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March 28, 2005

ナゾのプレスリリース(ライブドア−フジテレビ)

(追記:本日の会見、(案の定、というか)、キャンセルになったようですね。/追記)

tao2yao1さんにコメントで教えていただきましたが、

日曜日(今日)の21:00に同時に発表。
わざわざ、これだけの内容を!

当社(注:株式会社ライブドア)は、株式会社フジテレビジョン(本社:東京都港区、代表:村上光一)と、株式会社ニッポン放送(本社:東京都千代田区、代表:亀渕昭信、以下ニッポン放送)を含めた今後の関係について協議を行っておりますので、ここにあらためてお知らせいたします。

当社(注:株式会社フジテレビジョン)は、株式会社ライブドア(本社:東京都新宿区、代表:堀江貴文)と、株式会社ニッポン放送(本社:東京都千代田区、代表:亀渕昭信)を含めた今後の関係について協議を行っておりますので、ここにあらためてお知らせいたします。

株式会社フジテレビジョンと株式会社ライブドアが、適時開示に日曜日の21時同時にプレスリリースを投げています。

これをどう読むかを考え出すと、非常におもしろいですね。

両者が、(少なくとも事務レベルで)かなり意思疎通ができてないと、こういった(一見どうでもよさそうな)内容のプレスリリースを全く同時刻に投げるという息のあったことはできないはず。

本日の日経朝刊(9面)では、

ライブドア幹部は同日、「二社間で直接協議しており、北尾氏が仲介しなくても提携交渉は可能」と発言した。二十八日にライブドアの堀江貴文社長との会談を調整している北尾氏をけん制する狙いもあるようだ。

とあります。確かに、本日の北尾−堀江会談に向けて、ライブドアにとってはプラスの材料だと思いますが、フジテレビ側がそれに付き合うメリットがどこにあるのか?

もしかしたら、フジテレビ側も、このままでいくと北尾氏のペースにハマり過ぎちゃうという恐怖をうっすらと感じているのか。

それとも、北尾氏が孫さんに恩を売ること等も考えて、ネットの事業はライブドアともちゃんと交渉した結果、ソフトバンクと組むことにしたということにした方が公平感が出ますよ、というような北尾氏側の振り付けのアドバイスを踏まえたものなのか。

ライブドアやニッポン放送にとっては、3月末にかけて、「ソフトバンク(I)−フジテレビで決まり」ではなく、不確実性が残っていた方が株高要因だと思いますが、ソフトランディングさせるために必要など、何らかの理由で株価を安定的に保つ必要があると考えているのか?
(ニッポン放送の株価が、3月末で仮にライブドアの平均取得単価を割り込んだとしても、4月に入ってすぐに平均取得単価を上回る価額で譲渡または交換が成立すれば、必ずしも中間期末で評価減しろということにもならないと思いますが・・・。ライブドアの株価のMSCBへの影響を配慮?)

それとも、あんまり深い意味はないのか。

−−−

もうソフトバンク(I)−フジテレビで決まり、ではなく、まだちょっとお楽しみが残っているのかも知れませんね。

(ではまた。)

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コメント

私の勘ですが「恐怖説」の方があたってるような。たぶん彼と一度でも会ったことがある人なら皆そう思うはず。(因みに日経BPとのごたごたはどうなったのだろう?)

北尾氏のあの自信たっぷりの記者会見といい、今までの彼の言動を思い起こすと、単なるフジサイドの救援とはとても思えませんし、不謹慎かもしれませんが、日枝さんひょっとして自分が追い出した創業者と同じ立場になるんじゃないかな〜なんて考えてしまいますね!

どのような判断の元にこの情報開示が必要であるとの意思決定を行ったのか?
そもそもこの内容ではプレスリリースとしなければならなかった理由が皆目見当がつかない。
例えば「一部報道において交渉打ち切りと報じられておりますが、そのような事実はございません。」ならば分からない訳でもないが、そんな感じでもない。
仮に投資家をミスリードしようとする意思が働いたとしても、稚拙な印象を拭えない。
一体、この会社の情報管理、開示等の方針はどうなっているのか?

勝手に「大人の解決法」を妄想してみる。
フジテレビとニッポン放送はTOBが失敗したわけですから、いずれにせよ経営者は責任を取らざるを得ません。今後はライブドアやSBIという外部からの影響を可能な限り排除することしか出来ないのかも知れません。ポニーキャニオンは諦めざるを得ないのでしょうか。
ライブドアはフジ・サンケイグループへ影響力を行使できるスキームを確保することが最優先でしょうか。フジテレビのコンテンツが手に入ればよかったのですが、少なくともポニーキャニオンというキャッシュ(公開利益)を産む「金の卵」は確保したいところ。
ですが、第一四半期の決算短信でわかるように借入金で関係会社の資金繰りを支援しなくてはいけなかったり、ニッポン放送株の発行株式数の50%超を確保するキャッシュを用意できなかったことをみると、資金繰りに問題があるようにも見受けられるので、ニッポン放送を通じてキャッシュを調達できれば少々のことは目をつむるかも知れません。
SBIは、フジ・サンケイグループにかかわることで、少なくともポニー・キャニオンの公開に関わる利益が欲しいところでしょう。
堀江社長は会社をビジネス上の道具にしか思っていない節があるので、あっさりライブドアを手放してしまうかも知れない(笑)

>なみたけさん

無駄な開示情報って絶対にないと思うんですよ。
必ずその情報には何らかの意味がある。
問題は、「誰にとって」意味のある情報か、という点です。

私も、この開示情報になみたけさんのように違和感を覚えました。
ということは、おそらく一般の投資家や外野の人間には重要性のない情報なんでしょう。
となると、この情報を受け取って、反応を起こす人間はおそらく当事者の中にいるかと。

LD、LF-CX以外の当事者。
北尾氏、もしくは村上ファンドへ宛てた意味深なメッセージ、かなあと。

首脳会談中止の原因の一つは、自己顕示欲ギラギラの北尾CEOが3月25日に、会談の予定を公表したばかりか、当初、堀江社長を「堀江君」と呼んでいたからではないでしょうか?

今晩はいつも楽しく拝見させていただいております。私は少なくとも現状においてはライブドアは北尾さんと会うメリットはないと思います。これに関連する記事を書きましたのでTBさせてください。

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