インターリンク社で、シリコンバレーでのインターン募集

私が社外監査役やらせてもらってますインターリンク社でシリコンバレーでのインターンを募集してます。

 

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http://www.interlink.or.jp/internship/

(なぜ「リス」がいるのか?という疑問はありますw。)

 

ふつうはインターンというと「いいヤツがいたら我が社で採用したい」という意図が背後にあることが多いかと思いますが、(この企画も、そうした気持ちがまったくゼロとは申しませんが)本日、取締役会で社長に聞いたところ、「将来、シリコンバレーの最先端のベンチャー企業で働くようなヤツを、この企画から輩出したい」とのこと。

(単純な採用活動の一環だとしたら業務執行の一環にもなりかねないので、社外監査役としてはご紹介しにくいのですが)、そうした社会貢献的な意味合いもあるので、ご紹介まで。

 

ご興味のある方は、チャレンジしてみてください。
(単なる「海外旅行プレゼント」ではないので、各自の責任で担当の人に詳細な内容や疑問をよくお確かめください。向き不向きもあると思いますので。
ご意見、ご質問等は、直接インターリンクの担当までどうぞ。)

 

(ではまた。)

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週刊isologue(第108号)東京電力(収支予想編)

先週は、今年3月末の決算で東京電力が債務超過に陥っているかどうか、ということをデータをもとに検討しました。
つまり、「静的な一時点での」「ストック」の検討をしたわけです。

債務超過かどうかもさることながら、今後の収益力を考えないと、東京電力の「処理」をどうしたらいいかもわかりませんので、今回は、「今後の」「フロー」、つまり、収益がどのような推移をたどるのかを予想してみたいと思います。

 

(ではまた。)

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「ビジネス書大賞2011」で18位に選んでいただきました。

拙著「起業のファイナンス」が「ビジネス書大賞2011」で18位に選ばれました!

 

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しかし、18位は19人くらいいるので、18位の次は36位。
で、18位の前は10位。

つまり、あと1票多ければベスト10入りだった。惜しい!

というか、1票少なかったら36位だった、ということでもありますが・・・ともかく感謝です!

どうもありがとうございました!

 

(ではまた。)

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Yomiuri Online「磯崎哲也の『起業案内』」連載第4回目:

Yomiuri Onlineの「磯崎哲也の『起業案内』」第4回目が掲載されました。

今回のテーマは「起業は「割に合う」か?」。

 

「確率」だけで考えるのは、一見「賢そう」だけど、「期待値」としては正しくないし、そういう「やらない」人の言うことを聞いてると社会全体としては衰退しちゃうんじゃないの?ということを、かんたんなモデルでご説明。

 

(ではまた。)

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週刊isologue(第107号)東京電力(債務超過か否か?編)

さて今週は、東京電力にどのくらいの損害が発生していて、3月末または現在、東京電力が債務超過に陥っているのかどうかについて検討したいと思います。

「東京電力はすでに債務超過だ」
「いや、まだ十分資産超過だ」

「発電と送電に分離すべきだ」
「いや、福島原発だけを分離すべきだ」
「そのままでいい」

等、いろんな意見が出ているようですが、まずは、現在(平成23年3月の決算期末)の東京電力の財政状態について、ザックリではありますが推定を行ってみたいと思います。

 

今週の目次とキーワード:

  • 直前の東京電力の財政状態
  • 市場の反応
  • 損害賠償にかかわる「引当金」
    「企業会計原則」における要件
    IFRS(IAS)における要件
  • 東京電力の損害賠償責任に関する法律の整理
    「無過失」=「なんでもかんでも」ではない
    「原子力損害」とは
    一般の損害賠償責任との関係
  • 損害賠償額の推定
    休業損害
    土地の補償
    その他
  • 設備の損害、減損、資産除去債務
    福島第一原発の設備額の損失
    福島第一原発の解体・廃炉費用(資産除去債務に含まれていなかった分)
    その他の原発の損失(減損)  
  • 売上の減少等
  • 実際の財務諸表計上額はどうなるか?
  • まとめ

 

(ではまた。)

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週刊isologue(第106号)東京電力(原子力発電のコスト編)

東日本大震災から一ヶ月。
改めまして、亡くなられた方のご冥福と、被災地の一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。

 

さて今週も、東京電力について引き続き検討したいと思います。
今回は 、原子力発電のコストについて。

例えば「営業利益」という用語を用いる時には、会計の知識がある人もそうでない人も、思い浮かぶイメージはそう大きくは変わらないのではないかと思いますが、「コスト」(原価)というのは、使う人や場面によって用法や性質・中身が全く異なります。

今回は、「東京電力にとっての」「実際に発生した(財務諸表上の)」「原子力発電に直接かかわる」コストを中心に考えてみたいと思います。

「原子力発電のコストは火力等に比べて安い」と言われますが、何か会計上のトリックなどで安くなっていることは無いのかどうか、項目毎に考えてみたいと思います。

 

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目次とキーワード:

  • 営業費用の内訳
  • 原子力発電費の内訳
  • 「核燃料減損額」と減損
  • 「使用済燃料再処理費」
  • 「当該費用の”現価”相当額」とは?
  • 原子力発電施設解体引当金と資産除去債務
  • 損害保険料は今後膨らむか?
  • 直接でないコスト
  • 東京電力以外の社会的コスト

 

(ではまた。)

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Yomiuri Online「磯崎哲也の『起業案内』」連載第3回目:「頭のいい人」が陥る「罠」

Yomiuri Onlineの「磯崎哲也の『起業案内』」第3回目が掲載されました。

今回のテーマは「『頭のいい人』が陥る『罠』」。

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「ベンチャー企業の本質」とは何か、

ファイナンスや経済に詳しい人は、独特のバイアスがあるので、ベンチャーがやってるビジネスが理解されなくても、必ずしもしょげなくてもいいかもね、

…といった話、です。

 

(ではまた。)

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週刊isologue(第105号)東京電力(ビジネスモデル編)

この週刊isologue、2009年4月に第1号を発行して、おかげさまで今回から3年目に突入いたします。

正直、こんなに続けることになるとは、スタートした時にはまったく想像しておりませんでした。
ここまで続けてこられたのも、読者の皆様のご愛読および叱咤激励の賜物です。謹んで御礼申し上げます。<(_ _)>

 

 

さて今週も、先週に引き続いて東京電力を取り上げます。

前回は主にストック面を見ましたので、今回はフローを中心に、東京電力という会社のビジネスモデルを概観してみたいと思います。

今後、停電や節電をどうするか、原発に反対するかどうか、東京電力を国有化するかかどうか等を考える際など、東京電力のビジネスは、みなさんの生活にも大きく関わって来ますので、その経営のイメージをつかんでおいて損は無いかと思います。

 

目次とキーワード:

  • 売上 – 電力量と単価
  • 法人の需要と個人の需要
  • 燃料価格の影響
  • 景気変動と電力需要
  • 贅沢になったから、電力需要量が増えたのか?
  • 四半期推移で見る季節変動
  • 火力発電が動き出すことによる、財務インパクトの巨大さ
  • セグメント – 情報通信事業の経緯等
  • 原発リスクの開示、再び
  • 2兆円の緊急融資は十分か?
  • 社債等の償還
  • まとめ(資金は持つか?国有化は?)

 

(ではまた。)

 

 

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