週刊isologue(第381号)上場前後の資本政策(2016年上半期:前編)

今回は、2016年上半期+αにIPOしたベンチャーを中心とする会社の資本政策についてです。(四半期ごとにお届けする予定にしておりましたが、VC契約書等に夢中になって失念しておりました。)

今年の上半期に上場したのは以下の企業です。

NewImage

今回の上場企業群の特徴は、

  • 社歴が長い
  • テックっぽい会社が少ない
  • VCが出資した企業が少ない

といった感じではないかと思います。

今回は上記のリストのうち、アカツキまでを取り上げます。

ご興味がありましたら、下記のリンクからご覧いただければ幸いです。

(ではまた。)

[PR]
メールマガジン週刊isologue(毎週月曜日発行840円/月):
「note」でのお申し込みはこちらから。

週刊isologue(第380号)VCの作りかた(組合契約編その11)

今回は、経済産業省の組合契約書のひな形第9章「費用及び報酬」を見ていきます。
(引き続き、法務的な観点というよりはビジネスモデルの視点からみたお話中心となります。) 

第9章の目次ですが、

第9章 費用及び報酬
  第32条 費用
  第33条 無限責任組合員に対する報酬

組合から支出する費用と、GPに対する報酬についての2つです。

「キャリー」については(特に独立系VCにおいては)、費用(報酬)ではなく「分配」として定義されるべきですが、このひな形では必ずしも明確になっていません。(それはまた来週以降に。)

ご興味がありましたら、下記のリンクからご覧いただければ幸いです。 

(ではまた。)

[PR]
メールマガジン週刊isologue(毎週月曜日発行840円/月):
「note」でのお申し込みはこちらから。

週刊isologue(第379号)VCの作りかた(組合契約編その10)

今回も、経済産業省の組合契約書のひな形第8章「組合財産の持分と分配」を見ていきます。
(引き続き、法務的な観点というよりはビジネスモデルの視点からみたお話中心となります。) 

 

目次とキーワー

  • 損益の帰属割合
  • 組合財産の分配
  • exit発生時の分配
  • 現物での分配の場合
  • 「成功報酬」と「キャリー」の違い
  • 分配制限
  • 公租公課

ご興味がありましたら、下記のリンクからご覧いただければ幸いです。 

(ではまた。)

[PR]
メールマガジン週刊isologue(毎週月曜日発行840円/月):
「note」でのお申し込みはこちらから。

週刊isologue(第378号)VCの作りかた(組合契約編その9)

今回から、経済産業省の組合契約書のひな形第8章「組合財産の持分と分配」を見ていきます。
(引き続き、法務的な観点というよりはビジネスモデルの視点からみたお話中心となります。) 

第8章は、毎年の利益や損失を、どのように各組合員に分配するかについて定めていますが、その前整理として、「組合とはどういう経済実態のものなのか」「組合の税務はどうなっているか」「パートナーやアソシエイトのインセンティブや運営のフレキシビリティ等の観点から、ファンドはどういうストラクチャーで組成するのがいいか」といったあたりを考えたいと思います。 

NewImage

目次とキーワー

  • 組合の財産の帰属
    • 「多細胞生物」と「群体」に例えると
    • 大航海と資本主義の「入れ物」
    • 経済実態及び税務上の組合の扱い
    • 組合の「社団性」
    • 「社団性」を株式会社に寄せる

ご興味がありましたら、下記のリンクからご覧いただければ幸いです。 

(ではまた。)

[PR]
メールマガジン週刊isologue(毎週月曜日発行840円/月):
「note」でのお申し込みはこちらから。