました。