トラフィック爆発時代の自社の「立ち位置」

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先日のエントリー「Googleニュース日本版と「新聞の意味」(追記)」で、
「やはり、『既存メディア』が相対的に力を失って『分散化』が進んでいるという傾向は、世界的には当たってそうです。」
と書きましたが、考えてみるとこれは当然かも知れません。
image004.gif
Wall Street Journal(再掲)
「everything over IP」で「ユビキタス」な時代になってくると、ネットを使っている時間の内訳は、リアルの生活の時間のそれに漸近してくるはずですが、普通の人が「新聞」を読む時間というのは、1日5分とか10分とかそんなもんかと思います。
超長期には、新聞的情報のトラフィックのネット全体に占める比率は、
5分÷起きてる16時間=0.5%
あたりの数字に収束していっても不思議ではない。
しかも、それは全世界の新聞のトラフィック合計の話ですが、Alexaのグラフは中国のトラフィックもルーマニアのトラフィックもすべて含む概念なわけですから、日本やアメリカの特定の一新聞の相対的位置づけは、より早いスピードで低下するかも知れません。
ネット全体のトラフィックが爆発的に増加しているので、新聞に限らず、既存ネット上のサービスは、「同じこと」をやっている限り、すべて相対的な位置づけは右下がりになっていくことは間違いありません。
右下がりにならないためには、「新聞だけどblog的要素もある」とか「新聞だけどSNS的要素もある」などのエマージングな(おはしたない)要素をどんどん取り入れていく必要があるんでしょうね。
タイムワーナーがAOLと合併したのも、そういった危機感からだったかと思いますが、そうした既存メディアが新しい領域に乗り出そうという試みが成功するか(儲かるか)どうかは、当然、また別の話になります。
(ではまた)

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