週刊isologue(第399号)VCの作りかた(会計・評価編その12)

今週も、IPEVの価値評価ガイドライン(International Private Equity and Venture Capital Valuation Guidelines)を見ていきます。

今回は「市場価格法」と「DCF法」による評価です。

 

目次とキーワード

  • Quoted Investments(相場価格のある投資)
  • Discounted Cash Flows or Earnings (of Underlying Business)(投資先事業のDCF)
  • Discounted Cash Flows (from an Investment)(投資自体のDCF)
  • ターミナル・バリュー

 

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週刊isologue(第398号)VCの作りかた(会計・評価編その11)

今週も、IPEVの価値評価ガイドライン(International Private Equity and Venture Capital Valuation Guidelines)を見ていきます。

今回は「マルチプル法」による評価が中心です。

 

目次とキーワード

  • 業績指標に対する倍率「マルチプル」(Multiples)
  • 「適切な(appropriate)」マルチプルとは
    • 利益マルチプル(Earnings multiples)の使用
    • 売上マルチプル(Revenue multiple)の使用 
  • 「合理的な(reasonable)」マルチプルとは
    • 買収マルチプル(acquisition multiples)と公開企業の取引マルチプル(quoted company trading multiples)
    • 類似点と相違点の特定
    • ギアリング(レバレッジ)と税金がP/Eレシオに与える影響
    • EBITDAのマルチプルおよび減価償却費
    • 相違点の調整
    • 流動性不足の影響
    • キャリブレーション
    • その他調整の理由
    • 比較対象となる最近の取引
  • 「持続可能(maintainable)」な利益/売上とは
  • 業種ごとのベンチマーク( Industry Valuation Benchmarks)

 

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週刊isologue(第397号)VCの作りかた(会計・評価編その10)

今週は、IPEVの価値評価ガイドライン(International Private Equity and Venture Capital Valuation Guidelines)の「直近の投資価格」をベースとする評価方法を中心に見ていきます。

直近の投資価格を公正価値の算定に用いるという方法は、最強の方法で、最もスタートアップ向きだと言えますが、一方で、その価格をそのまま利用してはいけない状況も多々考えられるので注意しましょう、ということになります。

(余談ですが、今回からGoogle翻訳を本格的に使って見ましたが、これ、かなりすごい。
Google翻訳がニューラルネットワークを取り入れて、英語-日本語間の翻訳が劇的に改善したというニュースを見て、(本稿はIPEVのガイドラインを翻訳することが目的ではなく、中身を概観することが目的なので)今回、使ってみたのですが、「である調」と「ですます調」が混在したり、専門用語は修正は必要ですが、下訳として大いに機能します。英文を読みこんで日本語の原稿を書くのが3倍くらい楽になった感じ。)

 

目次とキーワード

  • 3. Valuation Methods(公正価値の評価手法)
  • 相場価格のない金融商品の評価
  • 活発に取引される金融商品の評価
  • 少数株主の持分の評価
  • 為替レート
  • 評価のPDCA
  • 「主観や判断が入る評価」は信頼性が低いのか?
  • 単一の評価方法を用いる場合と複数の評価方法を用いる場合(IFRS第13号およびASCトピック820)
  • 評価方法の継続性
  • 「最近の投資価格」による評価
  • 直近の株価は「生モノ」
  • イケてるベンチャーは頻繁に増資をする
  • 直近の株価の「旬」はいつまでか?
  • 持株比率に比例しない希薄化(disproportionate dilution)
  • 戦略的に動機付けられている投資家(investor motivated by strategic considerations)
  • 最近の投資の価格を用いることは「原則」ではない
  • 一般的なマイルストーン/ベンチマークと評価
  • 公正価値の変動の典型的な指標
  • 減損の兆候との違い
  • 「市場参加者がどう考えるか」が軸足

 

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週刊isologue(第396号)VCの作りかた(会計・評価編その9)

今週も、IPEVの価値評価ガイドライン(International Private Equity and Venture Capital Valuation Guidelines)を見ていきます。

今回は、先週Section Iで見たガイドラインの解説部分、「Section II: Explanatory Comments – Measuring Fair Value」(公正価値測定注解)を見ていきます。

また、なぜ欧米はIFRSやUS GAAPを使っていて、日本は公正価値ベースになっていないのか、なぜ日本だけM&A時の「のれん」を償却するのか、なぜ日本ではコーポレート・ガバナンスの問題が多々発生するのか?等、日本のいろいろな問題を考えてみると、一言で言って日本の経営者の多くが「投資脳」になっていないからじゃないか、という仮説を思いつきました。

 

目次とキーワード

  • 1. The Concept of Fair Value(公正価値の概念)
  • 2. Principles of Valuation(評価の原則)

 

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