週刊isologue(第3号)ソフトバンクは「大丈夫」なのか?

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メールマガジン週刊isologue(イソログ)も、今回で第3号であります。

今回は、来週に平成21年3月期の決算説明会を控えたソフトバンクさんについて取り上げさせていただきました。 

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ソフトバンクは、3年前の2006年4月24日、英国のボーダフォン・グループ等が保有していたボーダフォン日本法人(以下「ボーダフォン」)の株式をTOB(株式公開買付け)により取得、子会社化して、「携帯電話事業者」へと変身を遂げました。

「犬のお父さん」のCMが全CM中の好感度第1位で、契約者の純増数でも1位をキープしつづけており、主力の携帯電話事業の営業面は絶好調のように見えます。

一方で、先日4月10日にCDOの損失で750億円の特別損失を計上することが発表されました。また、巷では、その時に調達した1兆4000億円の資金に付随する「コベナンツ(財務制限条項)」により、ソフトバンクの経営は大きな制約を受けているのではないかと心配する人もいらっしゃるようです。
絶好調に見えるソフトバンクに不安材料は無いのでしょうか?

今月4月30日に行われる予定の「2009年3月期決算」の発表を控え、今回は、有価証券報告書、決算発表会ビデオその他ソフトバンクが開示している各種の資料から、ソフトバンクの現状をどこまで読み解くことができるのか、来週の決算報告会のどのへんに注目して見ればいいのか、一緒に考えてみましょう。

 

ということですが、「営業的に絶好調に見えるイメージの陰で、ソフトバンクにはいろいろ財務的に懸念材料がある」というようなことをおっしゃる方もいらっしゃるので、今回、ソフトバンクさんが公開されている大量の開示資料等や雑誌記事等を見直してみて、ホントの実態がどのへんにあるのか、財務データ等に立ち返って考えてみた次第です。

個人的にも、(ソフトバンクの)iPhoneを買おうかどうしようか未だに迷っておりまして(とてもアーリーアダプターと言えないですが[苦笑])、Felica対応するというウワサもあるけどアップル側がソフトバンクを[財務的に]どう見ているのか、といった点からも、ソフトバンクがどういった実態なのかを押さえておきたいと思いまして。

結果として、印刷すると20ページもの図表入りの大作になってしまいました。

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(ではまた。) 

 

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