この週末は、福岡で開催されたソフトウエア開発者向けのカンファレンスで、ベンチャー企業のファイナンスの話をさせていただき、やはり今回も熱気あふれるベンチャーの方々にたくさん聴講いただきました。ご出席いただいた方、ありがとうございました。
ソフトウエア会社の方々だけあって、ツイッターでリアルタイムにいろいろ感想なども拝見できたのですが、「知らないことが多かった」「ベンチャーとは何かを理解していなかったことが理解できた」といったご意見が多いことに、またびっくり。
ネットの時代でもあり、特にIT系の会社などでは、そういった情報はベンチャー同士の間やWebなどで交換されているのではないかと漠然と考えていたのですが、やはり、ベンチャー企業のファイナンスについては、情報がありそうで無いのだなあ、と思いました。
1時間程度のセミナーでは、なかなか複雑なベンチャー企業のファイナンスについて語り尽くせませんので、このメルマガでも引き続き、ベンチャー企業について多めに取り上げて行きたいと考えています。
最近では、ストックオプションの書類の「ひな形」的なファイルを知り合いの会社からもらってきて、それに自分の会社の社名や従業員の名前を書き込んだら完成だ!と思ってる方や、実際にそうされた会社も多いかも知れませんが、今回は、「意外に考えるべきことはいろいろありますよ」というあたりを考えてみたいと思います。
・・・ということで、今回は、
- 「要項」と「契約書」に書くことを、ちゃん分けて考えているか?
- 「上場まで行使できない」条項
- アメリカと日本のストックオプションの感覚の違い
- ストックオプションと上場審査
- バイアウトを考えたストックオプションか?
- 合併等の場合(「対価」の選択)
- 「2年間は行使できない」という条項
- 相続
- 「計算式」は、ちゃんとしているか?
ご興味のある方は、下記からお申し込みください。
(ではまた。)
[PR]
話題になっている企業や経済現象をデータで分析する、有料メールマガジン
週刊isologue(毎週月曜日発行840円/月 申込月無料)
購読お申し込みはこちらから。
今月のバックナンバーは、申し込むと自動的に送られて来ます。
カレンダーに沿って月が分かれますので、月末月初はご留意ください。
(先月以前のバックナンバーはこちら から購入していただけます。)
[PR]
メールマガジン週刊isologue(毎週月曜日発行840円/月):
「note」でのお申し込みはこちらから。