週刊isologue(第167号)ベンチャーキャピタル研究(問題意識編)

今回は、今までやってそうでやってなかったベンチャーキャピタルによる資金供給について、深堀りしてみます。

ベンチャーキャピタルは、ベンチャーへの資金供給の大動脈、というイメージがあります。ところが、日本について言えば、ベンチャーキャピタルは必ずしもベンチャーへの資金供給の中心になっていないんじゃないでしょうか?

以前は2000億円以上あったベンチャーキャピタルによる年間投融資額が、現在では年間450億円程度まで落ち込んでいるという情報もあります。

しかし、逆に450億円もどこに投資されているのでしょうか?

今回は、2000年以降上場した時価総額の大きい主立ったベンチャーの目論見書と、その株主の状況や増資の内訳をひもといて、実際に、どういったベンチャーキャピタルが、どういう会社にどの程度投資をしてきたのかを見ていきたいと思います。

目次とキーワード:

  • 楽天株式会社
  • 株式会社ディー・エヌ・エー
  • 株式会社ミクシィ
  • グリー株式会社
  • 株式会社スタートトゥデイ
  • ライフネット生命保険株式会社
  • まとめ

 

(ではまた。)

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本荘修二さんの記事「しっかりしろ起業家たちよ 」ご紹介

本荘修二さんの記事「しっかりしろ起業家たちよ – 日本の間違いだらけスタートアップ・ファイナンス

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が、ネット上などですごい反響です。
この記事、ベンチャーが陥りやすい罠をリアルに説明しておりますので、これから起業されようという方はぜひ一度お読みになることをお勧めします。

で、この記事(7ページ)でご紹介いただいたおかげで、拙著「起業のファイナンス

起業のファイナンス ベンチャーにとって一番大切なこと
磯崎 哲也
日本実業出版社
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がAmazonでひさびさの103位となっておりますので、記念にスクリーンショット撮っておきます!(どうもありがとうございます>本荘さん)

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(ではまた。)

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週刊isologue(第166号)Facebookの時価総額を考える

Facebookの株価、下がってますねー。
ご存知のとおりFacebookは公募価格38ドルでIPOしたわけですが、先週金曜日の終値では28ドルを割り込んで、27.72ドルで終わっています。

ということで、今回は、上場後株価が低迷しているFacebookの時価総額について考えてみます。

「Facebookのビジネスから考えて、今の時価総額や株価が適正なのか?」といったことを考えている人はたくさんいらっしゃると思いますが、今回は、発行済株式や潜在株式などを詳細にきちっと見ていき、それをベースにどういったことが言えるのかを考えてみました。

(数値がたくさん出て来るので、図解を多用してみました。)

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目次とキーワード:

  • 時価総額のベースとなる株式数は?
  • 株式数は最も基本的な数値のはずなのに、なぜバラバラ?
  • 公募増資分と売出し分
  • 上場直前と直後の株式数
  • オーバーアロットメント分はどう考えるか?
  • オーバーアロットメントで証券会社はどのくらい儲かった?
  • TechCrunchの数字の根拠は?
  • Yahoo!、Google、WSJ等の数字の根拠
  • 株式数、企業価値と議決権との関連図
  • 潜在株や今後の浮動株の株価への重しの度合いは?
  • ザッカーバーグの支配は続けられるのか?

ご興味がありましたら、下記リンクからご購読いただければ幸いです。
(初月度無料。本日23時50分配信予定。)

(ではまた。)

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今月のMac Fan誌に登場させていただいてます

なんと、数年前にMacに乗り換えたばかりのにわかAppleファンの私めが、おそれおおくも今月のMac Fan誌(2012年7月号)に登場させていただいてます。

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Mac Fanって、私の勝手な思い込みとしては、Apple IIとは言わずともPowerPC時代から使ってるくらいじゃないと出入りさせてもらえないイメージがありましたが(笑)、最近は、iPhoneやiPadの普及で、Apple系総合雑誌として読者層も広がっているとか。ちなみに、ネットの有料雑誌の中では最も売れている雑誌の一つだそうです。

ちなみに、私の前の回はインフォテリアの平野社長でした。

「アップルの世界一の時価総額に何を学ぶか?」というテーマですので、機会があれば書店などで手に取っていただければ幸いです。

(ではまた。)

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