週刊isologue(第279号)シード投資スキーム「日本版safe」(登記・税務編)

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以前この週刊isologue第254号で、米国シリコンバレーのスタートアップ・アクセラレーター「Y Combinator」が採用した投資スキーム「safe」を日本にあてはめた「日本版safe」を考えました。
(第274号では、500 Startupの新投資スキーム「KISS」について考えてみました。)

今回は、この日本版safe(または日本版KISS)のような、シンプルな日本版のシード投資スキームの実現可能性について、登記や税務の観点から、さらに考えを進めてみたいと思います。

いつもと同様、当然のことながら、これは法的助言を行うことを目的とするものではなく、財務的な観点から、この「KISS」がどのような性質のものかを考えるためのものです。実際の解釈や運用にあたっては、弁護士等の法律専門家の意見を参考にしてください。

 

目次とキーワード

  • 「日本版safe」の基本的位置付け
  • 「safe」による株式の発行は登記できない?
  • 「DES」による迂回方法
  • 「1円増資」方式
  • 税務上のリスクを考える
    • 税制適格ストックオプションの条文
    • 税制非適格ストックオプションの条文
    • ストックオプションの税制の条文の解釈
      • 税制適格ストックオプションは、無償発行に限られない?
      • 「有償発行なら、必ず税制適格」ではない
      • 証券でない場合には、時価発行でも税制非適格?
    • 税務上のリスクは、通常のストックオプションよりは小さい
  • まとめ
 
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(ではまた。)

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