週刊isologue(第45号)起業を増やさナイト!

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今週の週刊isologueは、来る2010年2月24日(水曜日)18時から行われるイベント「起業を増やさナイト!」のご紹介と、日本で起業を増やす意味について考えてみたいと思います。

現在、日本でのベンチャービジネスの起業は決して活発と言えず、ベンチャー企業の上場もここ数年、年を追って減少しています。
(昨年の新規上場は、ついに20社を切ってしまいました。)

既存の企業が変化できる範囲には残念ながら限界がありますので、新しい企業が誕生して成長しないことは、中長期的に見て日本のピンチであります。ホンダやソニーをはじめとして、現在NHKの大河ドラマ「龍馬伝」で盛り上がっている三菱グループまで、現在の日本の大企業のほとんども、元はベンチャー企業だったわけです。
そうした大企業で働くことも、もちろん立派なことではありますが、全員がそれを志向してしまうと、日本は成長していかないのであります。

ーーー

こうした状況に危機を感じて、日本テクノロジーベンチャーパートナーズ代表の村口 和孝さん、レオス・キャピタルワークスCIO(最高運用責任者)の藤野 英人さんといっしょに、来る2010年2月24日(水曜日)18時から「起業を増やさナイト」というイベントをやることになりました。

「起業を増やさナイト」
詳細・お申し込みは、以下のURLで。
http://kigyoka.com/kigyoka/public/news/news.jsp?id=1130

 

私個人的には、日本でももっと起業が増えて欲しいと思っておりますが、やはりリスクがあることですし、人生の少なくとも一時を賭けることですので、本来は私なんぞが積極的にお勧めすることじゃないと思っております。

資金調達がほとんど不要で、自分の好きなことで起業するのであれば、(ハッピーにやってらっしゃる方が非常に多いのに、意外に知られていないので)まだお勧めできるのですが、ベンチャーキャピタルや銀行から資金調達をして事業をするというのは、リスクもグンと高くなります。

このため、

「起業したくてしたくてしょうがない」
「起業する以外に道がない」

という人に、「考え直せないのか?」と問いただした上で、「それでもやる」というなら適切なアドバイスする、というくらいでいいのかな、と思っていました。

しかし、私も起業に関わる仕事をして10年が過ぎましたが、ふと見渡すと、起業に関して適切な情報は全く供給されていない。
もちろん、上場準備に入るといった段階になれば、証券会社、監査法人、取引所、弁護士など、いろいろな人がアドバイスをくれるようになります。しかし、これから会社を作って資金調達をしようかという段階の人に、その後、上場したり誰でも名前を知ってるような企業にまで成長したりといったところまでのシナリオの「イメージ」がうまく供給されているかというと、まったくそうではない。

10年も経ってそれに気づくとはマヌケですが、成功するベンチャーであれば、自分でそれくらいの情報は探し出すだろうと思っておりました。

しかし、最近いろんな方に聞いてみると、
「自分が起業なんかできるわけがない。」
「起業したら、借入金の保証人にさせられて、失敗したら日本では敗残者扱い。」
という、誤ったイメージが蔓延してるなあということに気づきました。

本来、起業したら成功するはずの人が、正しい情報が無いばかりに起業という選択肢を考えもしないとしたら、社会としてはすごい損失なので、改めてこれではいけないと思った次第であります。

 

ということで、今回のイベントは、講師をさせていただく3名が、本気で日本の現状に危機意識を感じて手弁当で集まっております。「起業を煽って金を儲けよう」ということではありませんので、念のため。(笑)

多少のことでは起業熱が燃え上がるとはとても思えない昨今の経済状況ですので、少しだけ煽っておきますと、起業が少ないという状況は、ライバルが少ないということであり、起業の大チャンス(かも知れないの)であります。

 

「まさか自分が起業なんて!」という方もぜひ、起業がどんなもんか覗きに来ていただければ幸いです。

申込URL:
http://kigyoka.com/kigyoka/public/news/news.jsp?id=1130

 

 

というわけで、今週の目次とキーワード;

  • 国全体では資金はダブついている
  • 「資金循環マンダラ 」(再掲)
  • 必要なのはカネより「知恵」
  • 日本は「失敗者に冷たい国」ではない。
  • 「ヒト」の循環が重要だ
  • 金や制度は短期間で用意できても「知恵」が集まるのは時間がかかる
  • まずは起業家を増やすこと。そして成功例。 

ご興味のある方は、下記からお申し込みください。

(ではまた。)

 


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