週刊isologue(第91号)幻冬舎のMBOは成功するのか?(その3)

今週も、幻冬舎が進めているMBOについての検討の続きです。

(いよいよ、明日28日がTOBの期限!)

 

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今週の目次とキーワード:

  • イザベル・リミテッドの動きアップデート
  • 今後のシナリオ
  • イザベルの取得単価
  • イザベルがTOBに応募するシナリオ
  • イザベルがTOBに応募せずにTOBが成立するシナリオ
  • 資金は大丈夫か? – 融資証明書の内容から考える
  • イザベルがTOBに応募せずにTOBも成立しないシナリオ
  • 幻冬舎に「隠し球」はないか?
  • 幻冬舎は、どのくらい前からMBOの準備をしていたか?
  • ちょっとややこしい新株引受権の会計処理

 

(ではまた。)

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週刊isologue(第90号)幻冬舎のMBOは成功するのか?(その2)

今週も、幻冬舎が進めているMBOについて、先週の続きです。

今週の目次とキーワード:

  • 見城徹社長は、なぜ幻冬舎をMBOしようとするのか?
  • 意見表明報告書の訂正報告書を読み解く
  • 幻冬舎の株価推移
  • 関係者の持株比率をチャート化
    (どちらサイドがどこまで株式を取得できそうか、の票読み等)

 

訂正報告書を引用したら、A4にプリントアウトして32ページほどの大作になってしまったのですが(苦笑)、よく見てみるとほとんどは同じ内容の追記の繰り返しなので、正味は15ページくらいです。
(それでも多いですが。)

 

(ではまた)

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週刊isologue(第89号)幻冬舎のMBOは成功するのか?

今週は、幻冬舎が進めているMBOについてのまとめです。

幻冬舎が進めていたMBOに、ケイマン諸島籍のファンドから「横ヤリ」が入っていたわけですが、本日、MBOを進めている見城社長の会社「株式会社TKホールディングス」から訂正公開買付届出書が提出され、TOBの条件が変更されました。

 

こうした株式の買付け合戦は、(当事者はご心労も多いかと存じますが)、外野にとっては「眼下の敵」「沈黙の艦隊」「潜水艦ゲーム」といった、見えない敵と知恵を絞り合って戦うところが非常にエキサイティングでもありますし、証券の取引規制や「企業は誰のものか」といった本質ことを考えるのに非常に勉強になります。

今回は、この幻冬舎のMBOのケースについて、開示資料等から分析してみます。

 

今週の目次&キーワード:

  • MBOに至る幻冬舎の歴史概要
  • 幻冬舎の資本構成の概要
  • MBOのスキーム概要
  • 幻冬舎の「価値」についての考え方

(追記)

すみません、下記の論点は、今回のボリュームに収まり切りませんでしたので、来週以降に取り上げたいと思います。

  • 幻冬舎がMBOする理由
  • 「イザベル・リミテッド」の出方
  • 幻冬舎の資金

 

(取り急ぎ)

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やっと「未来」がやってきた – 日産リーフ試乗記

(追記あり:12:03、18:43)

私が子供の頃にみんながイメージしていた「21世紀の未来」というのは、人類が月や火星まで自由に行き来し、超音速旅客機であっという間に地球上のどこへも行けて、都市では高層ビルの森の中を抜ける空中の透明なチューブの中を車が走っているという姿だったんではないかと思います。

ところが、1969年には既に「♪アポロ11号は月に行ったっていうのに」人類はまだ地表からわずか数百kmあたりをうろちょろしてるし、 超音速旅客機はなくなっちゃったし、透明のチューブもない(笑)。

パソコンやスマートフォンといった情報通信系は想像をはるかに超えて発達したものの、実際の21世紀では、想像していた乗り物系の未来は、ほとんど実現していません。(ETCやカーナビ、SUICAなどの「乗り物系IT」は、ちょっとだけ子供のころの想像を上回っているかも知れませんが。)

 

本日は、神奈川県横須賀市の追浜の日産のテストコース「GRANDRIVE」で開催された、今月20日から発売される日産の電気自動車「リーフ」の試乗会にお招きいただいたんですが、やっとちょっとだけ「乗り物系の『未来』が見えた!」という感じがしましたので、レポートさせていただきます。

 

続きを読む

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週刊エコノミストの「問答有用」のコーナーに出てます

現在発売中の週刊エコノミスト

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の「問答有用」というコーナー

 

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で、(なんと4ページも!)「起業のファイナンス」や起業について取り上げていただいてます。

 

(ご参考まで。)

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幻冬舎のMBOにケイマン諸島のファンドが「横ヤリ」

(追記あり:14:44)

起業のファイナンス」の担当をしていただいた日本実業出版社の編集者の横田(@editoryokota)さんが、

30%を超えるまでよくニュースにならなかったなー。RT @fladdict: なにか起こりつつある。「ケイマン諸島のファンド幻冬舎の株30.6%を取得」http://bit.ly/feFmaS

とツイッターでツイートされてたので、取り急ぎ豆知識&私自身の頭の整理用エントリです。

 

続きを読む

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週刊isologue(第88号)大塚ホールディングスの上場準備と企業再編

今週は、来週15日に東証1部に上場する予定の大塚ホールディングス株式会社は、上場の前に、持株会社化をはじめとする、かなりコッテりしたグループ内再編や株式移動を行っています。

開示資料に掲げられた情報から、これらを読み解いて行きたいと思います。

 

今週の目次とキーワード:

  • 大塚製薬
  • 未公開株詐欺と資本政策
  • グループ再編前の増資
  • 「株式移転」で持株会社化
  • 持株会社化後の増資(その1)
  • 持株会社化後の増資(その2)
  • 怒濤のグループ内再編
  • ストックオプション

 

(ではまた。)

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「Business Media 誠」で「ちきりん」さんと対談

本日より「Business Media 誠」でちきりんさんと対談させていただいた記事が連載開始、です。

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(どうもありがとうございます>関係者のみなさま)

 

ご存知のとおり、ちきりんさんは顔もプロフィールもすべて謎のブロガーでらっしゃるので、お会いするまで、

「会ってみたら、昔 恋に落ちたあの人だったらどうしよう?」

「今朝、曲がり角でぶつかった、トーストくわえたあの女の人だったらどうしよう」
(「あーっ!あの時の!」)

等、 いろんな妄想が頭を駆け巡りました。

晴れて「おちゃらけネットワーク」に入れていただけることにも!(本文ご参照)

 

また、ちきりんさんが留学されてたのは存じてましたが、「ベイエリア(シリコンバレー)」だったということも今回判明。

連載で、数回続きます。

 

(そんじゃーねー・・・じゃなかった、ではまた)

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「ビジスパ」でもメルマガ購読できるようになりました

毎週月曜日に発行している有料メルマガ「週刊isologue」ですが、本日(12月1日)よりアルトビジョンさんが開始される新しいメールマガジン配信サービス「ビジスパ」でも購読できるようになりました。

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「ビジスパ」は、橘・フクシマ・咲江さんや城 繁幸さんなどを執筆者とし、クオリティの高いビジネス情報に特化した有料メールマガジン配信サービスを目指しているとのこと。

 

私のメルマガについては、内容は現在「まぐまぐ」さんで発行しているものと全く同じです。

発行日、料金、初月度無料、バックナンバーが買える、等の条件もすべてそろえていただけましたので、新しく購読される方は是非「ビジスパ」もご検討ください。

(注:ビジスパの場合、初月度に解約された方は課金されますが、継続して購読していただける方については初月度は無料になります。)

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