いまさらですが、Google+は知的生産のツールとしてかなりいいかも

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(この記事は、昨晩、Google+上でディスカッションさせていただいたことに、ちょっと手を入れたものです。)

 

mixi、Facebook、Twitterなど、いろいろなSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)があるところにさらに、Googleが今年6月から「Google+」(グーグルプラス)というSNSをはじめました。みなさんの中には、どれを使ったらどうなるのか、イメージがつかめない方も多いのではないかと思います。

私もGoogle+のアカウントを作ってみて今までいろいろ試行錯誤していたのですが、いまさらかも知れませんが、このGoogle+は知的生産のツールとしてかなりいいかも、と思い始めています。

 

高機能なアイデア・メモになる

今のところ、周りで使っている数がTwitterやFacebookの方が多いという人がほとんどだとだと思いますので、投稿した場合のレスポンスは、それらの方が多くなるのではないかと思います。「コミュニティとしての楽しさ」は、それらの方がまだまだ上じゃないかと思います。

ただし、TwitterやFacebookは、自分が書いたことを後から探し出すのがちょっと難しいことが多い。
せっかく「お、この記事はいいな」と思って、みんなに紹介しても、後から「あれ、どこにあったっけ?」ということもしばしば起こります。(せっかく時間を使って書いたのに、ちょっともったいない。)
Twitterでは保存出来るツイートの数にも上限がありますし、そもそも140文字までしか書けないので、制限を気にしながらうまく書ける人でないと、ちょっと使いにくいと思う人もいると思います。

 

この点、Google+はFacebookと同様、文字数を気にせずに書くことができますし、Facebookと違って、後から誤字や脱字を発見したり追記したいことが発生したときに、ブログ感覚で修正を行うことができます。(Facebookだと、今のところ記事丸ごと削除しないといけないと思いますので、私は投稿する前に、かなり推敲に気(と時間)を使ってしまいます。)

また、「さすが検索のGoogle!」というか、Google+の検索を使うと、過去のものも他人の投稿も含め、高速な検索一発で目的の記事が出て来ることが多いです。
(キーワードを入れて検索した後に表示される「すべてのユーザー▼」の▼マークのところから「自分」を選べば、自分の投稿 かつ 検索キーワード で調べることができます。

 

このため、面白そうな記事を発見したときや、何かを思いついて他の人の意見も聞きたい時には、メモ代わりに気軽に投稿しておけば、巨大なアイデアノートとして活用することができます。
私は「Evernote」というサービスを使っていますが、Evernoteを使う目的のかなりの部分は、Google+で代用できる気がしてきました。

Google+では、「サークル」という「人の集合」を設定して、自分の投稿を誰に公開するかを自由に決めることができます。
「自分一人だけが入るサークル」を作っておいて、そのサークル宛に投稿すれば、他人からは見えない情報のクリッピングが簡単にできます。

もちろん、この投稿は他人からは見えませんが、Google+上での検索にはちゃんと引っかかります。
ただし、公開先を間違うと怖いので、例えば守秘義務のある仕事のメモなどを投稿するのは、やめておいた方がいいかも知れません。
「いずれは公開も考えているけど、まだ自分の中で評価が定まっていないこと」「未読だけど面白そうな記事」などを投稿するのに向いているかも知れませんね。

 

意見交換のツールとして

なにか新しいことを考えている場合には、自分の固まりかけたアイデアを他人にぶつけて意見を聞きたい時があります。

こういう場合にも、Google+では、公開する対象の「サークル」の範囲を自由に決められますので、「世間に広く問いかける」のか、「法律や会計の専門家だけに問いかける」のか等を選ぶことができます。

新しいことを考える際に、「投稿でアイデアをぶつける」「コメント欄で、いろんな人から意見をもらう」といったことをすると考えもまとまっていくことが多いと思います。

 

Twitterは文字数が少ないので、気軽に意見をもらうのには向いているのですが、文字数が少ないだけに、ポロポロと細かくわかれていて、放っておくとせっかくもらった意見がどこに行ったかわからなくなってしまうことも多いかと思います。「Togetter」などのサービスでまとめてくれるボランティア的な人がいる場合はいいのですが、そうでないと、せっかくの議論が逸散してしまってもったいない。

また、文字数が短く、良くも悪くも気軽に投稿できるので、どうしても文章が舌足らずになる確率が高まってしまいます。それをとがめる人が現れ、「おまえ読解力が欠如してるんじゃないか?」「なんだと?」・・・といった不要なバトルが発生することも、よく目にします。

Google+は文字数制限を気にせずに書いてもらえますし、検索機能が充実しているので過去の議論をキーワードなどで探し出すことが、より容易になっています。
また、コメント欄に意見をもらえば、一つの投稿に、ある程度まとまった知見がたままっていくことにもなります。

 

さらに、Google+には「ハングアウト」というビデオチャットの機能があります。
ちょっと未来的な使い方になりますが、文章を書くと長文になってしまって手間をおかけしてしまうというような場合については、ハングアウトに移行して、生の声をぶつけ合うといったことも可能かと思います。

また、Googleでは今後、少額課金のしくみも導入しようという計画もあるので、「プチ・セミナー」的な使い方も可能かも知れません。
(例えば、一人が何かコストをかけて調べたことを発表する場合、その実費などを参加者で分担する、等。)

物理的に集まるセミナーや飲み会の何百分の1、何十分の1のコストでできますし、海外の人など、物理的には集まれない人ともディスカッションすることが可能になります。

下記のビデオでは、離れた場所にいる女の子たちがQueenの「ボヘミアン・ラプソディー」を歌っていますが、そうした「娯楽」に留まらない使い方も可能かと思います。

 

 

下記のGoogleの「初音ミク編」のCMは、オンライン上のクリエイティブな共同作業という意味で、より前述の知的生産への活用のイメージに近いですが、「ベンチャーで○○をするとき、みんなどうしてますか?」といった、より「堅い」仕事のディスカッションなどにも使える可能性があると思います。

 

 

ご参考まで。

 

(ではまた。)

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