今朝、うちのわんこが旅立ちました

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今朝、うちのわんこが息を引き取りました。
5歳7ヶ月。レプリカントよりは長生きだったとも言えますが、短かい一生でした。 

最近ちょっと元気が無く、歯ぐきの色が白っぽかったので、動物病院に連れていったのが、ほんの2週間前。そこで、「よく気付きましたね。赤血球の数が通常の数分の一に減っていて、極度の貧血状態です」と告げられました。

しばらく病院に連れて行って薬を投与していたのですが、その後だんだん食事の量も減り、ここ2日ほどは、先生に自宅まで往診に来てもらっていました。昨晩、先日行った骨髄検査の結果を見ながら、「おそらく『赤血球貪食性組織球症』で、早ければ発症から2週間、長くても数ヶ月」という診断をいただいたばかりでした。

もともとバーニーズ・マウンテンドッグの平均寿命は8年くらいと聞いていたので、飼い始めた時からそんなに長くは一緒にいられないと覚悟はしてました。しかし、つい先日までボールを追いかけて超元気に走り回ってましたし、今までほとんど病気らしい病気もしたことが無いので、親のひいき目もあって、「他のバーニーズより全然元気そうだから、これは12年くらいは生きそうだね」と話をしていたところだったのに。

思えば、生後3ヶ月で我が家に来た時から、家の中のものをかじったりして「ダメでしょ!」と叱ると、2度と同じいたずらはしないという、(人間様であるうちの高校生の息子らより)よく言うことを聞く、めちゃくちゃいい子でした。
ここ2日ほどは、食べやすくしたごはんも食べられず、栄養剤を先生に注射してもらっていましたが、(さすがに最後の日だけは起き上がる時に支えたりしたものの)、トイレも庭に出て自分でしてましたし、最後まで目にも光があって凛とした表情のままでした。食事の量が減っていたので、さすがに40kgの体重が35kgまで落ちてましたが、毛もツヤツヤのまま。

今朝深夜1時過ぎ、リビングで添い寝していた奥さんに起こされて、「パパさんがいないと眠れないみたいで、パパさんの部屋の方をじっと見つめているから来てあげて」と言われて、特別にリビングに敷いた布団で添い寝をしてやりました。安心したようで、ぴたっと体をくっつけてきて、すやすや眠りましたが、今朝5時に気付いた時にはすでに息をしていませんでした。苦しんだ様子も無く、文字通り、眠るように息を引き取った、ということかと思います。

今もただ眠っているようにしか見えないので、不思議とまだあまり悲しさも込み上げて来ません。

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犬は、飼い主が死ぬと、虹の橋のたもとで待ってくれているそうなので、またそこで会えるんじゃないかと思います。
今まで、たくさんの楽しい思い出をありがとう。くぅぽん。 

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