「格差」を生むTwitter

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数日前にツイッターで私(@isologue)をフォローしてくださる方が4000人を超え、昨日は遅ればせながらやっと「日本(語)で100位」に入ることができました。

 

(いつランク外になるともわからないので今のうちに記念スクリーンショット。
 99位に入ってます。)

200910140927.jpg

 

ところが、私のアカウントが10人単位でコツコツとフォロアーを増やしているのに対し、日本の上位25人は既にフォロアーが5万人を超え、上位10人くらいになると1万人単位のペースでフォロアーを増やしています。

 

私から見ると、遠い星ほどすごい速さで遠ざかる「赤方偏移」みたいなもんで、追いかけても追いかけてもますます差が開いて行く感じ。先頭集団から放たれる光は赤外領域に入って、既に可視光ではよく見えません。(笑)

世界ランキングになると、上位20人は200万人とか300万人のオーダーになってます。

ツイッターというのは、「全員が同じものを見る」のではなく、主にそれぞれの人が選んだフォロー先が見えています。

ですから、例えば、ある場所で悪口が言われていても、それは必ずしも多くの人からは見えないので、ブログにおけるコメント欄炎上とかのように「ポジティブ・フィードバック」が働いて大きなムーブメントになるといったことが起きにくい構造になってます。

現実社会で一般の人が突然「炎上」に巻き込まれるなんてことは少ないですから、そういう意味では、ツイッターは非常に日常生活の構造と似ていると言えます。

一方で、「影響力の少ない人がいくら叫んでも、全体にはほとんど影響しない」とか「有名人はますます有名になっていく」といったところも現実社会に似てます。
そういう意味では、「無名の人がある日突然有名に!」といった、ブログ等のメディアにあった「おもしろさ」はツイッターでは半減している気もします。
つまり、「みんなに平等にチャンスがある!」という、インターネットにありがちなパラダイス的幻想はよくも悪くも存在せず、現実社会と同様の「格差」があって、現実世界と同じ悲哀が漂います。(笑)

 

私にとっては、ツイッターは既に、新聞やテレビなどの既存メディアを含めた中でも最も強力で有用なメディアになっているのですが、日本の1億人の人の大半にとってはあまり面白くないのかも。

SNSのFacebookとツイッターの差が拡大しているというTechCrunchの記事もありますが、ツイッターは、今のままだと特定のニッチな存在に留まっちゃうのかも知れません。

 

【追記19:59:「ツイッターでマーケティング」等、ビジネス用途でのご利用をお考えの方のためのご参考情報です。】

 

(ではまた。)

 


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「格差」を生むTwitter” への3件のコメント

  1. やはりマーケットには早く参入した方が良いということなのでしょうか。99位おめでとうございます!

  2. 個人的には逆のような気がしてます。
    確かに一時的な「炎上」で有名になるのはブログの方が簡単ですが(扇動的な記事を書いてTBしまくればいい)、それで有名になっても嬉しくないし(^^;)、継続的な読者を増やそうと思ったらTwitterの方が簡単だと思います。フォローすれば何割の人かは返してくれるし。ブログで読者(例えばRSSリーダーの購読数)を増やそうと思ったらかなりの労力が必要です。
    あとTwitterの面白いところは参加が容易なところですね。上位にbotがいくつか入ってるように(自分もですが…)、文章が書けなくてもプログラムが書ければなんとかなります。逆に文章力のある人にとってはつらいかもしれませんが。