カブドットコム証券株式に対するTOB

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基本的に当ブログでは私が関わっている会社についてのコメントはしない方針ですが、

カブドットコム証券株式会社
当社株式に対する公開買付けに関する意見表明のお知らせ
http://www.kabu.com/company/pressrelease/2007/20070305_2.asp
https://www.release.tdnet.info/inbs/33050810_20070305.pdf(リンク切れ)

「実質的に支配権が移動する一部買付けの場合に、企業価値や買付価格についてどのように考えたらいいか。」
「特別委員会の設置と利益相反等の可能性の検討。」
「TOBされる企業自身がTOBの復代理人。(恐らく過去に前例無し。)」
など、一部の方にはご興味あるかも知れない論点がいろいろ入っておりますので、ご参考まで。

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カブドットコム証券株式に対するTOB” への3件のコメント

  1. 合意性TOB(株式公開買い付け)時代の始まり。

    昨日、このブログ記事で、『1998年のシティーコープによるトラベラーズの8,000億ドル超のM&A合併、これによりシティーコープは時価総額28兆円の世界最…

  2. 4ページより
    >公開買付価格が高く設定されればされるほど望ましいとは必ずしもいえないこと。
    適法なTOBである時点で株主公平は達成されていると考えてよいと思うので(そもそもそれがTOB強制の法趣旨の一つのハズ)、やっぱり、買付価格が高く設定されればされるほど(株主にとって)望ましい、と単純に私は思うのですが・・・

  3. 資料を読んでのわたしの理解と推測は、
    ・カブドットコム側は、自社の企業価値は今の株価や公開買い付け価格より高いと思っている
    ・しかし、今の価格でTOBを受けるほうが、将来CFが高まり企業価値はもっと高まるであろう
    ・だから、買い付け価格を引き上げる戦術に出て、話が流れるorその後の経営戦略にマイナスが出るよりも、この話を現状の条件で受けたほうが既存の自社株主のためにもなる
    というものです。「買付価格の考え方が非常に複雑で」という点に関するまったくの推測です。
    p4・D(ii)は、1)企業価値の算定は業績が株式市況次第でボラタイルゆえ、プラスの材料はあっても予想が困難、2)でも、企業価値の確率分布を予想すると、分散が大きい分を割り引いた(平均値から不確実性プレミアム分を差っぴいた)としても、今の買い付け価格はちょっと安いと思う、と言っているように読めます。
    仮に平均値に対する予想が両者で等しくても、不確実性に対する対価は買う方の企業が決めることなので、結局、バーゲニングパワーを考えれば、現在の条件に応じるほうがよい、ということでしょうか。