カントリーリスクと正常性バイアス

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日頃、仕事は日本ドメ中心で、あるとしても先進国関連なので、カントリーリスクを日頃意識することはなかったのですが。
たまには親孝行をと思って、春休みに私と奥さん双方の両親をつれてセブ島に(格安)バカンスでも、と思ったらフィリピンが国家非常事態宣言ですと。
(慣れないことをすると、これです。)
以前、タイからの来客があったときに、ちょうどタイでクーデターがあったので、あわてて「大丈夫ですか?帰国できるんですか?」と聞いたら、「いやー、毎年1回くらいはかならずクーデター騒ぎがあるので、お祭りみたいなもんですよ」と動じる風もなかったので、東南アジアだったらそんなもんなのかも知れませんが。
サリン騒ぎの時も、外国の人は「トーキョーは大丈夫なのか!」と心配してくれましたが、別に住んでる方は別に何にも感じなかったわけで。
(「正常性バイアス」ってやつでしょうか。そういえば、バブルも、よその国から見ると明らかに異常なのに、その国でどっぷり浸かってると気づかないんですよね。)
−−−
ということで、私はともかく、じーさんばーさん、女、子供らは、「止めとかない?」という意見だったので、とりあえずキャンセル。キャンセル期限がちょうど今日までだった。運が悪かったのかよかったのか。
(ではまた。)

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カントリーリスクと正常性バイアス” への5件のコメント

  1. う〜ん、釈迦に説法みたいで恥ずかしいですが、タイだと尊敬されている王様がど〜んとしっかりいて、
    クーデターをした方もされた方も王様の裁定に必ず従い、国民の身が危険にさらされるようなことにはならないという
    実績がたっぷりあるのに対し、フィリピンだと民衆を巻き込んだお祭的騒乱になりがちという怖さがありますよね。
    まあ、マニラから離れたセブも同じというわけでもないような気もしますけど。

  2. >タイだと尊敬されている王様がど〜んとしっかりいて、クーデターをした方もされた方も王様の裁定に必ず従い、国民の身が危険にさらされるようなことにはならないという実績
    なーるほど。「王様」(実績)の差があるわけですね。
    (「東南アジア」とひとくくりにしちゃって、すみません。)
    今回、あらためて世界をぐるっと見回して見て、「日本ってなんでこんなに平和なんだろう」と思いましたが、社会としては、
    理屈(共産主義)<神(&ルール)<(「歴史」のある目に見える)王様
    って感じで「信用」の根源が抽象化するほど、「のんびり感(安定感)」が減る気もいたします。
    「皇室典範の改正」とかあまり興味がなかったんですが、21世紀においても非常に重要なのかも知れないなあと、今、生まれてはじめてピンと来ました。ありがとうございます。
    ベンダー独自ネットワーク<インターネット<テレビ
    みたいな感じでしょうか。
    (ではでは。)

  3. なるほど、面白い視点ですね。
    タイの場合、現在の国王は人格者として尊敬されているそうなんですが、息子が跡を継いだら今と同じようには行かないのではないかと結構おおっぴらに言われているみたいですね(王子より王女の方が人気があるらしいです)。私のタイ人の知人はみんな口を揃えてそんな風に言っていました。フィリピンは国王−首相という形ではなくて、大統領制ですもんね・・・。

  4. 非常事態はさておき、平時の危険度も、圧倒的に
    フィリピン>タイ
    ですからねぇ・・・結構いろんな国に行ってますが、マニラは怖いです。

  5. フィリピンは「一応」非常事態宣言?(~_~メ)

    先日の軍によるクーデター計画で非常事態宣言が発令されているフィリピンですが、現地の私の親友(嘘\(^_^)/こないだブログで知り合ったばかり)によりますと…