isologueはフジ派・・・ってわけじゃありません

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「っていうか〜」さんからトラックバックいただきました。

isologueはフジ派?
(略)磯崎氏は冒頭で「今回、裁判所が社外取締役に注目した判断をしたら、日本の将来のためになると思うなあ。」として、日本における21世紀型ガバナンスの要素を含めた司法の判断がなされることで、ライブドアによる仮処分申請が却下されることを意図(直接書かないところがニクイですね!)している点です。
タイトルに「(ライブドア vs ニッポン放送)」とわざわざ記載があるということは、日本における21世紀型ガバナンスについて、あえて、そうした構図の中で議論しようということでしょうが、それこそ場外乱闘へ持ち込もうということではないかなア〜という気がします。

ちょっと議論がわかりにくかったかも知れませんが、私は全然どっちが勝って頂いてもかまいません。どっちが勝っても全く私に影響ないですし、どちらかに親しい知り合いがいるというわけでもないので。
他のエントリーもすべてそうですが、当ブログでは、個別の事象について、特定の企業を応援したり非難したりということはしてないつもりです。(どっちかに肩入れしているように読めるとしたら、私の文章力のなさのせいです。すみません。)
今回の件についても、「買収されそうになったら新株予約権を出せば買収されずに済む」とか、逆に、「買収が関係する時は新株予約権を発行しちゃだめ」とか、日本の資本市場の未来のためにならない結論を裁判所が出さないで欲しいなあ、ということです。
本文をよくお読みいただければおわかりのとおり、社外取締役がいるからニッポン放送が勝つだろうという予測を申し上げているのではなく、ニッポン放送が勝つにしても負けるにしても、レブロンの判決のように、「社外取締役の検討が十分でなかったから”×”」というように、社外取締役の役割に言及してほしいなあ、ということです。
もちろん、社外取締役が今回の仮処分の結論導出の中心的要素になるということは、まだちょっと無理っぽいですが、以前も申し上げたとおり、そういう「ニュアンス」がちょろっとでも入っていれば、日本の資本市場にはプラスになるんじゃないかなあ、ということです。
よろしくご理解ください。 ではまた。

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16 thoughts on “isologueはフジ派・・・ってわけじゃありません

  1. 新株予約権発行と新株発行との違い

    前々回のエントリーのコメントでも書きましたが、、 このブログの名前の元となった雑…

  2. 「っていうか〜」です。
    磯崎さん、小生の誤読であるにもかかわらず、iわざわざisologue上でも解説いただき恐縮至極です。今後とも公正中立な見地からの鋭いブログを期待しています。頑張ってください!

  3. 大宣伝

     堀江さん、もう勝ちですね。こりゃ。
     ニッポン放送を傘下におさめなくとも、これだけ宣伝してもらったら、十分でしょう。
     先週の週末はディスカッションの場に呼ばれたようですが、今日は独演会
     ですもんね。NHKでも夜のニュースの中でじっくりと宣伝してぎ..

  4. 気にする必要ないんじゃないですか?まともな意見であれば。
    どっちの味方っていうか正しい見方が大事です。
    ただしちょっと意地悪な見方をすると、磯崎さんはご自分も大会社の
    社外取締役になりたい、という願望もお持ちなんでしょうね(笑)

  5. 新株予約権の不公正発行についての学説をまとめてみます

    新株予約権発行と新株発行との違い (猫の法学教室 S-I さん)
    S-I さんに、また、勉強させてもらいましたので、お礼になるかどうか、わかりませんが、こちらも、こちらの手持ち教科書を引用して、記事にしてみます。
    新株予約権の違法・不公正発行など
    違法または不…

  6. 多分敢えてあまり議論されていない問題だと思うのですが、今回の件、ポイントはM&Aの手法の問題と、もう一つ、放送局の支配権が市場の原理で動いてしまうことへの驚愕という点にあると思うんですよね。
    戦争になったらまず放送局を占拠しろというくらい、放送局はメンタルな面での国の要塞。複数局があるにしても、全国の茶の間で昔であれば家長のすわるべき座に居座り、一日中情報を垂れ流し続けるテレビというメディアの威力は大変なものです。
    当然一般人には想像を絶するくらいの利権がそこにはあり、国家権力とのつながりも深いでしょう。日本の報道は決して自由ではなく、背景にもの凄い圧力と規制の力を感じている人も多いはず。
    今回の件で、「堀江はもっと考えろ」だとかピントのぼけたことを言い放った政治家がいましたが、新興勢力が放送局を盗ることの脅威は、政治家という体制側の人間だからこそ実感できるものであって、それを思うと単にピントはずれの意見と切り捨てられないものを感じます。
    放送局という国家権力を巻き込んだ巨大利権の巣が新興勢力の手に落ちていいのか、という問題に焦点を当てると、では現状の放送局は一体どんな人々あるいは企業の手中にあるのかということを暴かざるを得ず、自らの首を絞めたくないメディア関係者や政治家たちはその問題に口をつぐんでいるような気がします。
    政治は、司法にどんな圧力をかけても、堀江の野望を潰すでしょう。この点を考えると堀江必敗と予想せざるをえません。…深読みですかね。

  7. はじめまして、おじゃまします、現行司法試験の受験生です。
    教科書に書いてある国内の判例・学説の理解さえアヤシイ身ですが、こちらのブログで、海外の事例など、ものすごく、勉強させていただいています。
    今後とも、どうぞ、よろしくです。

  8. 人間は感情とは切り離せない生き物なので、
    多少バイアスがかかっていても自然なことと感じます。
    自分はというと、ネットで反撃されるのが
    ガクガク((( ;゚Д゚)))ブルブル なのでじっとしています。

  9. 「文章力のなさのせい」で誤解されてしまったのではないでしょ。
    それは、御自分で良く分かっているはず。
    磯崎さんが、本当に議論を深めることが目的でいるならば、
    まず最初に明示すべきは、「対象とする主題と範囲」。
    その当然のことをやっていれば、誤解したくても誤解できないんですけれどね。
    ところが、突っ込まれた時の逃げ方もチャンと用意しているあたり、
    「誤解されることを期待」していたのかなと、誤解してしまいそうになりますよ。
    実は、磯崎さんは自分のことを遣り手だと思っているんでしょ。

  10. 見るに耐えかねて投稿させていただきます。
    「っていうか〜」さんも、誤解なら誤解でコメント欄ではなく、
    きちんとした形で「っていうか〜」さんのブログの記事上で謝罪なり、訂正なり加えてはいかがですか?
    直接、磯崎氏とは話がついても、他の、日頃このブログを見ている者にとっては何なのだ?って不愉快な思いをしますので。
    ライブドアを擁護する者にとっては自分たちが不利な書き方をされると、フジ寄りだと言うし、
    ライブドアに有利な事が書かれたら当然だと言う。結局、自分たちの都合ではありませんか。
    そんなに気にくわなければ、ライブドアをよしよしと祭ってくれるサイトに行かれたらよろしい。
    フジテレビを擁護する者も同じ事。
    自分に気にくわない分析をされたからと磯崎氏に当たるのはお門違い。
    どちらを肩を持つというわけでもないが、この騒動を世代間闘争や、
    守旧勢力だの新興勢力など、時には国家権力だのと安易に結びつけて論じるのはおかしなこと。
    政治家=悪であるなら国民も悪だということ。
    もう少し冷静にこのブログを見ていただきたい。
    ここはそうした議論や闘争の場ではないと思いますので。
    それぞれこの件で株を所有する方が心配なさるお気持ちはわかりますが、
    あまりにも熱を入れ過ぎて相手方の会社を非難したりしないように。
    それぞれの社の言い分はそれぞれの言い分であり、真実がどうか、
    また、どのような事情があってかを深層まで知らないわけですし、
    コメントを見る限り思い込みや憶測で書かれているのが多過ぎます。
    仮処分の結論は裁判所が下すことです。
    結果次第によってはまたどちらかが異議を唱えるのはわかりきっていることですが、
    いずれにせよ、あまり、磯崎氏を困らせないで下さい。
    変な圧力で、もし磯崎氏の持ち味がバランスを崩したら、ずっと読み続けてきた者にとっても迷惑です。

  11. かとちゃんさん、いろいろご心配ありがとうございます。
    ただ、私、ブログ歴は1年ほどですが、ドッグイヤー換算で70年くらいネットの世界でいろいろ体験したり見聞きしたりしてきておりますジジイでございますので、ま、今のところのくらいの感じであれば、持ち味のバランスを崩したりしないと思いますので、ご心配なく:-)。
    っていうか〜さんにもちゃんとご理解いただけたようですので、ブログ上で謝罪なんて、そんなのいりまへんがな。>っていうか〜さん
    ではまた〜。

  12. ラベリング効果の呪縛?
    「君って、○○?」と聞いた場合、○○が記号として典型的な意味を表象されるものであればあるほど、やはり心理的な影響が増大するんだなア〜ということが今回の件でよくわかりました。
    ラベリング効果は「君って、A型?」と聞かれるだけで、そういわれた側は「えっ!俺って几帳面or真面目ってみられるんだ」と認識し、更にそうした観念に自分自身が縛られちゃうわけですね!
    今回の件でいけば、この○○に「フジ派」と入ったとたん、何らかの意味に色分けされていることを認識し、更にそうした観念に自分自身が縛られちゃったのかなア〜? こんなに引きずる?としたら・・・・
    ということで、磯崎さん!そんな呪縛に陥ることはございません。
    多くのisologueファン(筆者もその一人です)のためにも、
    どうか本来のisologueに戻っていただきたく、よろしくお願いします!
    とはいえ「万機公論に決すべし!」
    賛成・反対、意見も「いろいろ」!
    それこそが開かれたブログであることは間違いないと思っています。
    あしからず!

  13. っていうか〜 さんへ
    >「ラベリング効果の呪縛?」
    「っていうか〜 」さんに対して書いたあとにまとめて、
    うららさんやダウトさんなど、またその他の記事での書き込みに対しても含めて意見したのがごっちゃになってしまいましたね。
    誤解を与えているようなら、すみません。
    両側の主観のせめぎ合いは色々なサイトで嫌という程見せつけられていたので。
    自分の持つ株のためにわざわざ擁護ブログを立ち上げている人もいました。
    そうしたブログなどで、素朴に感じたことを書いただけなのに、
    即、ホリエモン側だのフジ側だのと色分けされ、レッテル貼られ、
    考えを押し付けられるのに嫌気がさしていたものですから。
    私はこの騒動を経済だけに主眼をおかず、各分野ごとに切り分けて多角的に見ています。
    ニッポン放送の件もライブドアのことも昔から書かれていましたし、
    経済なら磯崎氏のブログが安心できる、そう思っていた矢先、記事のタイトルを見て読んで驚いて、
    なんてことを言う人がいるんだろうと反射的にコメントした次第です。
    蒸し返してしまいすみませんでした。
    磯崎 さんへ
    >ご心配なく
    やはり磯崎さんのところが一番わかりやすくて、
    他所と違い経済を通して客観的に書かれているようなので、安心して読めます。
    私もこれを機会にさらに勉強していこうと思います。
    これからも頑張って下さい。m(_ _)m