週刊isologue(第229号)上場前後の資本政策(2013年前半)後編

今回も、2013年にIPOした「ベンチャー」の資本政策(後編)です。

目次とキーワード

  • オークファン
  • ペプチドリーム
  • リプロセル
  • 夢展望
  • フォトクリエイト
  • ネクステージ

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(ではまた。)

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日本版Convertible Equityの可能性~スタートアップ投資の課題と今後~

来週、8月29日19時より、「日本版Convertible Equityの可能性~スタートアップ投資の課題と今後~」というイベントを開催することになりました。

日本のスタートアップ投資では、普通株での投資が一般的ですが、シリコンバレーではベンチャーキャピタルは優先株で投資を行うことが以前より基本でしたし、シード投資においてもコンバーチブルノート(転換権付貸付)による資金調達が興隆を見せております。しかし、コンバーチブルノートの問題点も徐々に認識され始め、新たにコンバーチブルエクイティという手法も提案されています。このような中、日本のスタートアップに対する投資シーンにおいて、どのような方法が望ましいのか、フェアな投資環境の実現に向けて議論・整理する場として今回の勉強会を企画致しました。

ベンチャーキャピタル、シード・アクセラレーター、エンジェルなどの投資家の方の参加が中心となると思います。

パネルのみなさんは、

森・濱田松本法律事務所パートナー:増島 雅和氏

グロービス・キャピタル・パートナーズ:今野 穣氏

インキュベイトファンド 代表パートナー:村田 祐介氏

Movida Japan株式会社 Chief Accelerator 伊藤 健吾氏

という豪華メンバー。

場所は、サイバーエージェント・ベンチャーズさんの赤坂の「Startups Base Camp」をお借りします。

参加希望の方は、こちらのEventRegistのページから登録をお願いいたします。

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Facebookページもありますが、参加には上記のEventRegistへの登録が必要です。)

(ご参考まで。)

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週刊isologue(第228号)上場前後の資本政策(2013年前半)前編

今回は、2013年にIPOした会社のうち、いわゆる「ベンチャー」の資本政策について。
従来型のベンチャーと、かなり違った資本政策を持つ企業が上場しているので、この変化に注目してみました。 

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目次とキーワード

  • IPO企業一覧
  • 発行済株式、公募、売出しの関係(復習)
  • メドレックス
  • 買取王国
  • ビューティガレージ
  • オイシックス
  • オルトプラス
  • ウォーターダイレクト
  • タマホーム

(以下、次週に続く)

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週刊isologue(第227号)ベンチャーのスピンオフ・MBOを成功させる方法

今週は、ベンチャーのスピンオフやMBO(マネジメント・バイアウト)を成功させる方法について、です。

先月末にお届けした「ベンチャー経営者の持分を増やす方法」では、普通株式に劣後する「乙種普通株式」という株式を低い株価で発行して、経営者の持分を是正する方法を考えました。

しかしこの方法、株主等の関係者の中に「なんで経営陣に安い株式を発行してやらなきゃならんのだ?」などと納得しない人がいる場合や、既存株主から株式を買い取る場合には、うまく機能しない可能性があります。

シードやアーリーステージのベンチャー的な事業において新しく会社を設立し、そこが既存の法人や事業を元の親会社などから買い取って資本構成を大きく変える、というMBO的なスキームに、今まで数例関わってまいりましたので、今回はそうしたスキームについて検討してみます。

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目次とキーワード

  • 初期状態の想定
  • 持株会社の設立
  • 投資者からの出資
  • 既存株主がすべていなくなる場合
    • 合併、株式交換
  • 既存株主がすべて残る場合
  • 種類株式上の工夫
    • 投資者の投資時
    • 合併等の時
    • 合併比率等の算定
    • 普通株式への転換等のリスクが無い

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週刊isologue(第226号)2013年上半期+αの総集編

今回は、今年上半期の記事を一覧する「総集編」です。

上半期は、

  • ソフトバンクのイー・アクセス取得からスプリント買収への流れ
  • シード用の投資契約(「日本版convertible equity」)
  • ベンチャー経営者の持分を増やす方法(「乙種普通株式」)
  • 日本向け、新しいベンチャー投資ストラクチャー(「LLP-LPS」)
  • ベンチャー政策、ベンチャー税制(「法人版エンジェル税制」)
  • DELLのMBO
  • Bitcoin、ウィンクルボス兄弟のBitcoin信託
  • 飲食系ネットビジネス、アップデート

などをお届けしました。

DISHの乱入で、ソフトバンクのスプリント買収の回数が思いのほか増えちゃいましたが、このケースは世界で日本企業がM&Aを活用する上で多大な示唆を与えてくれたと思います。

また、「日本版convertible equity」「乙種普通株式」「LLP-LPSストラクチャー」「法人版エンジェル税制」などは、日本の成長戦略を考える上でも非常に重要なご提案をさせていただけたんじゃないかと思ってます。

詳細は、以下をご覧下さい。
(以下、リンクはブログでの紹介にリンクしています。)

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フェアレディZ ロードスター(屋根の開くやつ)買いました

ひさびさに「遠足の日の前の小学生のように眠れない」体験をしました。

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2ヶ月ほど前に、「今の車(エスティマハイブリッド)も7年目なので」と、トヨタのディーラーの担当氏に新しいのを勧めていただいたのですが、大変申し訳ないことに、これが全くときめかない。エスティマハイブリッドは素晴らしい車で、家族も大型犬も乗れて燃費もいいし、7年経っても塗装もピカピカです。もちろんマイナーチェンジして、あちこち良くなってるはずですが、日頃IT業界の指数関数的なイノベーションを目にしていると、大変申し訳ないんですけど、まったく変化が無いように見えて、ときめきが全く感じられなかったのであります。

今までの人生で車を買った時は、「バイトして初めて車を買った!」、「初めて外車を買った!(15年落ちのBMW、15万円)」、「子どもが生まれて中古の小型車を購入」、「子どもが大きくなったので、初めて新車(ワンボックスカー)を購入」、そして今乗ってる「初めてのハイブリッドカー(なんと電気で動く!)」と、いつも人生の節目だったり「わくわく」が存在してきました。

では今のオレ、息子も2人とも高校生になった今のこの私にとって「わくわくする車」とはいったい何なのか?と、しばし熟考を重ねていると、突然、「そういえば、屋根の開く車だけは乗ったことが無かった」ということに思い至りまして。

 

コンバーチブルは絶滅危惧状態

しかし調べてみると、「屋根が開く車」は絶滅危惧種的な状態に陥っております。
以前、トヨタのディーラーで試乗させてもらったソアラのコンバーチブルがすでに生産されてないのは存じてましたが、同型のレクサスのSCも生産中止。ダイハツのコペンも今や生産していない。

理由は明快で、2人しか乗れなくて、ゴルフバッグもやっと1つ積めるかどうかで、一般的な実用性が無いからであります。(なので海外でしか売れない。)
しかし。私は息子2人もすでに高校生で、一家4人で出かけることも少なくなったし、ゴルフも数年前にやめました。モノを大量に運ぶ職種でもないので、3人以上乗るようなケースのためにエスティマハイブリッドも下取りに出さずにそのまま乗り続ければ、なんとかなるんじゃないの?と思った次第であります。
(高齢化や若者の車離れで、近所で車に乗る人は減少してるようで、駐車場もどんどん空きが出ていますので、今どきは近場で駐車場も安く確保できます。) 

 

フェアレディにロードスターがあった!

「屋根の開く車」で数少ない選択肢の一つ、マツダのロードスターは、オープンで世界一売れていてギネス記録にもなっているので、知り合いともカブるなあ、と思っていたら、日産の「Z」に屋根が開くのがあるぞと気付いて、良さげなので、その足で横浜の日産グローバル本社一階のギャラリーに実車を見に行きました。

(くわっ!)一目惚れ!これはひさびさの物欲MAX状態!

私、ここ数年、iPhoneとiMacの新製品以外のモノにあまり興味がわかない生活を送ってまいりまして、洋服はユニクロ(等)、iPhoneがあれば時計もいらないし、MacbookAirすら持ち歩かないのでバッグも不要で、鍵とサイフとiPhoneだけを持って、いつも仕事も手ぶらです。
しかし、Zのロードスター、これは来た!

フェアレディZは、一度2000年に生産中止の憂き目にあっているのですが、カルロス・ゴーン氏がCEOに就任後、2002年に復活。2008年にフルモデルチェンジを行って、2012年7月にさらにマイナーチェンジされています。 

「どこが気に入ったのか?」というのはいろいろあるのですが、例えば。

私が購入したのは7速AT(オートマ)ですが、ハンドルの横にマグネシウム製の「パドルシフト」なるものが付いてまして、これがちょっとヤバい。

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(出所:日産ホームページ

最初からマニュアル・モードにもできますが、オートマ・モードで走行していても、ハンドルから手を離さずにカチッと手元で押すだけで、シフトダウンしてマニュアル・モードに切り替わります。F1マシンみたいです。
しかも「シンクロレブコントロール」なるものが付いているので、シフトダウンした分、自動的にエンジンの回転数を上げてくれます。(つまり、自動的に「ヒールアンドトウ」してくれるので、シフトダウン時に”ガックン”と、ならないわけです。)

また、「屋根を開けたら、夏や冬は暑さ寒さに耐えられないんじゃないか?」とお思いかも知れませんが、「エアコンディショニングシート

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(出所:日産ホームページ

なる装備がありまして、シートの背中や太もものネットの部分から冷風や温風が出ます。
週末暑い中走ってみましたけど、背中が汗ばむこともなくサラサラで、まるで紙おむつのCMのようw。

他にも、車体の「ボン・キュッ・ボン」なフォルムも美しいし、ホイールの隙間からチラッと見える真っ赤なブレーキ・キャリパーもセクシーです。(もちろん見かけだけじゃなくて、ブレーキものすごく効きます。Zなんだから当然ですが。)

「屋根が開く車」とも言えますが、「ノーヘルで乗れる四輪のバイク」的な爽快感がありますね。
高速道路で走行していると、思わずタイタニックのあのレオ様気分になっちゃいます。 

 

色はオレンジにしました

色はFemto Growth Capital / Femto Startupのホームページのカラー

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に合わせて、車体が「サンフレアオレンジ」、椅子を「ボルドー(紫)」にしてみました。
(この車体の色、パールやメタリックも入ってて、光線の加減で赤っぽく見えたりオレンジっぽく見えたり、なかなかウェブではご紹介しづらい色です。) 

頭文字「F」なところも同じですし、Zのヘッドライトやテールライトのデザインは、毛筆を意識したとのことで、Femtoのロゴ

Profileimg femto 600

との縁も感じます。

これで都内を走って、ファンドの宣伝にもつとめたいと思います。(笑)
(もちろん、ファンドのお金で買ったわけじゃなく、自腹ですので念のためw。) 

 

どうなる維持費!?

先週金曜日の納車の前の晩は、なんだか興奮してなかなか寝られず、夜中の2時に目が覚めてしまいました。

ということで金曜日午前中に納車になってから、嬉しくて、奥さんともどもあちこち走り回っていたら、週末の3日間で走行距離が500kmを超えてしまいましてw。

ガソリンを入れたところ、

 2013 08 05 09 07 17

なんと、人生初のいち・まん・えん越え!
ハイオク高けー!(これでも会員価格でリッター6円引きくらいになってるんですが。) 
今どきの車なので、パワーは若干落ちるけどレギュラーを入れてもちゃんと動く仕様だそうですので、そんなにブン回すわけでもないならレギュラーでもいいのかも知れないですね。 

ちなみに燃費はカタログ値でリッター9.1km、今のところ高速中心で走っているので、実績値としてもリッター7.9km(車両情報ディスプレイ表示値)であります。

ま、コストの最小化だけ考えれば、車なんて持たずに電車に乗ってればいいわけですが、外車や(大好きな)Apple製品と違って、車体の購入金額の大半が日本のGDPに貢献しそうなところもいいです。:-) ハイブリッド車と組み合わせてエコに使ってまいりたいと思いますので、みなさま、何とぞ私めの贅沢をご容赦くださいませ。<(_ _)>

(ではまた。)

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