デット・デット・スワップ(DDS)

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昨日の日経新聞朝刊3面に、「債務、資本に転換 金融機関に金融庁促す 経営再建しやすく」ということで、デット・デット・スワップ(DDS)の記事が載ってました。
「資本に転換」といっても、法律上の性質は資本ではなくデット(借入)ですが、劣後条件がついているもので、金融庁の金融検査マニュアル上は、資本とみなして検査する、ということです。
「今までの貸付を(貸し手から見て)より条件の悪い劣後貸付にシフトさせる」ことで、逆に「追い貸しがしやすくなる」というのもなんか腑に落ちない気がするかも知れません。少なくとも倒産したときの回収可能性は、理屈としては優先株式などにデット・エクイティ・スワップ(DES)するよりは高いわけですが・・・。(普通の債権>劣後債権>優先株式>普通株式)
とりあえず、本日はコメントはおいといて、関連するリンクのみご紹介とさせていただきます。(では)
金融検査マニュアル別冊〔中小企業融資編〕改訂案の主な内容(金融庁)
(経済産業省)
「商工組合中央金庫と中小企業再生支援協議会の連携による
デット・デット・スワップ(DDS)第1号案件について」

商工中金 デット・デット・スワップ(DDS)第1号案件への取り組みについて(平成16年3月11日)
今般、商工中金は、東京都中小企業再生支援協議会と連携して再生計画の策定を支援している中小企業者A社(東京都の金属製品製造業者)に対して、デット・デット・スワップ (以下、DDS)を用いた再生支援に取り組むこととしました。
本件は、2月26日の金融検査マニュアル別冊(中小企業融資編)改訂後、同マニュアルに沿ったDDSとしては、コベナンツの内容を含め中小企業者に適用した我が国で初めての取り組みです。

商工中金のDDS契約書(参考例)
中小企業金融におけるデット・デット・スワップおよびコベナンツの活用
(新業務対応ワーキング・グループ報告書 要旨)
平成16年2月 第二地方銀行協会

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