週刊isologue(第366号)VCの作りかた(その3)

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今回は、日本のベンチャー生態系が他の先進国からいかに遅れているかを、未上場株式の国際的な評価基準の世界的な採択状況から見ていきたいと思います。

「遅れている」というとネガティブですが、それだけ日本のベンチャー市場は今、大きな「アノマリー(歪み)」が存在し、チャンスにあふれていると言えます。歴史上、これほど大きな歪みは、明治維新期とか戦後の焼け跡とか、限られた時期にしか存在しなかったのではないでしょうか。

もちろん経験の浅い人が勢いで参入できるような状態が永遠に続くはずはありません。
こうした「アノマリー」に気づく人が増えれば、今以上に優秀な人が大量にベンチャー関連の仕事に参入し、おそらく10年20年後の日本のベンチャー生態系は、独立系VCとそれ以外のVCの比率の変化、意思決定のスピード、リスクの取り方、投資金額の大きさなど、ランドスケープが激変しているだろうと考えています。

 

目次とキーワー

  • 将来の最大の「資金の出し手」は機関投資家
  • ファンドのパフォーマンスの計測指標
  • 世界のVC/PE団体
    • 「先進国」リストとの比較
    • 国別以外のVC/PE団体
  • まとめ

ご興味がありましたら、下記のリンクからご覧いただければ幸いです。 

(ではまた。)

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